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ほめられる
子どもはほめられるとやる気になる。

ほめられて、

うれしくなる。


みんな、
自分を肯定したいから

ほめられれば
安心する。

ほめられたことに安心する。

でも、ほっとしたのもつかの間、

また、叱られる。

なんだ、ぼくはやっぱりダメなんだ。

と、がっかりして…

いつの間にか母に
ほめられることが目標になっている。



そんな子は
叱られた原因を考えるのではなく、
叱られてことだけに意識が向いてしまっている。

だから
せっかくほめても
ちょっと叱ると
すぐに

「この間はほめてくれたのに、
結局、ぼくのことなんて
認めてないんだ」

「私のやり方は
ダメだって言いたいんでしょ」


となってしまう。

konoko

「ほめて育てる」といいのよ。と
アドバイスをしてくださる先生がいらっしゃいます。
わたしもそうだと思っています。

でも、ほめて育てるときは
この点に気をつけたいですね。


何をほめられているのか、
何を叱られているのか、
それをしっかりと伝えることに
気を配っておきたいですね。

小林麻央さんのご逝去を受けて
小林麻央さんが逝ってしまわれました。

今朝早くに
それを知ったわたしです。

同じ母として
4歳や5歳の幼子を残していく辛さ。

それははかりしれないものでしょう。

心配で、心配で
どうしようもないわが子。

どれほど病を憎まれたことでしょう。

どれほど悔しかったことでしょう。

どれほ無念だったことでしょう。


麻央さんの頑張りを
ずっと拝見してきたわたしたちは
もう一度確認しなければなりませんね。

「病」にならないような躰を保つことを。
4歳と5歳のわが子を残していかねばならない母がいることを。

わが身を振り返ってください。
学習は大切かもしれません。
でも、学習のさせ方に目をむけず
大人の願いやいうことに
耳を傾けられないわが子を
叱ってしまったことはないでしょうか。

ついつい日常が
あたりまえになってしまっていることはありませんか。

いけません。


この歳まで
この世にいられ
わが子の成長する姿をみることができていることに
感謝しなければなりませんね。

table

★1冊の単行本

わたしが20歳になったころ
母になる日のために
手にした本があります。

そして、母になると分かった日に
読み返した本です。

また、わが子の成長の過程で
自分のバランスを保つために
ときどき見返した本です。

その本を
今朝からもう一度手にしました。

『この子を残して』

忘れてはいけませんね。
この大切な今日を。
あたりまえのように過ぎていく日々を。

今日は学校や幼稚園から帰ったわが子を
抱きしめてあげてください。

そして、
わが子を抱きしめられる
自らの健康と
この平和な社会に
感謝をしましょうね。

konoko

小林麻央さん
ありがとうございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。



『この子を残して』
永井隆博士著

1945年8月9日、長崎に原爆が投下され、
妻を亡くした放射線医学博士の永井隆は、
自らも被爆しつつ、ふたりの子供を育てながら、
残した戦争と原爆の記録です。



本日はブログの記事内容を変更して
お届けしております。

「GUN²講座」は次週金曜日に更新する予定です。

先行体験の大切さ
「小学3年生の2月に塾に入れる。」

学習しなければならないカリキュラムを考えれば

仕方ないのかもしれません。

それならば、

それまでにいろんな体験をしておいて
子どものきれいでやわらかい心が
求めるものとはちがうものに取りつかれ
いっぱいいっぱいになってしまわないように


出来る限り
考えられる余裕をつくっておきたい。

考えられる余裕とは客観的になれること。
自信があること、
「あっ、知っている!」
まだまだ未熟な自信へのスイッチだけど
それが必要な年齢だから…。

そんな願いではじまった先行体験講座。

お母さまたちには家でできることでいい。
実践してあげてほしいと
伝え歩いた
「お母さんの勉強室」や全国での「講演会」

下のホールケーキひとつでどれほどの経験ができるか
はかり知れない。

たとえば
生クリームから
牛・ほ乳類・濃厚飼料・九州志布志湾・
たんぱく質・消化器官・水溶液の性質・北海道
酪農の歴史・パイロットファーム…
イチゴから
群馬・ミツバチ・花粉受粉・花托・リンゴ・ナシ
バラ科の植物について
サクラ・江戸時代…
ケーキを切るから
算数・角度・割合・分数・切断面


cake


塾の小5にもなると
学習内容は理不尽に難しい。

大人からみても
●ピックスの小5、小6のサピックスオープンは
「えーっ」11歳の子にこんなことを求めるの?
と考えることがあります。

でも、11歳だからできる問題があることも事実。

だからこそ、
「勉強なんて遊んじゃえ!」


と思えるように
無理なく準備をして

その理不尽さと向かい合い、
それを克服する工夫力を育ててあげてほしい。

まずは、なにをおいても
家庭で、楽しく先行体験をしてあげてください。
取り掛かりはなんでもいい、
これはわたしの心からの願いです。

子どもの成長に
あまりよくない影響を与えることのないように
その子にあった
その子らしい学び方に気づけるように
工夫してあげてほしいと思います。



親子参加型講座
花マル笑子塾では、

お父さま。お母さまと

一緒に参加いただく講座を

開講しています。


父や母とだから

助けられることもある 


ちょっと難しいことを学んで
お子さんの興味の芽を刺激することができます。

「先行体験」ができます。

家庭で話題にしていただくことで
繰り返し体験することができ、
無理なく、
しっかりと
得た知識を身に着けることができます。

その定着度が高ければ高いほど、
先行体験の質が高くなり、
学校や塾で、その知識に出会った時の
興味が強くすることができます。


と同時に、

父や母と一緒だから
甘えることがある。
父や母が助けてしまうことがある。
その結果、
「自分でする」体験が
少なくなることがある。


ここで大切にしたいのは、
お子さんにとって、
どちらがいいか、ということです。
そのお子さんの様子を見て考えることが必要ですね。


では、上記2つの中で、
何を一番大切にしてあげたいか、


それは
無理なく、
しっかりと、
繰り返し
「自分で」


この4つでしょうか。

この4つのポイントをおさえて

親子参加型講座を受講いただいたり、

家庭学習や体験をしていただくと

上質の「先行体験」を得ることできると

思っています。



「わかる」から「できる」へ
塾の説明会に出向かれると

「難しいことをやるのではなく、

基礎力をしっかりと固めてください!」

とアドバイスをされることがあります。

この「基礎力」の捉え方が大切です。


* 暗記用の教材、一問一答で知識を確認する問題で
  知識をしっかりと身に着ける。
  概念をしっかりと身に着ける。
  公式なども身に着ける。

 これはどのご父兄もやられていることでしょう。

 ですが、大手進学塾の月例テストやマンスリーテストでは、

 その基礎知識を扱って問題を解く力を求められます。

 そこにたどりつくには、

 「あっ、これって〇〇はどうかって聞かれているんだよね


 と、子ども自身が

 自分で気付くことが必要です。

 そして、その体験を繰り返しながら、

 確固たる手ごたえを経験させることが必要
です。

 
 そこは、子ども自らが感じ取らねばならないことだから、
 
 塾では達成できない、だから家庭で、自分で達成してほしい。

 となるのですが、

 家庭で親がその方法を伝えようとしても、

 なかなか子どもは親のアドバイスをすっと自分のものに

 できないことが多々あります。

 ならば、塾でライバルである他の生徒から策を盗む、

 という方法はどうか、と親は考えるのですが、

 この方法は、子ども自身に欲がないとできない。

 また、点数に過敏になっているクラス(上位クラス)でないとできない。

 という条件がついてまわります。

 
 
 もっと子ども自身が動き出せるよう工夫をすればよいのでしょうが、

 わたしたち大人の中に

 フッと気づくと、

 塾の試験の点数を取ることばかりに力を入れているのではないかと

 感じてしまうこと、、

 また、こんな難しいことを10歳や11歳の子に求めてよいのか、

 という思いを潜在的に抱えているので、

 いろんな意味での迷いがでてしまうのではないかと考えています。

 
 それは、我々も同じです。

 でも、多くの教え子を送り出した経験から、

 基礎力を身に着け、それを提示された問いにどう活用し、

 答えにたどり着かせるか、という工夫力や思考力は

 社会人になって必ずや子どもたちを支える力となることも

 わかっています。

 だからこそ、

 なんとかしてその子に合った方法を、と

 考えることができるのだと思います。



 また、中学へ進学した際も、

 基礎力は無駄なくいかされます。
 
 親御さんの迷いはよくわかりますが、

 「基礎力がある」という「わかる」から、

 「手ごたえがある」という「できる」まで、

 一気にたどり着こうと焦らず、

 また、あきらめることなく、

 いろんな工夫を試しながら

 コツコツと頑張ってほしいと思っています。

小6受験生のお母さまへ「新聞広告から」
いよいよ9月も終わりに近づきましたね。

あっという間に終わった夏休み。

あっという間に終わった9月。

ここからはもっと早く感じるかもしれません。

こんな時期だからこそでしょうね。

今朝の某新聞1面に

「志望校対策、今のままで受かりますか?」

という大きな見出しの広告記事がありました。

受験生のお母さまなら、

この文言を目にして、胸がざわざわしない方は

少ないのではないでしょうか。

でも、ここはチャンスですよ。

自分がどんな反応をするか、

冷静に観察してみてください。

ざわざわが大きければ、

何がざわざわの原因なのか考えてみてはいかがでしょう。

「もう数か月しかない!」と考えずに、

冷静に、お子さんの様子を観察してみてください。

12年弱の間、手塩にかけて育ててきた大切なわが子です。

どうすれば、その子がさらに一歩踏み出せるか、

きっと大人の知恵があるはずです。


決して慌てて専門家のところに走る!

なんてことをしないでくださいね。

不安だけを抱えて専門家のところに出向いたところで

なかなか解決は難しいものです。

それなら、そこに費やす時間を

お子さんの漢字や計算の練習に付き合われた方が良いと思います。


どんなときも、

最短の解決策はお子さんの中にあります。

慌てず、お子さんと話をすることからはじめてくださいね。


わたしも、この時期のこの広告記事の文言には

思うところがあります。

幸運にも今日は「お母さんの勉強室」の日ですから、

この記事についてぜひお母さまたちと

お話してみたいと思います。

塾選び、塾に行かせる理由
そろそろどこの塾がいいかな。という時期になりました。

わたしの生徒たちの多くは、

大手進学塾〇ックスに通っていて、

その塾に通う小6生は、5300人を超えています。

ですが、中には塾へ行かない受験を選んでいる子もいます。

今回は、塾へ行かせる理由を考えます。

■ ご家庭(親御さん)の視点で考えると、

 ー験指導・情報が得られる
◆々膤覆任るカリキュラム
(受験に必要な学習項目に漏れがない)
(いわれたものをきちんとやれば合格する)

 競争心を養える(モチベーション)
ぁ〇邯海卜廚爐燭瓩離謄ニックが得られる

などでしょうか。

では、わたしたち専門家の視点でその理由を考えると、

 ヾ霑坦惱は、できるだけ集団授業で身に着けてほしいから
◆〇邯慨靴譟家庭学習能力の向上させてほしいから


などでしょうか。

,砲弔い討蓮∈8紊了劼匹發燭舛粒惱を考えてのことです。

学校や塾などの学び舎を考えると
個別や集団個別で学習する機会はそれほど多くないでしょう。
小6・小5の生徒さんなら致し方ないかもしれませんが、
できるだけ集団授業の中で
聞く力、発言する力を身につけながら、
自分の学習の仕方を育成していってほしいという願いがあるからです。

また、できるだけ教育費を上手に使ってほしいという願いがあります。


塾への期待をこう捉えると、

親御さんとわたしたち専門家との間に

ちがいがあることがわかります。

親御さん(家庭側)の塾への期待は、

子どもへの外からの刺激ですね。

それに対して、わたしたちは

子どもの内省的な刺激を期待しているようです。

塾をどう活用するか、それを考えていただけるよう

提案していかねばならないと思っています。

この記事は、他のブログでもご紹介させていただきます。
また、「塾選び」については次の講演にて取り上げる予定です。

とと姉ちゃん(NHK)をみて
9月8日放送のNHK朝の連続小説「とと姉ちゃん」

このお話は、

生活総合雑誌『暮しの手帖』および出版元である

暮しの手帖社の創業者・大橋鎭子と

花森安治の雑誌出版の軌跡をモチーフに、

「当たり前の暮らしを大切にすること」をモットーに

「戦後の女性の暮らしの復興」に明かりをともす希望の物語を描く、

フィクションのドラマオリジナル作品(ウィキペディアより)です。


ヒロイン常子には星野武蔵という初恋の人がいます。
彼は戦前、常子にプロポーズしますが
常子が家計を背負っていたため、結婚に踏み切ることがでず
二人は別れてしまいます。

戦後、武蔵は、医薬品を扱う会社に勤め、
そこで出会った女性と結婚をしますが、妻に先立たれ、
今は息子の大樹と娘の青葉と3人で暮らしています。
そんな武蔵一家と常子が偶然知り合い、
常子と武蔵は、再開。
再婚を、と考えますが、
そんなとき、武蔵氏に名古屋への転勤の辞令がおります。

武蔵は悩みますが、

常子との再婚をあきらめ転勤を決めます。

その理由に学ぶものがありました。

それは、忙しくしていた武蔵が、

息子大樹が傷ついていたことに気づけなかったことでした。

「もっと子どもの様子に注意を払っていれば」

これは、親なら1度や2度は経験したことがありますよね。



わたしは、「テスト」と接している子どもとの日々を過ごしています。

言い換えれば、テストという手段を通じて、

子どもの学習の成否をはからなければならない仕事です。


この方法は、ひとつ間違えると、

その子の自信を萎えさせたり、

やる気をそいだりしてしまう。

また、「自分は○○なんだ」と間違った認識を与えてしまう。

それがテストの結果です。

だからこそ、慎重に扱い、

常に、その成果が

子どもの成長の糧になるよう工夫しなければならないと考えています。

具体的にいうと、

テストの結果をその子の自信の源にしたり、

できなかったところに着目させ、

学習の仕方を改善させたり、

その子に自分というものと向き合わせたり

または、できたからといって、

志望校に合格することではない、

それが社会に出て通用することばかりではないという

理不尽さを体験させたり

などなどでしょうか。


しかし、より的確にその子に必要な工夫を提案するためには、

日々、その子の様子を観察し、

この子はこんなところを大切にしないと、

この子はこういう考え方をするんだ、

この子はこういうことが嫌なんだ、

逆に、こういうことが好きなんだ、

この子はここで自信を無くしているんだ、

などという情報をできる限り集めておかねばなりません。

大人の事情や都合を考えて、

観察する目が曇ったり、

鈍くなってはいけないと思っています。

テストが返却されました。
サピックスという大手進学塾があります。

優秀なお子さんが多い塾で、

当方の生徒の大半がお世話になっています。


その塾で、夏期講習の終わりの時期にテストがあり、

今、その結果が続々と入ってきています。


テストの点数が悪い、

テストで点が取れない。

点数がよかった。勉強ができるようになった。

という内容でしょうか。


実は、このテストはとても難しいのです。


問題を読んで、出題者の意図を捉えることができないと、

基礎力があっても点数はなかなか取れません。


親御さんも本人もそれは気になるところです。

わたしもです。(苦笑)




でも、ここからが大切にしてほしいところです。

なぜ点数が取れないのか、とれたのか。

前回とのちがう点は、に注目してほしいのです。

また、

問題を解くときの概念は頭に入っているのか。

公式をうのみの学習になっていないか。

勘を働かせて正解が出せたところはないか。

などです。


できるようになると意識せず解いていけるようになりますが、

まだ、問題が解けないと感じているときは、

この問題はなにを試されているのか、と

少し考える習慣をつけてほしいと思います。

問題文や設問を集中して読み取る力も必要です。

それはどんな感じなのか、まずは体験させてあげてください。


子どもができるようになってきているのに、

点数が取れないときは、

できるようになっている速度に増して、

問題が難しくなっていることがあります。


受験を志すなら合格させてたいのは

わたしも同じです。

子どもが望むことを達成させてあげたいと、

強く思っています。


でも、ここは焦らず、原因を探してあげてほしいと思います。


今回の試験で、点数がよかった生徒さん、悪かった生徒さんの

どちらもできなかった問題を大切にしてください。



嬉しい出来事
小学1年生から○ピック○に通い始めた子がいます。

わたしが花コベ(2)という指導システムで

預かったのが今から1年ほど前から。

とても能力が高いのに

型にはめた指導には向かない天才型の女の子A子さんです。

小学4年生になるかならないかという時期に

算数に苦手意識を持つようになり、

相談を受けました。

A子ちゃんの算数への抵抗感は

つぎのことが原因ではないかと考えられます。

低学年のころに嫌いなパターン学習が続いたから。

算数の面白くない部分を先に体験してしまったから。

また、テストでいつも何かを試される日々に

子供ながらに腑に落ちない何かを感じたから



これらの原因は、「面白くない」と感じたことから

はじまっていて、克服するには時間がかかると思いました。


その後も、A子ちゃんは、

毎日の学習から逃げる日々を続けました。


花コベ(2)というシステムでお子さんを預かると、

親御さんは、「笑子さんに預けたのだから」と

まるで電子レンジに入れたかのように

スッと問題が解決すると考えて下さる方がいらっしゃいます。

その反動か、何か偏差値が出るようなテストがあり、

その結果が親御さんの期待通りの点数でないときなどは、

まるで裁判官のようなお顔で(お父様も一緒に)いらして

「笑子さん、よくならないじゃないか。」と

いう表情をさることがあります。

期待に応えられていないわたしがいけないのですが、

わたしがお子さんを預かる場合、

自分なりのルールをもっていて、その基準をクリアしないかぎり

出た点数をデータとして信用しないようにしています。


そのルールについて少しお話します。

子どもとはいえ、変化を起こし、それまでのものを変えるというには

その子の納得も必要ですし、楽しいと感じられる工夫も必要です。



そして、忘れてはならないのが、

子どもを短期間に変えることには落とし穴もあるということです。

これについてはまたどこかでお話ししたいと思いますが。


たとえ、子どもが親御さんの期待通りに変わってくれて

親御さんに喜んでいただいたとしても、

あとあとその子に悪い影響がでるようなことはしたくない。

それなら、わたしははあえて

裁判官(親御さん)の期待に応えられなかったという判決を

受けようと決めています。

これが長年この仕事をしてきたわたしなりのルールです。


ですから、子どもを変えようとするときは、

子どもの様子や持って生まれたものをじっくり観察し、

確認しながら

その子が腑に落ちるように、楽しいと思えるように

工夫を重ねるようにしています。

そして、その経験が25歳になった彼らに

役立つような良質なものに

しなければならないとも考えています。

だからこそ、安易にやり方を教えて、

わかったつもりにさせないことも大切にしています。



今回、ご紹介しているA子さんのご両親は

ブレない方でしたが、

それでも、この1年間、A子さんのお母さまとは、

数え切れないほどの時間を掛けて いろんな話をしてきました。

どんな時も大人が安心するための策ではなく、

A子さんのためにを大切にするように
、を守ってです。


壁掛時計


そして、7月に入った頃、少しずつ変化が出始めました。晴れ

どんな変化かというと、

それまで学習には集中できませんでしたが

わたしとの時間限り、

少しずつ前向きになれるようになったきたのです。

しかし、家での学習はというと、

依然やる気が出ない状態が続きました。


お母さまはどうしてだろうと悩まれました。たらーっ

フルタイムでとても重責なお仕事をされているにもかかわらず、

諦めず、コツコツと工夫をかさねてくださいました。



そして、昨日。

彼女はまるでゆで卵の殻がむけるように、一気に変身しました。


学習を始めてから3時間、 微動だにしない猛烈な集中力で、

これまで「いやだ、分からない」と

「面倒くさい病」に取りつかれて

手を付けることもできなかった問題に取り組み

スラスラと解き始めたのです。

お迎えにいらしたお母さまもその様子をご覧になって、

非常に驚かれ

「どうしたんですか。うちの娘でしょうか」

「主人が見たら泣いてしまいます」

とおっしゃいました。


子どもがグンと成長した瞬間でした。



受験まで1年半あります。

きっとまだまだ紆余曲折はあるでしょう。

ですが、この夏を乗り越えた自信と、

与えられたのではなく、

自分で納得しながら学習に取り組めるようになったこと
 は、

彼女にとって一生の財産となるでしょう。

また同時に、この受験の結果が、

彼女にとって最良のものになることを確信させてくれます。


わたしにとっても、昨日の彼女の学ぶ背中と

「先生、教えないで、自分で考えてみるから」という言葉は

本当に涙が出そうなほど嬉しいことであり、

忘れられない出来事になりました。


親が怒って勉強をさせる
勉強が原因で親子喧嘩をする人が少なくないですね。

親は、子供をやる気にさせたいと

怒ったり、熱心に話したりするものです。

しかし、怒ることが度重なると、

そこに脅かす要素が加わってくるように思えます。


また、学びの大切さを熱心に話し、

わからせようとしても、

徒労に終わることが多い のではないでしょうか。

なぜなら、親御さんたちの子供の頃もそうであったように、

学習は子供自身が、自分でやろう!と思えないと、

できないものが多い
 からです。

つまり、勉強をしないからといって

たいへんな労力をつかって親子喧嘩をしても、

なかなか親が思うような解決策は得られないということです。

それどころか、子どもは怒られるから勉強する!

思うようになります。

これはこれから子供の将来への道を見つける意味で、

良くない傾向です。


こんなときどうすればいいか。

わたしの一案ですが、

怒る前にやり方に目を向けるべきだと思っています。

喧嘩になる前に、

今の勉強のやり方をもう一度見直してみてほしいのです。

子供ができないことには

必ず心理的な原因があります。


子供がやる気になる工夫を

探してあげてほしいのです。


子供の可能性を信じて、

ちょっとした工夫を講じてみてください。

そうすれば、必ずや道は開けるはずです。

これは、

親だからできることのひとつだと

わたしは信じています。




次回はこの続きを書かせていただきますね。

NHK朝ドラ「朝が来た」に学ぶ
NHK朝ドラ「朝が来た」のはつ(宮崎あおい)さんの言葉に

みかんの木の話がありました。
ミカン

(和歌山の)山にみかんの木があります。

その中には立派なものもあれば、

細いものもある。

立派な木はいいみかんができる。

でも…

天気が悪くなり、海からひどい風がふいたとき、

最初に折れるのは、頑丈そうな立派な木。

細い木の方は、風にあおられながら

ふらふらしているけれど、

嵐のあと、また実をつける。


太くて丈夫そうな木を子どもに例えるなら、

なんでもよくできる子ほど、

いろんなものを受け止めている。

太くて丈夫だからこそ

いなすこともできず、

その風を受け止めていかなければならない。

子どもの年齢が低くとも、

親はそのプレッシャーのようなものを

気づけないこともあるでしょう。


逆に細い木は、

自分に納得のできないものは

真正面から受け止めず、

いなしていく力がある。

失敗を繰り返しながらも、

いなす力を備えて大きく成長していく。

そして、その経験をいかして、

新たな実をつける。

この失敗を繰り返して、

経験をいかして、

こんな子育てが大切なのではないでしょうか。


中学受験の場合、

子どもたちは経験値が低い。

また、テストで自分をはかるという生活が続きます。

親御さんがよい点数をとって安心したい気持ちはわかりますが、

(わたしたちも同じですからね)

テストのでよい点を取ったからと言って、

受験に合格するという保証もなければ、

社会でてよい人生が送れるという保証もない。

子どもたちの今をみかんの木にたとえるなら、

その幹はまだまだ細い。

だからこそ、点数に一喜一憂せず、

すべてを経験として受け止め、

子どもの成長に活かす工夫をしてあげてほしいと思います。



テストの点数ではなく、

それまでの学習プロセスをふりかえり、

こうすればこんな力がついたね。

ここはまだ理解が浅いね。

次のテストまでにどんな策を講じようか!

なんて工夫を提案してあげてはいかがでしょうか。

中学受験を活用する前に
今から、十数年前に

成績の良い子が増え始めたころ。

その子たちの得意とする科目は、

どの時期に、どんなきっかけで

土台ができたのか調査したことがありました。


彼らが小6受験生で

御三家と呼ばれる学校を狙っていたこともあり、


.謄好畔拔でがんばったから。

⊆験勉強でいろんなことを学んだから。

試験がなければ、こんなに勉強できなかったよ。

ぜ験をしてよかったと思う。


というような回答が返ってくるだろうと思っていました。

確かに多くの生徒はい氾えました。

生徒の中には、漢字や単語などが覚えられたのは

受験やテストのおかげだ、という子もいました。

これはにあたります。

しかし、,鉢△魏鹽に選んだ子は想像以上に少なかったのです。


調査の結果、彼らの得意科目はなんと

受験を意識しない年代から積み上げられた

無欲な興味からはじまったもの
が多かったとわかりました。

つまり「長い間、好きでコツコツと興味をもってきたこと」

「面白いと思ったこと」

「過去に『できた』と思ったり、ほめられた経験から」などでした。


そのときはとても驚きましたが、

今地歴などの親子講座を通して考えると、

とても当たり前だと思います。

つまり「ローマは1日して成らず」なのです。


受験を意識しない時期は、

親子の時間がとてもゆったりと流れ、

濃密な時期でもあります。

その時期に、未来のために

ちょっと工夫しておくことの大切さを

ぜひわかってください。


お父さん、お母さんに常に心掛けておいてほしいことは

いつから塾に通わせることではなく、


必要な時に、必要なものを与え、

お子さんの好奇心を刺激するようにすること


モチベーションが下がらないようにすること

それにはお子さんの様子をよく観察してあげてほしいと思うのです。


小学校高学年になって、

必要ならば塾に通うのも良いでしょう。

受験という目的を持たせるのも良いと思います。

しかし、すべての機会を子供たちが

自分と向き合う機会として活用してほしいのです。


このブログやHPなどで

そのための工夫をご紹介していきたいと思っています。

中学受験
今年も中学受験が終わりました。

わたしの開講する地歴講座を受講してくださった生徒さんからは

続々と朗報が届いております。

塾でも頑張ってくださったんでしょうね。

お疲れ様でした。

ただ、中には当然、少し残念だった結果もあるはずです。

ですが、ここでの合格が○、残念だった結果が×とはいえません。

通塾が3年も続けば、

テストがあるたびに点数を見ては、

良かった、悪かったと言って終わる生活が続きます。

いろんなことが点数で推し量られることに

なれてしまっているかもしれません。


もちろん、中学受験には良いこともたくさんあります。

ですが、この点数で学びの成果をはかる習慣からは

1日も早く脱してほしいと思っています。


お母さまの中には、

第一志望に合格できなかったことを悔やんでいらっしゃる方も

いらっしゃるはずです。

つぎのメールもその一例です。

笑子先生

はじめまして。

わたくしは都内に住むTと申します。

先生の教え子さんのBさんのお友達です。

わたしが仕事をしているため、

先生の指導を受ける機会を逃してしまいました。

娘はBさんと同じ今年中学受験を終えました。

小4でS○○○Xに入塾。

小4の終わりから個別指導を週1回受けました。

偏差値52から最終は63まで伸ばすことができました。

しかし、2月1日の志望校には不合格でした。

Bさんは見事合格されたことはご存じだと思いますが、

そのBさんからお嬢さんが進学校を迷っていることを

相談したら吉本先生は

「その子にあっていない学校だっと思ったら、

合格はもらったけれど、

第二志望に本人が行きたいならそれを優先してください。」

と言われたと聞きました。

わたしの場合もそう考えたいのです。

でも、Bさんが合格されたと聞くと、

娘の受験は失敗だったと思えてしまい、

どうしても壁に突き当たってしまいます。

Bさんに誘われたとき先生のところを訪れていれば、

と悔やまれてなりません。

この壁を乗り越える策を教えていただけないでしょうか。


…以上文面は個人名など以外はそのままです。



ご連絡ありがとうございます。

たしかに、わたしたち指導側にとっては、

第一志望に合格することは大切です。

ただし、それは指導する側の責任としてです。

年長から指導を担当させていただいている生徒さんは

無事全員第一志望に進学しますが、

もし、誰かが不合格をもらったとして、

その子が満足げであれば、それでよいのです。

受験とはそのようにとらえなければいけないと思っています。

ただ、そこには、その子に、

この受験でこれから学んでいくうえで必要な

実力をつけられたということと

その子にあった勉強の仕方が身につけられたのが

成果としてわかるからだと思います。


ご相談者の場合、

まずは入塾の段階で50を超えていらっしゃいます。

これはそれまでの基礎学習が身についていらっしゃる上

とても聡明なお子さんだとわかります。

そして、受験勉強をしながら偏差値が伸びていますね。

数字にしてしまうと簡単ですが、

皆が勉強をしている中で、数字を伸ばすのは大変なことです。

指導してくださった個別指導の先生のお力だと思います。

テクにクックだけで10ポイント伸ばすことはできるかもしれません。

でも、送ってくださったデータを拝見していると、

そうではないようです。

そこには先生のお嬢さんを思う愛情があったはずです。

愛情をもって接してくださったということは、

お嬢さんも必ずや得るものが多かったはずです。


わたくしにご相談いただいたことは大変うれしく思います。

しかし、かじ取り役が多すぎるのはよくありません。

わたし自身、お子さんをお預りするかどうかを考える際、

もし、そのお子さんにわたし以外に

たくさんのかじ取り役の先生がいらっしゃたとしたら

身を引きます。


なぜなら、かじ取り役が多いと迷うのはお子さんですからね。

どんなときも「お子さんのため」を第一に考えることが

大切にしているからです。


相談者さんの場合、

愛情をかけてお嬢さんと関わってくださった先生たちは、

お嬢さんについての良質の情報をもっていらっしゃるはずです。

どうかそれを大切になさってください。

安易に「失敗した」などとおっしゃっることの無いように

お気を付けくださいね。そんなことは絶対にないと思いますが。


お嬢さんの中学受験でのご健闘に感服し、

中学生になられたお嬢さんとの充実した日々を送られますことを

お祈りしております。


朝ドラ「あさが来た」亀助さん
長い間ブログをお休みいたしました。

現場での指導が一番だと考えているので、

どうかお許しください。

また、コツコツとがんばります。


さて、今朝放送されたNHK朝ドラ「あさが来た」で

三宅弘城さんが演じていらっしゃる

番頭の亀助さんをみて考えさせられました。

男とは、好きになった人を守るものだ!


本当に強いとはどういうことか


そんなことを伝えたいという思いのこもった演技でした。

それを拝聴して、我ながらハッとしてしまったことがあります。

それは、わたしは、日々の指導の中で

こんな大切なことをどこでどうやって

子どもたちに伝えられているだろうか、ということです。


この考え方が大切というのではありません。

「考え方」というのは、子どもたち自身のものです。

もっと違った考え方もあるでしょう。

だから、わたしたちが「こう考えなさい」と

教えるものではないと思っています。


でも、そんな考え方が人間にとっては

大切だと考える人もいる。

また、そんな考え方を選ぶと

こんな風に感じ、生きられるんだ、ということは

伝えていくべきだと思うのです。


でも、わたしたちの日々の指導は受験指導。

それを考えさせる余裕がない。


ですが、たくさんの文献を読む機会を与えられていることは確かです。

わたしたち指導側が、

こんな考え方があることを提案することはできると思います。

ゆっくりと、時間をかけて子どもたちの中で熟成できるよう

工夫していきたいと思っています。


勉強は子供がするもの、親がさせるものではない!
子どもの勉強を親が工夫してやらせるなんて!

そんなご意見を耳にすることがあります。

たしかに

勉強は子ども自身の意思でする、これは理想です。

誰かに言われてやるより、その方が楽しいし、

その方が達成感も得られるし、

その方が、

きっと学習の過程でたくさんの副産物とも出合えるでしょう。


ただ、学習というのは、

「学ぶ」「習う」と書きますが、

本来は「まねぶ=真似をする」、

「習う=繰り返す」という意味からきているそうです。


そこからわかるように、

学習のスタートは誰かの真似をすることから始まる。

ここでいう真似とは、

課題の解き方を真似ることかもしれないし、

勉強の仕方を真似るのかかもしれません。

そう考えて、子どもたちを見てみると、

実に、この「真似る」の段階で躓いているこが多いのです。


「真似る」とはどうすることかを飲み込む前に、

どんどん先に行ってしまっているイメージでしょうか。

もやもやしたものを抱えながら、

なんとなく流れに乗っているように感じで、

あっという間に中学生、小学高学年になってしまった、

というのでしょうか。


わたしは、いつもそんな子に出合うと、

家庭での学習を「親は手を出さないもの」

「勉強は人に言われてするものではない」と

言ってしまってはダメなんだなぁ、と感じます。


学習や勉強は子ども自身がやる気になってやるもので、

そこから自分自身の道を見つけていくものです。


でも、親がまったく手を出さないで我慢をしていると、

大切なタイミングを逃してしまうことがあります。


ここは、親は非番でいい、

でも、ここは親の出番だ!と使い分けることを

忘れないであげてほしいと思います。


塾の宿題
夏期講習がはじまりました。

宿題の多さに驚かれているお母さまはいらっしゃいませんか。


宿題の取捨選択が必要なときは

 ,子さんの声に耳を傾けてください。

できないといっているところを

チェックします。

できないところに時間を使いたいので

できているところはチェック程度にして

そこで得た時間を弱点の部分にまわします。



もし、塾の授業で理解できなかったとしたら、

ケアが必要です。

気持ちが面倒くさいと悲鳴があげていてできないと感じているなら、

ちょっと付き合ってやると乗り越えられるかもしれません。


宿題は塾の先生との約束です。

ただ、時間がないのも事実です。

自分にとって大切にことに時間を使うことも

教えておきたいことのひとつです。

そこで、塾の先生には親御さんから、

ひとこと事情を説明しておいていただくなり、

相談していただいておくとよいと思います。


いよいよ夏休みになりました!
こんにちは。

しばらく更新できずおりました!!

実は、言い訳になりますが、

1年のうちにこの時期、2番目に忙しい日々を送っています。

1番目は、1月を迎える11月末からから御三家入試が終わる2月初旬。

2番目は、夏休みを迎える6月末から7月20日まで。

3番目は、新しくお受けする生徒さんを人選させていただく

2月後半から3月中旬まで。です。


この時期は、夏休みを控え、

一人一人の子供のために、

この夏はなにをすればいいか、

わたしたちが手を出しすぎるのはよろしくない!

かといって、回り道をしている余裕はない!

この子は自立させることを優先、

この子は回り道をしてでも「自分で」を大切にしなければならない。

このクラスは、この項目を強化しながら、

精神的な成長を考えて、この部分を提案していかねばならない。

など、子ども100人に100通りの手段があり、

ひとクラスごとに、メンバーのよって手段が違うなど、

それを調整していくの時間を使います。

ゆえに、この時期は時間をかけすぎるということはなく、

ていねいに、じっくりと予定を立てなければなりません。


ご家庭では塾の夏期講習が始まっていることと思います。

塾からはいろんな指導や指示があると思いますが、

それは全体への指導や指示です。

薬局で売っているお薬のイメージです。


そこで、その指導や指示を、

処方箋に書き換える作業が必要です。

それぞれのお子さんに応じて

アレンジをお勧めしています。


たとえば、宿題を例にあげてお話すると、

その多さに驚かれるかもしれません。


宿題は、学習してきたことを定着させる手段のひとつです

ですから、もしあまりにも膨大な宿題が出てしまって、

睡眠時間もとられてしまうようなら、

やるもの、やらなくてもいいものを

取捨選択してあげることが大切です。


それとはちがい、

宿題の量は多くないのに、

その処理に時間がかかる場合があります。

そこは、塾での基礎学習の不足が考えられます。

初めての内容に戸惑って理解不足なのか、

聞き漏らしてしまっているのかなどです。

どちらの場合も、少し助けてあげる必要があります。

そこで、そのあたりが理解不足かを確かめ、

基本にもどって説明をしていただけるとありがたいです。


ですが、このようなことが何度も続くようなら、

事前に予習をしておく必要があります。

お盆の時期に大きな休みがある塾が多いので、

そこで、夏期後半戦の内容をちょっとだけ予習しておきます。

少しわかっていれば、やる気もスイッチも入りやすいと思います。


過去問について
中学受験生のみなさんは

過去問を懸命に解いていらっしゃる時期ではないでしょうか。

志望校の過去問を解いて、

点数が合格者平均に届いていない!

そういう方がいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、ワンポイントです。

ー験校の過去の試験でどの程度
点数を取ることができるかを知ることは大切です。

しかし、点数ばかりに気を取られていては
弱点補強ができません。

そこで、お子さんの答案を確認し、
残りの期間になにをすればよいかを
考えてください。

点数が悪い、どうしたらいいんだ、
どうしよう…と、そこにばかり気を取られず!
対策をお願いしたいと思います。

◆_甬醋笋亡靴譴討たら…
解けるとわかっている問題は
解かなくてもいいです。

私どもの生徒はかなり成績がよいこともあり
できる!と思った問題はカットして
できない、不安な問題や分野のものに
時間を割くようにしています。

今の時期、
1日が48時間あっても足りないくらいです。
時間を大切に使う工夫を
お勧めします。

 大切な時間を何に使うかを
可視化しておきましょう。

過去問を解くといっても
受験校の数×4教科、または2教科×掲載年度分が必要です。

特に、算数・理科(一部)は2回、3回と
解いておきたい場合があります。

また、ある学校の1年分を解こうと考えた場合も、
1教科30分〜50分×2教科、または4教科の時間が必要です。
解くだけでも数時間はかかります。

また、その直しまでを終えると考えると、
半日仕事になることもあるのではないでしょうか。

そこで、1月初旬までの使える時間と
何年度分の過去問を解く必要があるか、
その直しにどの程度時間を割く必要があるか、
などを書き出してみてください。

それをカレンダーにあてはめてみると、
ああ、時間が足りない!と
思われるはずです。

そ里僚病蠅鬚匹Δ垢襪。

塾に通われている方は
この時期にきても宿題が出る場合があります。
塾の先生の宿題は薬局で販売されている薬だと
お考えください。

そこで、お子さんと相談をし、
お子さんの症状に合わせた処方箋を確認しましょう。
症状をよりよく改善させには
どんな薬が必要なのか!を考え、
塾の宿題を取捨選択されることをお勧めします。

塾の先生も
おうちの方と同じくらい
お子さんの合格を願っていらっしゃるはずですから、
反対はされないと思います。
大手であればなおさらですね。

もし、取捨選択が不安であれば、
ご相談されることをお勧めします。

では、残り1か月強!
みなさん、手ごたえのある家庭学習を
大切になさってくださいね。

座談会でのお話から…
あるシンポジュームでのお話です。

「うちの子は家で勉強するとだらだらで…。

いくら注意しても直りません!」

「約束をするのですが、守れません」

「どんなに話をしても言うことを聞きません」

と、母の訴えがずらり…


そこで、同じようなお悩みを持つ母がいらしたら

参考までに…。


母たちの声を客観的に捉えてみましょう。

 屬Δ舛了劼浪箸琶拔するとだらだらで…。

いくら注意しても直りません!」


晴れ大人でも「だらだら」やっていることは

やりたくないことが多いものです。

嫌なものを懸命に注意してやらせようとしても、

子どもは、怒られていることばかりが気になって、

親が伝えようとしていることが

なかなか伝わらないものです。

それどころか

勉強っていやだなあ!と思ってしまうかもしれません。


これは危険ですよね。


そこで、一案です!

だらだらしない「方法」」を見付けようと工夫することです。

今の学習のさせ方がその子に合わないことを注目してください。

勉強に取りかかるまでの様子、

時間帯、親の様子など、条件は様々です。

どんなお子さんも、

親が指示を出さなくても自分から率先してできるものが

あるはずです。

また、ダラダラしないでできたることもあるはず!

そこにヒントを見つけるようにします。


たとえば、家事の手伝いを頼むと意気揚々とやってくれる子がいます。

お子さんは任されること、

人の役に立つことに力を発揮できることが多いですね。

お母さんの仕事を任せながら、

先行体験(吉本流の学習方法です)をさせたり、

お母さんの仕事をお願いしたいので、

それまでに●●を終わらせてくれないかな。と声をかけたりと、

集中して学習に取り組める機会をつくるようにします。

わたしはこれを「成功体験」と呼んでいますが、

こんな体験が繰り返されれば、

子どもの中に少しずつ自信の芽が育ちます。

そうなってから、良い点や改善点について

具体的に話し合うようにされてはどうでしょうか。



◆嵬鸞しても守れません」

まずは約束とはどういうものかを

きちんと理解しているかを確認します。

また、約束の内容をしっかりと分かってから

返事をするように教えたり、

約束を破られたときの残念な気持ちを

体験させたりします。

そして、なにより、日頃から、

親も子どもとの約束を安易に考えないようにします。




「どんな話をしても言うことを聞きません」について

最初に、「言うことを聞く」ということについて

掘り下げて考えてみます。

親が子どもに出したその指示は

親が安心したいから言っているのではないかを確認します。

次に、指示の内容や必要性を子どもが理解できているかを

確認します。

子どもが「わかった!」といっても

わかっていないことがよくあります。

また、わかってはいるけれど、

すぐに行動に移せないことも多々あります。


子どもがわかっていると判断されたら、

焦らず「わかる」から「できる」になるまで

じっくりと付き合ってあげてください。


このように、親の見方を少し変えるだけで、

お子さんの可能性をひき出せるヒントが

たくさんあることをわかってあげてほしいと思います。


秋の空を見上げて…
よく「女心と秋の空」といわれますが、

わたしたちは、

「子ども心と秋の空」を感じる日々を過ごしています。


成長過程で価値観がガラリと変わったり、

勉強にやる気を出してくれたと喜んでいると、

急にいやになったり、

昨日まで言っていたことがコロリと変わる、

様々な子どもたちの心変わりと向き合う日々です。


しかし、どんな心変わりであっても、

そこには「成長」があります。

昨日より大きくなった子どもの背中があります。


それだからでしょうか、

わたしは、すっかりがまんづよくなりました。

また、粘り強くもなりました。


こんな風に、

子どもと過ごす日々は、

なんとも

おかげさまの多いものですね。

ponkochi

秋になりました。
いよいよ9月になりました。

猛烈な暑さの夏が終わり、

ホッとしていると

入試まで100日もないことに気づきます。


わたしは、この時期には、

過去問を解くことが楽しいと思える子どもに

なってほしいと頑張っています。

過去問を解いて、

「わかる!」が多い子は、

やる気がでるでしょう。

やる気がでれば、

集中力も吸収力もグンと上がるはず。


そのために、今は基礎知識をピカピカにして

あげたいと日々がんばっています。




計算ミスを考える。
最近、算数が苦手だという子が増えてきたように思えます。

その理由を聞いていると、

「テストで点数が悪いから」と答える子が少なくありません!


花マル笑子塾では、

今年、初めの試みとして、講座受講生の生徒さんを対象に、

9月に「計算大会」を実施します。

この大会の開催を決めた理由は、

計算が苦手だと思っている子の大半が、

実はミスが、得点できない原因の多くを占めているのに

それを改善する練習方法に気づいてないと感じたからです。


計算は作業とお考えの方が多いですが、

使い方によっては、

考える力を育てる好材料になります。

なぜなら、まず、計算ミスはご存じのとおり

集中力が切れたところで出やすいですよね。

ですから、ミスをした際に

自分の計算の軌跡をていねいにふり返れば、

自分の集中力がどこで切れたのか、

どのくらい維持できるか、を知ることができます。

集中力が切れるには、

きっと何か原因があったはずです。

それを知り、取りのぞけば

集中時間は長くなり、

ミスも少なくなるはずです。



また、計算を通して自分の癖を知ることができます。

例をあげてみると

ー分ではその理由はわからないが、

なぜか、転記の際に間違える子。

15を5と書いてしまったり、

+を−と書き違えたりすることです

∋預Ш合計算になると引き算・わり算で多くミスをする子

I算したことでミスをしてしまう子

などなどです。


目は計算用紙を見ている。

手はすらすらと計算式を書いているのに、

ということもあります。


この経験をうまく活用すれば

原因をしっかりと見極めて対策を取れば

解決できるものがたくさんあることを伝えることができます。



子どもの中には、自分の導いた解答に〇がつかないと、

そのミスを探して、その原因を追求することを嫌がる子がいます。

まちがっているとわかると、

その計算のずべてを消してしまう子がいます。

これは実にもったいないのです。



消さずに「自分のミスを追いもとめる好材料がそこにある」と考え、

じっくり考える機会にしてほしいですね。


このように、

あえて、思考力を高める問題集を与えなくとも

今やっていることをちょっと工夫すれば

それらの力を育てることができますね。


そして、考える力、集中力を育てたいとお考えなら

計算練習は急かさないようにしてあげてください。

また、〇ばかりに注目せず、

ポッ(まちがえたところ)が大切だと伝える

ようにしてください。

そして、ミスと向き合わせるときは、

ぜひ、親御さんのサポートをお願いしたいと思います。

わたしの指針
子どもたちの笑顔は正直です。


大人が与えた型(こうあるべきだ!)に

無理やり子どもをあてはめようとするのではなく、

その子の笑顔を指針に

その子にとって「その子らしいもの」を求めていけば、

そこにはその子にとっての正解があると思っています。


こどもは、笑って覚えたり、経験したことは忘れません。

笑顔は興味の出発点です。

笑顔は子どもたちの好奇心を引き出します。

そして、いつの日か笑顔で始めたものは

やる気を育て、

その子を成長させるきっかけとなります。



わたしが子どもたちのノートの片隅に書いていたキャラクターに

「ぽんコチ」さんというのがおります。

「おらしらねぇ〜」が口癖で、

彼をとりかこむ時間はゆったりと流れ、

そばにいると、心地よい気持ちになれます。

あまり努力をしているようには見えないけれど

誰もが見落としそうなことに気が付き、

周りのものを驚かせる。


ぽんコチさんの住むへそ町の住人は、

だれもが個性的で、人と違うところを持った人たちだけど、

そんな多彩な住民たちも、

どこかぽんコチさんの生き方に引かれてしまう。

そして、いつしか彼のペースにはまってしまう!



わたしは、子どもたちの指導に関わりながら、

子どもたちもぽんコチさんのように、

自分を信じ、

自分らしくを大切できる大人になってほしい。

焦らず、人と違うことを大切にしてほしい。

親や家族の思いを大切にしながら、

ていねいに自分の人生を生きていける大人になってほしい。

そう願っています。


さて、この夏もこんな願いを胸に、

子どもたちと頑張りたいと思っています。

ponkochi

ぽんコチさんと彼がなぜだか大好きなコチ犬




成績って!
おはな楽しみにしてたゴールデンウィークです。

お天気にも恵まれる日が多いそうですから、

どうかお子さんと笑顔で、

素敵な体験をなさってくださいね。拍手


そこで、ママの心の荷物を

ちょっとおろしてもらうお話をしたいと思います。



ペンお子さんの成績についてです。

お子さんの成績がよかったら、

お母さまは、

成績のどこに信頼をおいて

わが子に接していらっしゃるのでしょうか。


反対に成績が悪るかったら、

お母さまは、

何を基準にわが子を叱ったり、

注意をされているのでしょうか。



わたしは、

世間一般的に

とても成績の良い子と言われるお子さんに

囲まれて暮らしているといっても

過言ではありません。


そんなわたしはいつも思っています。


成績という基準は

子どもの成長のヒントにのみ

活用するべきだ!と。


なぜなら、できるようになりたくない子はいないからです。

誰しも、勉強はできるようになりたいと思っています。

勉強がわかると楽しいんだとわかっているからです。

成績がいいとお父さんやお母さんが

喜んでくれるとわかっているからです。

それでも、成績が取れない、勉強に気持ちが向かないのには、

必ずや原因があるはずです。


だからこそ、

成績が悪くとも、成績が良くとも、

その結果を子どもの成長につなげることが

親御さんやわたしたちの役割ではないでしょうか。


できないことに出合ったら、

チャンス!

それを乗り越えられるようなサポートをしてあげてくださいね。

親力って!
受験が終わり、

きらきらと輝く教え子たちの背中を見ると、

ああ、よくがんばったなあ、と

子どもたちとご両親に感謝をします。


中学進学は義務教育範囲ですから、

本来、受験は必要のないものです。

ですが、あえてその道を選んだからには、

何かしら「よかった!」「受験の時の経験のおかげで」と

思えるものにすることが

大切だと考えています。

それが一人の子どもに関わる大人の役割だも思っています。



親力という言葉をよく耳にしますね。

その力のひとつに、

「学ぶ喜び」を子どもたちが気づかせること、

があると考えています。


そのために2つお伝えしたいことがあります。

まずは、学習への入口の選択です。

わたしはこれを先行体験といっていますが、

子どもさんにあった学習の道を

しっかりと選択してあげることが大切です。

一般的な流れの中で、ふと足を滑らして

流れに飲み込まれない工夫が必要です。



そのためにも、お子さんをしっかりと見て、

機会を選択していかねばなりませんよね。



もうひとつは考え方です。

学習にはいろんな壁がありますから、

ときには、子どもが歩くのをいやがることもあるでしょう。

転んでしまうこともあるでしょう。

そのとき、子どもに、

二度と失敗しないように伝えることよりも、

歩くのを嫌がったことや転んだことを

経験ととらえ、

その機会を活かす工夫や力を与えるのが親力だと思うのです。

子どもに与えられた機会を活かし、

子どものさらなる可能性を広げていくこと

親が子どもにしてやれる大切なことではないでしょうか。





子育ても勉強がはいり、さらに受験がはってくると

気づけば、親は

子どもができるだけ転ばないように、

できるだけ嫌がらないようにすること、

に力を注いでしまっていることがあります。


ここは気をつけておきたいものですね。


受験をお考えなら、

親としての考え方をしっかりと整えておいてください。

また、お子さんを知ることも大切です、

情報に振り回されずに、

されど情報を活用する力が必要です。


塾や学校など、全体を基準にした子どもさんの評価に直面したとき、

その結果が良くても、悪くても

親力が鈍らないように気をつけてくださいね。

秋の父母面談。先生との会話
あっという間に8月を迎えました。

受験生の夏、考えていたほど、予定していたほど、

学習が進んでいないと心配されているお母さんも

少なくないでしょう。

でも、不安に負けないでください。

もし、進み具合が悪いようなら、

予定を組み直してみてください。

また、設定した学習量が多すぎるとよい結果が得られにくいので、

学習量についても、

欲張らず、お子さんがすっと学習にむかえるような量を

設定してみてください。


さて、本題です。

塾に通われている小5、小6の生徒さんの多くは、

今秋、父母面談が予定されていると思います。

そこで、わたしが先日、体験したことを例に、

この面談の際に参考にしていただきたいことをお話したいと思います。


それは、当方に長く在籍している小学6年生の男の子の

カウンセリングのときでした。

わたしくが「〇〇くんは、〇〇がいいですね」とほめますと、

お母さんは

「先生、それはどんなところでそう思われますか」

「先生の客観的な視点からのお考えを具体的に教えてください。

もしかしたら、日常生活の別の面で活かせると思いますので…」

とおっしゃいました。

このことばを聞いて、「さすが!」と感心いたしました。



講演会などでミニカウンセリングをさせていただくと

わたしが「お子さんは計算がていねいですね」などと申し上げると

「そうですかぁ〜」

「先生、家ではそんなじゃないんですからぁ〜」

「〇〇ができなくてダメなんです」

など、会話が続かない返事が返ってくることがあります。


もちろん謙遜しておっしゃっている部分も大きいのだと思います。

ですが、これからの時期、

進学する学校について、弱点補強について、受験直前の学習について、と

専門家の意見を聞いておきたい場面が数多くあります。

そんなとき、この問答では塾や先生を活用できていないのではないか、と

思ってしまうのです。

まず、わたしたち専門家からは、

お子さんにとってよりよい方法論を、

より多くひき出せるような会話をしていただきたいですね。


これは、長く通われている塾の先生との会話でも同様です。

先生と馴れ合いにならず、

先生の目をお子さんを客観的に見つめてくれている目として

活かしてほしいと思うのです。


万一、先生のお言葉が

お母さんのお考えと違うと感じられることがあれば

上記の例の母のように、

「どうしてそう思われるのですか?」と

お考えを尋ねてみてください。

ひとりの子どもを想う大人の会話です。

必ずや何かしらよい方法論がみえてくると信じています。


政治を学ぶこと
見る民主党内の分裂さわぎが報道されています。

街頭インタビューで

いろんな人たちの意見を聞いている様子が流れています。

モゴモゴそんなとき、わたしは、わたしたちの仕事を反省します。

なぜなら…

今の学校教育において、

子どもたちが大人になったとき、

政治参加をするための

基礎知識を十分に与えられているか?という点に

疑問を持っているからです。


それは塾も同じです。

「受験やテスト対策のために学んでいる」

正直申し上げて、そんな学びもあるとは思いますが、

わたしの講座では、

子どもたちが大人になって活かせる知識を身につけてもらいたい、

そのことを何より優先したい


と思うのです。


まだまだ微力ですが、

これからもこの目標を大切にして、

子どもたちが、国を支えいくのに役立つ学びを、

提案できるようがんばりたいと思っています。


子どもへのことば「すべてのものに居場所がある」
怒り「うちの子はかたづけができなくて困っています」
 
カウンセリングで母がよく口にすることばです。

子どもたちもかたずけることの必要性はわかっています。

でも、「かたづけなさい!」といわれても、

わかっちゃいるけどできません!というのが

子どもたちです。



長期間のヨーロッパ赴任から帰った母がいいました。

「シンプルがいちばんです。

長く北欧にすんで学んだことは、

すべてのモノには居場所があるということです。」


彼女は続けます。

「その居場所にいけば、

いつもそれがある。そんな躾けがいいですよね」


すべてのモノには居場所がある


「ことば」とは不思議なもので、

すーっと心に沁み込んでくる「ことば」と、

いくら上手に説明をされても、

心に沁み込んでこない「ことば」があります。

その判断を、最も厳しく、明確に下すのが

子どもたちだと思っています。

その子どもたちも、

この「ことば」は受け入れてくれるだろうと思います。


すべてのモノには居場所がある…

だから、使ったらその居場所にもどしてあげませんか。と、

やさしく言い続ければ、

子どもたちもかたづけてみようかな。と思ってくれると

思うのです。


そして、同時に彼らに「シンプルに生きること」の

大切さも教えてくれのではないでしょうか。


また、彼らが大人になることには、

すべてのモノに居場所があるように、

すべてのヒトにもふさわしい居場所があることをも

気がついてくれるのではないでしょうか。



彼らは自分にふさわしい居場所を見つけ、

そこに集う自分と周りの人を大切にする…

そんな豊かな人生を歩いてくれるのではないかな、

と思っています。


当たり前の怖さ「頼ることと甘えることの違い」
昨日、ご相談にいらしたお母さまが開口一番、

びっくり「今の塾のやり方が合わないようで、点数が伸びません」

びっくり「先生のところでお世話をしていただけませんか」

と、おっしゃいました。


お母さんがずっといろいろと悩まれていたに違いありません。


そこで、今通っている塾さん指導方針をお聞きしました。

お母さんの思いとは裏腹に

お子さんのことをよく考えた、

深い愛情を感じさせる指導だと感心しました。


同業社として、今の担当の先生と同様に

お子さんに心をこめて指導をしてくださる塾は

それほど多くはないとも感じました。


でも、お母さんは

ショック「もう1年以上も通っているのに

家では勉強できないんです。ひとりでできないと

いけない年齢だと思うんですけど」

「点数も伸びません」とおっしゃいます。


小5の男の子の多くは、自分から勉強するのは苦手な子が

多いのではないでしょうか。

「◎◎やったの?」「◎◎やりなさい」

という母の掛け声で動き出す日々だと思います。


でも、お母さんの不安は収まりません。

「点数が伸びないんです」
「◎◎と▽▽を毎日やっているのに、こんなミスをしています」
とおっしゃいます。


答案を拝見すると、

どうやら、点数を取ることに

かなりの意識が使われているように思えました。

自信がないんですね。

「悪い点数だったらどうしよう!」
「間違えたらどうしよう」

そんなことを考えながらテストを受けているのだと思います。



塾の先生は、そこもよくわかっていらしゃるようで、

まずはその気持ちの立て直そうとされているようで、

宿題の量にもその工夫が伺えました。


また、苦手意識の壁がすっと抜けたときのために

コツコツと基礎学習をさせてくれているのもわかりました。


結果がでるには時間がかかるかもしれませんが、

塾の先生は、お母さんに「不安だ!」と思われながらも、

粛々とお子さんのために先々を考えた指導を

されているようでした。

なんとも素晴らしい先生だと想いました。



冷静にテスト結果を見てみると、

実は、ここ半年、本当に少しずつですが、

お子さんの状態は

良くなってきていることがわかってきました。

拍手先生の指導方針やお気持ちがわかり、

お母さんも冷静さを取り戻され、

先生との距離が近すぎたかもしれない。

愛情ある先生の指導が

当たり前のようになってしまっていたかもしれない。と

気づかれたようでした。


特に、個別指導や少人数の指導は

指導する側が熱心に関われば関わるほど、

それが当たり前になってしまう危険性がありますからね。


2か月後にまた、お会いすることにしましたあ。

今後どのように変化されるか、

また、ご紹介したいと思います。


PJママスクール
PJママスクールという母親の会を開催しています。

2か月に1回、年間5回の開催です。

お母さんの勉強室とは違い、

何らかの形でお子さんをお預かりしているお母さまたちの会です。

teacupS

この会では、いろんなことを学びます。

前回のテーマは「紅茶」でした。

3つのカップに違う味の紅茶を入れ、

味の違いを楽しんでいただきました。

また、同時に、

紅茶の歴史、紅茶とマイセンやボーチャイナの関係、

紅茶を入れる際の水や酸素との関係などを学びました。


この会の題材づくりをする際、

わたしが大切にしているのは、

お母さんが会で体験してくださったことを、

家庭に持ち帰り、お子さんと笑顔で話せるようにすること、

また、そのお話がお子さんの先行体験になるようにすることです。


今から20年前、

お母さんの勉強室をはじめる際、

ある新聞記者の方に

「勉強するのは子どもでしょう。親が勉強してどうするんですか」と

助言いただいたのを覚えています。

おっしゃることは最もです。


ですが、勉強って楽しかったね!を

体験している親御さんが

思うほど多くないのです。


花マル笑子塾の親御さんたちは、

ほとんどですが優等生だったと思われますが、

わたしも含め、

勉強って面白かった、というより、

与えられたものをきちんと学習してきた、

という学びのではなかったかな?と思います。


母が笑顔で体験し、

その話を笑顔で子どもに伝える。

そんな「連なり」を大切にしながら、

学びの面白さを伝えられたらなあ、と思っています。



子どもたちが親になったとき、

「お父さんは、子どものころの◎◎勉強が楽しかったぞ!」と

言えるといいなあ、と願って頑張りたいと思います。

次回9月はお米を学び、体験する予定です。

残り20年の人生の新たなスタートとして…
この仕事にかかわって30年になります。


そこで、新たにご依頼いただいた本を

書くことにしました。

近著2冊は、

編集プロダクションにお手伝いいただいたものでしたが、

今度は、自分で書こうと思います。


わたしの周りのスタッフは、

またまた仕事を抱え込んだ!という顔で

話を聞いていましたが。(許せ!笑)





ジョギングこの30年、

自分の両親・家族はもちろん、

たくさんの先輩、仲間、母たちに支えられてきました。


そこで授かった経験を一人でも多くの人に伝えたい

という思いがあります。


同時に、

この不安でいっぱいの日本、世界を背負っていく子どもたちに、

その問題の多くを残していく大人としての責任を

ほんの少しでもいい、果たしていきたいと願っています。


また、いま、この時に、

どんな形であれ、次世代を背負う子どもたちと接し、

たとえ小さなことでも影響を与える大人であることを

深く受け止めて、ていねいに過ごしていきたいと

思っています。



わたしの人生も

運よく生きられて残り20年くらいでしょう。

未熟なわたしには、大変な20年になるとは思いますが、

先輩への感謝、

仲間たちに支えられている喜びと感謝、

そして、母たちの信頼への感謝に対して、

まずは、この本を書いてみたいと思います。


吉本笑子

合格おめでとうございます。
本日、渋谷学園幕張中学校の合格発表がありました。

幼児期から、ずっとご縁をいただいている生徒さんは

もちろんですが、

ありがたいことに、当方の講座(地歴や他講座)より、

花コベ(花マル笑子塾オリジナル指導)へ移行され、

ご縁をいただいてきた生徒さんも

晴れ全員合格をいただきました。


これもひとえに、

わたくしの生徒指導をご理解いただき、

ご協力くださったご父兄のおかげと

心より感謝しております。



とはいえ、1月の受験校はまだ、いくつか残っております。

本年は、現時点で、

生徒全員が、受験校からすべて合格をいただいておりますので、

それがここから数日間の弱点となってしまうかもしれません。

また、合格したから「よい」とも限らない。

大切なのは合格、不合格ではなく、

与えられた道を自分の「したいこと(夢)」に向かって

活かしていける力を身につけること。

だからこそ、

ここは安心せず、いつも通り集中して1日、1日を過ごしましょう。

再度、気持ちを引き締め直しましょう!と、

子どもたちと話し合いました。



わたしは、受験は結果ではなく、

子どもたちにとって、

成長できた経験だった・・・といえるよう工夫することが

最も大切だと思っております。


今年の受験生たちも、

ご父兄のご協力のおかげで、

この受験勉強を通して、

何度も、何度も自分と対峙する機会を得て、

そのたびに、考え、悩み成長してきました。

そして、自分を大切にすることを体験しながら、

大きく成長してくれたと思います。


ご父兄はその成長の瞬間に時間を惜しまず、

ていねいに関わってくださったと感謝しております。

彼らが、この受験を通して得たことは、

必ずやこれからの彼らを支えてくれると

信じています。


彼らの合格は、わたしにとって、

それはそれはうれしい出来事ですし、

これまでの日々へのご褒美ではあるのですが、


それ以上に、

受験に挑んでいく彼らの成長した姿を拝見することが

わたしにとって、その何十倍もの喜びです。



まだまだ、これから本番まで1週間あります。

ここからの1週間が彼らにとって

素晴らしい経験となるように

全力で子どもたちをサポートしていきたいと思います。


受験生のみなさん、

最後の1週間をどうぞ大切になさってくださいね。


中学受験で得てほしいこと
鉛筆中学受験がひと段落しましたね。

今年の入試は、地歴の卒業生も含め、

大変立派なものでした。

桜 みなさん、合格おめでとう!桜

そして、お疲れ様でした。


おうち受験が終わってからの、この3週間ほどは、

合格された生徒さんのお母さまたちと

この受験を振り返っての思いや成果、反省を話す毎日ですが、

どなたも、「社会・理科を楽しく学んでおくこと」は

とても大切だとおっしゃってくださいますね。


これから受験されるお母さまは

ヒントにしてほしいと思います。


また、合格した生徒さんが異口同音に口にする

「中学受験をしたから、こんなに理科が好きになったんだよ」

「中学受験をしたから、社会がどんなにおもしろいかわかった」

「中学受験をしたから、算数がこんなに好きになったんだ」

という言葉を聞いていると、

「合格することも大切」ですが、

この子たちに、この言葉を言ってもらうことが

わたしの役割なのだ!とも感じます。


本そして、2月からは新小6の生徒たちが、

受験生となりました。

彼らにも、1年後、合格した生徒と同じことを言ってもらえるよう

受験勉強を通して

学びの楽しさ を伝えられるよう


工夫しなければ!と思っています。



12歳の背中
平成23年の中学入試まで、あと80日…。

今、まさに12歳の背中は、朝に、夕にがんばっています。

自分たちの弱点をしっかりと受け止め、

それにそった計画を自分でつくり、

自らをためすように

粛々と消化していく。

言葉にはしませんが、学習をしながら

きっと、自分の弱点と対峙し、

不安になっている瞬間があるはずです。

ですが、彼らの背中は

もの言わず、それを乗り越えていきます。

頼もしいのひとことです。


母が声をかけずとも、自分で起き、

明日のために、時間がきたら眠る。


12歳の背中は、

その周りの空気をカチンと固まらせるほど

凛とし、集中しています。


母たちは、その頼もしくなった背中を見つめながら、

もう手が出せなくなった寂しさも感じています。

手がかかると嘆いていたころを懐かしく思いながらも、

わが子に「任せる」を体験をしています。



中学受験の悪影響を語られる方が多々いらっしゃいます。

わたしも決して良いものだとは感じていません。

なぜなら、彼らは、今、この2010年で活躍するのではなく、

おそらく2030年ごろの時代で活躍する可能性だからです。

その時代に必要な力は

この知識過重の受験で必要とされる能力ではなく、

自分の強みをしっかりと見つめ、

発想し、創造していく。。。そんな力だと理解しているからです。

いわば、人間力です。

だからこそ、

微力なわたしではありますが、

母たちとスクラムを組んで、この受験という体験を通じて、

その力の種を

彼らの中に積み上げてきたこの数年の日々でした。

12歳の背中は、

そんな大人の努力を

少しだけほめてくれているように思えます。

残り僅か80日、

されど、80日。

そして、これからの日々、

彼らに「挑む力」のすごさを伝える時期になりました。

最後まで、

彼らの若い力と彼らを愛するわれわれ大人の力を信じて、

ブレずに挑み続けたいと思います。

恥ずかしい思い。
昨日、あるお母さんから連絡が入りました。

その子は、わたくしどもの特別個別指導をとってくれていますので、

塾が薦めてくれる、すべての講座に参加することができません。



先週の土曜日も特別個別があり、

塾が薦める講座には出席できませんでした。

あけて今週の月曜日、

授業中に土曜日の講座の内容に触れる部分があったので、

その生徒は、無邪気にそれについて質問をしました。

すると、先生は

「参加もしないで質問をするな!」

「これはお金の問題だから教えられない」

と応えられたというのです。

子どもの話ですから、多少ずれはあるかもしれませんが、

これを聞いたとき、全身の血が逆流しました。

同時に、同じ業界の人間として、このような未熟な先生がいることを
申し訳なく思いました。

塾の先生の中には、
自分たちの思い通りに動く親=信頼、と捉えてしまう方もあるので、

自分たちの思う通りに講座に参加してくれない生徒をみて

母たちの信頼を得ていない!と思ってしまったのでしょう。


先生(そのリーダーですかね)の立場に立って考えると

信頼を得ていないと思うから、どんどん不安になる。

その不安を自分たちの仕事に跳ね返せる力があるなら

いいのですが、

「あのお母さんは!」と母に矛先を向けてしまう。

結果的に、そのいら立ちを子どもに向けた最悪の例だと思います。

われわれ民間は仕事です。経営していかねばなりませんから、

もちろんビジネス感覚は大切です。

それでも、子どもを預かる以上、ビジネスではなく、教育が先!

何事も「この子のためには何が必要か」を考えて動かねばなりません。

その子のために必要なら薦めますが、必要でないと思えば薦めない。

ましてや、母との信頼関係を築けない自分の未熟さを棚に上げ、

生徒にあたるとは何事ですか!

同じ業界の人間として、本当に恥ずかしく思います。

また、この体験をさせてしてまった生徒さんに申し訳なく思います。



このブログを読んでくださっているお母さんたちへのお願いです。

もちろん、われわれも日々研鑽してまいりますが、

塾選びをされるときは、
この「子どものため」を
優先順位1位に考えられるリーダーのいるところを
お探しくださいね。


子どもたちが出ていくこれからの社会は
テクノロジーがさらに発達し、
不安も多く抱えたものだと予測されます。

だからこそ、
子どもに「人を信頼することの大切さ、強さ」を体験させて
おきたいのです。

それは有名私立中学合格するよりも、
知識をたくさん持っていることよりも大切なことだと思っています。


子どもたちに申し訳ない話。
核安全保障サミットについて、米紙 ワシントン・ポストが報じた内容が紹介ました。

(以下、引用 詳細は→ こちらから

核安全保障サミットで最大の敗者は日本の鳩山由紀夫首相だと報じた。最大の勝者は約1時間半にわたり首脳会談を行った中国の胡錦濤国家主席とした。鳩山首相について同紙は、「不運で愚かな日本の首相」と紹介。

以上

この記事を見て、複雑な心境になるのはわたしだけでしょうか?



まずは、ナショナリズムからでしょうか?

この酷評には辛さが残り、反面、この評価にうなずける自分もいます。

どうしようもないジレンマも感じます。


しかし、大人が今、この記事を読んで考えなければならないことは

将来を担う子どもたちへの大人の責任ではないか!と思っています。



子どもたちにとって、

本来なら、もっと将来に夢を持てる世の中であってほしいのに、

「将来は混沌として時代を迎える」

そんな予測ばかりが巷に流れ、その上、こんな記事まで。。。


教育現場¬椶鬚笋襪函

政治経済を学ぶ機会は非常に乏しいのが現実です。

小学6年生で、学校行事の多い中で初めて学び、

中学3年生で、受験を前にして忙しく学ぶ。

塾でも、小6の春に忙しく政治と経済を一気に学習します。

こうみると、日本の子どもたちは、

政治・経済をじっくり学び、自分の意見を整えるほどの

知識を与えられる機会が非常に少ないことに気づきます。



国民がどうやって政治と向き合うべきなのか、

「国民主権を果たすため」を考える知識が必要です。

それが政治への関心度になるはずです。

この社会を担っている大人が、

この記事はいろいろな意味での警鐘だと捉え、

将来を担う子どもたちに対して、

大人の責任を考える機会としなければならないのではないか。

わたしはそう考えています。

そのために、自分で今、できることをしていきたい!

と思いました。

実朝暗殺の舞台 大銀杏が・・・
ohicho

びっくり 10日午前4時40分ごろ、

 鎌倉鶴岡八幡宮 本殿前にある
 県指定天然記念物「大(おお)銀杏(いちょう)」が、
強風 9日から続いた強風のため、
 根元付近から折れて倒れてしまったそうです。


よつばのクローバー この大銀杏は、

鎌倉幕府三代将軍、源実朝(さねとも)の

暗殺事件の「隠れ銀杏」として有名です。


本 文学を好んだ実朝を、兄頼家の子、公暁が

この大銀杏に隠れて待ち伏せ暗殺した事件。

血のつながった叔父さんを殺さねばならなかった公暁も、

大切な甥っ子に殺されてしまった実朝も、

どれほど辛かったかしれません。

そんな歴史を目撃していた大銀杏です。

強風 幹回り6.8メートル、
高さ約30メートル
樹齢は1000年とされる大銀杏が
折れてしまう強風とは
いったいどれほどのものだったのでしょうね。


結晶 地歴複合講座に参加されている親子さんも

たくさん観にいかれ、この大銀杏の前で、

歴史について話をしたとお聞きしています。

なんとも寂しいニュースでした。

つくも茄子展示
唐物(からもの)茄子(なす)茶入 付藻(つくも)茄子の展示開始



地歴複合講座に参加された生徒さんの中には

「もう見に行きましたよ」という連絡を下さった方が

いらっしゃいますが、

国宝「付藻茄子」は、

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康が所有したことで有名ですよね。

本能寺の変のあと、本能寺の焼け跡で秀吉が見つけ、

大坂の陣のあと、焼け跡から家康がその砕けた破片を拾い集め、

「うるし」でつなげ、上薬をかけ文様を再現した茶入です。


また、今は、

NHK大河ドラマ「龍馬伝」で取り上げられている

岩崎弥太郎の弟、岩崎彌之助(やのすけ)と

その子小彌太(こやた)によって

設立された静嘉堂文庫美術館で静かなときを過ごしています。



そんな有名な歴史のできごとをかいくぐり、

歴史上の有名人がとても大切にした茶入れです。


少し暖かくなったら、お子さんと静嘉堂文庫美術館に

出向いていただき、本物をご覧いただきたいなあと思います。



【付藻茄子を所有した人たち 関わった人たち】

足利義満(足利幕府3代将軍)
足利将軍家
足利義政から山名政豊→村田珠光
→ 朝倉太郎左衛門→小袖屋→袋屋
→ 松永久秀 → 織田信長 
→ 豊臣秀吉 → 徳川家康
→ 藤重藤元 → 藤重家 → 岩崎弥之助
→ 岩崎小弥太 → 静嘉堂文庫美術館




展示は2月6日から3月22日(月曜・振替休日)まで

場所は静嘉堂文庫美術館 (世田谷区)

午前10時から 午後4時30分まで

(月曜日は休館)

一般は800円、大高校生500円 中学生以下は無料


最近思うこと
唖然 受験が近づいてきました。

あと1ヶ月くらいですね。

病院 今は、子ども達が解く過去問の結果をチェックする作業が

続いています。

子ども達は、見た目では90点、85点と

すばらしい成績をたたき出してはいますが。

それでも、何かつかみどころのない不安に襲われる時期です。



そんな時期に、カウンセリングで出る話題に

ぶー 「塾の先生が・・・」「塾のやり方が・・・」

という塾が不安だというお話があります。

小6のここへきて、塾を信頼できないのは本当に辛いですね。

現実につぶされそうになります。


そこで、塾をどう活用するかを親も考えておく必要があります。


先日、カウンセリングを受けたお子さんは、

塾に向いてないお子さんでした。わたしは、そう感じました。

ですが、お母さんが塾に行かせないと不安でたまらないのです。

この場合、わたしは「塾へ行く」を選択します。



お母さんが変わればいいじゃないか!

そうおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、

それには時間がかかります。

また、われわれのような専門家が

月に1回程度のカウンセリングを定期的に行い、

寄り添い、道を作りながら・・・。

そんな方法が必要になります。



そんな時間をかけられない場合、

概念をガラリと変えます。

塾にあわせるのではなく、

塾を子どもに合わせる。

つまり、その子に必要なものだけを

塾から取捨選択する方法を取ります。
 



ただし、

小3の2月から小6までの3年間、

その信念を貫く覚悟が必要です。


でも、母の信じた道ですから、母は乗り越えることができます。


母がまっすぐ1本の道を進めば、子どもも成長しながついていけます。


もし、塾へ行かない道を選択したら、

母が先にぶれてしまい、

迷い始め、子どもにその不安をぶつけてしまうかもしれません。

つまり、中途半端な結果になる可能性が強くなります。


今、塾選びをされている方は多いでしょう。

この「塾をわが子にあわせる」

この考え方で受験生活を考えてみてください。

そうすれば、お子さんにとって、

大切なポイントが明確になり、

塾の活用法が見えてくるはずです。


四谷大塚合不合判定テスト 第二回目結果をいかす!
読書 中学受験を希望する
小学6年生の多くが受験する「四谷大塚合不合判定テスト」

9月に続いて、昨日、第2回目が実施されました。

毎年、このテストのあとはいろんなご相談を受けます。

特に多いのが、この試験の結果が予想したより思わしくなかったケース。

夏休みが過ぎ、親子ともども「いよいよだ!」と肩に力が入っています。

9月になって学校がはじまると

なかなか思ったように学習計画は進まない。

そして、この時期は、運動会や学校行事が多い。

子ども達は思った以上に疲れて帰ってくる。

そんな中でも、学習を進めなければなりません。

そこへ、今年は新インフルエンザの流行です。

お母さまたちは、例年以上に寝不足をさせないよう

神経を遣われていることでしょう。

ムニョムニョ こんな張り詰めた気持ちと、思ったようにいかない苛立ちが

どんどん大きくなってきているのがこの時期です。

こんなとき、今回の合不合判定テストの結果が悪いと、

ドーンと落ち込んでしまいます。

ですが、ここが親の出番です

実は、このテスト結果には
合格に向けての改善へのヒントがたくさん隠されています。
ですから、・点数ではなく、点数が思わしくなかった原因をつかんでおこう!
お子さんに伝えていただき、

 .謄好鳩覯未鯤析し、
◆ー綸世箸覆辰読發上がってきたものを知り
 今後の学習や本番に役立てられるよう具体的に動きだしていただきたい
 のです。



今回の合不合判定テストの結果が、良くとも、悪くとも、
上手に活用していただき、今後への改善にお役立てくださいね。

お母さんの勉強室 
今日のブログ・・・
何日かさぼっていたのに、書いてみたら長くなりました。
お手すきのときに、気長に読んでくださいね。



鉛筆 9月27日に「お母さんの勉強会」という講演会を開催させていただきました。

最近では、いろんな講演会に呼んでいただき、

いろんなお母さまとお会いする機会に恵まれています。

それはそれで、とても勉強になるのですが、

わたしの原点はやっぱり「お母さんの勉強室」です。


いつも参加してくださいるお母さん。

初めて参加してくださるお母さん。

お子さんが小さくて、まだ心に余裕のあるお母さん。

そして、お子さんの塾通いが始まって、ちょっと焦っているお母さん。

いろんなお母さんがいらっしゃいますが、

すべてのお母さんに共通しているのが、

わが子への思い なのですよね。

母とは本当にすばらしいものです。ニコニコ


学校 さて、ここで、ちょっと寄り道をして、

このお母さんの勉強室のスタートについてお話させてくださいね。


はじまりは、20年ほど前ですね。

まだまだ、わたしが今よりウンと若かったころ・・・。

教え子のお母さんとの懇談会という形ではじまりました。


内容はというと、

わたしの独自のノウハウである「先行体験」をご紹介しながら

教え子のお母さんとお話し、

どの子にどんな「先行体験」がいいかな?と考える機会がほしいという

わたしの願いからはじまりました。

母たちは、わたしが提案した「先行体験」を経験し、

情報を共有し、交換し合いながら、改善を加え、

よりよいものに変えていってくれました。



当初の母たちの会話は、こんな風にでしたね。

モグモグ 先生、この間のこの方法がよかったです。

なんだか興味を示してくれて。

でも、みなさんはどうでした?

イヒヒ あら、うちも!興味を示してくれて・・・。

そのあとは、はまってくれたという感じね。

モゴモゴ うちはダメだった。

ぜんぜん興味を示してくれなかったわ!

ムニョムニョ うちも。男の子ってのせにくいのかしら?

ニコニコ ちがうわよ〜。親が教えようとするのを読んでるのよ。

ムニョムニョ どういうこと?

ニコニコ もしかして、「覚えたの!」「わかったの!」なんて言っちゃッたんじゃないかしら?

子どもって頭がいいから、母のそんな策略にはのらないって拒否するのよ。

ラブラブ あらら、そうなの・・・(苦笑)

ポッ なんだかお見通しって感じねえ?

もしかして、前回のとき、あなたがそうだったとか?

撃沈 あら、バレちゃった!

ムニョムニョ なんだ。先人の教えってことね!

ニコニコ まあ、そういうことかな。

でもね、ここからが大切なの。

ムニョムニョラブラブなに、なに?

ニコニコ その教訓をいかして、○○の部分を、こう変えてみたの。

そうしたら、あの頑固な息子がのってきてくれて!(笑)

わたしの粘り勝ち。

まあ、子どもばかりを変えようとしていたらダメ。

先生がいうように、わたしが変わらないと良い結果は得られないって

いうのが結論かな!

ラブラブ それいいね。いいこと聞いた。わたしもやってみよう。

なるほど、親が変わんないから子どもも動かないね。

そうか!そういえば、わたしも・・・

子どもばかりを変えようとしてたかもしれない?

なんだぁ。わたしのせいだったのね。(笑)

モゴモゴ あなたって、落ち込まないのよね。すごいわ。尊敬する!

ラブラブ だって、わたしが原因なら簡単じゃない。あの子のために

自分ががんばればいいんでしょ!

(全員で 納得!)

これはホントにあった会話なんです。

こうやって書いていると、懐かしくて胸が熱くなります。



こうしてお母さんの勉強室は、

いわば、それぞれの工夫を情報交換するという感じではじまりました。

このおかげで、当時の先行体験の工夫はブラッシュアップされ、

受験でつまずきそうな部分に視点をあてて、

新たに見直せることができ、

現在の「先行体験」の土台ができていきました。


先行体験を取り入れていないころは、

力づくで教え込んでいた内容も

「あっ!知っている」「あのとき、ママとやった!」という

ひらめきのようなものと同時に

すーっと入るようになっていきました。

拍手 そうなったらこわい物知らず!

結晶 やる気が出る。または、あっという間に理解してしまう。

そんなうれしい出来事が増えていきました。


そして、そこで得た自信をきかっけに、

考える力も育つこともわかりました。



そこで、ある書籍の出版を機に、

一般の方にも「お母さんの勉強室」に参加いただけるようにしました。

開催当初、「これでまた、やる気を出してくれるお子さんが増える!」と

安堵感のようなもので満ちていたのを覚えています。

しかし、唖然 それほど甘くないですよね。



一般の方、つまりそれまで信頼関係のないお母さんたちに

いきなり先行体験の工夫をお伝えしても、

病院 これをやってみたけど、子どもはちっともやらない。
  
病院 想像したように反応しない!

病院 先行体験は良いと思い、やってみますが、テストをしてみると

わかっていません。どうすれば点数がよくなりますか?

そんな質問が相次ぎました。

先行体験=先取り学習、 できる子になるための特別のノウハウ。

そんなイメージを与えてしまったのでしょうね。


こちらの責任大です! 


結果的に塾となんら変わらない。


それどころか、親子喧嘩の火種になってしまったり、

子どもの自信を失くすきっかけになってしまう。


これが現実。ドッカーン! 

吉本笑子、撃沈!!


唖然わが身の微力を痛感し、自分が成長し、変わらなければ、

お子さんによりよい物を提供できないんだなあと痛感しました。


そこで、最近の「お母さんの勉強会」では、

受験や子育てにとっての大敵である「母の心のブレ」を修正する工夫を

中心にお話してきました。



そして、前回のお母さんの勉強室のとき、

参加してくださっているお母さんの顔を拝見していたら、

そろそろ、原点にもどろうかな?と思いました。

祝 そう思えたのも、きっと、わたしが開催する「地歴複合講座」の

お母さまたちのおかげだと思います。


この講座は親子で参加していただくものなので、

お母さん達も、わたしの講義を聞いてくださいます。

そうしていただいている理由は、

受講のあと、講座でお伝えした知識を話題にし、

親子でお話をしていただけるからです。

ここには大きな成果が期待できるからです。


まだまだ成果は完全ではないですが、

お母さん達との連携プレーのおかげで、

開始から2年以上になりますが、

歴士、歴女がずいぶんと誕生していますし、

また、塾で歴史がはじまったら、やる気がでた!というお子さんも

かなり出てきました。


また、クラスの雰囲気がとってもいいなあ、

と感じることが多々あります。



これも「母」という深い愛情をもった人たちが集まり、

互いに気持ちを共有しあいながら、わが子のためにみなががんばる!

そう、ちょうど、お母さんの勉強室をはじめたころの様子です。

あまりべたべたしたお付き合いはしないけれど、

「よい」と思ったことは情報を提供しあう。

また、あるお母さんが疲れていると思ったら、

「わかる、その気持ちわかる、がんばって!」と

静かに応援してくださる。

その温かさが、わたしにもご褒美のように伝わってきたおかげで、

あらたなスタートを!と考えられたのだと思います。


わたしは、今、ご縁をいただいている母たち一人ひとりが大好きで、

そのお子さんがとってもいとおしく思える。

そんな気持ちを大切にしたいと思っています。



おはな 母たちも忙しい毎日、コツコツとがんばってくています。

わたしも老骨に鞭打ってではありますが、がんばらねば!と思います。

10月の講演会はこじんまりとした講演会ですから、

そこでひとつ、ふたつ、

すぐに活用していだける「先行体験」をご紹介してみようと思います。

よつばのクローバー よかったら、また、いつの日か

わたしの大好きな母たちとそのお子さんたちが集う場所に

いらしてみてくださいね。

ピンクリボン運動
pink ribon

赤い旗 今年も10月になりましたね。ピンクリボン運動月間です。

ママのみなさん!

お忙しいとは思いますが、乳がん検診をお受けくださいね!

わたしは、先月のお休みに終わらせました。

正直、この検査は苦手ですが、わが子にとってはたった一人の母です。

まだ、記憶に新しい「川村カオリさん」

幼いわが子を残して先立つ辛さはどれほどだったか!

考えるだけで胸が熱くなります。

そんな彼女の「母としての思い」を大切にするため にも、

どうか検診を受けてくださいね。

よろしくお願いします!!


川村カオリさんからのメッセージ → こちらから

恩師との仕事
まもなく「理科まるごと音読帳 3時間目」が刊行されます。


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この本の監修をしてくださっているのは、

わたしのとっても尊敬する恩師です。

ニョロ 口数の少ない先生ですが、

すでに親がいないわたしには、

仕事を通して感じる先生の愛情に

からだ全体がふんわりと解放されたような気になることがあります。



この本の前作「理科まるごと音読帳 2時間目」を作る際に

「先生、監修をお願いできませんか?」と

久しぶりに訪ねたとき、先生は照れくさそうに、

「面倒だけど、仕方がないなぁ」とおっしゃいました。

そして、そのとき思い出したのです。

数十年前、わたしが「教師になりたい」と先生に相談したとき、

先生は「こんな大変な仕事を選ぶな!」とおっしゃったことを・・・。



でも、振り返って思うと、今の自分があるのは、

この先生の懐の広さから学んだことが多かったように思えます。


生徒に筋を通す接し方や潔さに

大人や子どもではなく人間として大切なルールを教えられました。

今でもそんな先生の背中を目標にしているように思えます。


理科2時間目、3時間目の本を作りながら、

先生と言葉を交わしたり、

メールのやり取りをするわけではないのですが、

いろんなところに先生の温かさを感じながら、

このようなすばらし師との出会いに感謝し、

また、いまだに甘えられる自分は幸せだと思います。


そして、今、ご縁をいただいている子ども達にも

中学でそんな師を出会えってもらえるよう

また、がんばろう!と思っています。

夏期講習から学びたいこと 小4、小5生
いよいよ9月……

この時期から12月にかけて、

小4、小5生を持つお母さまからの相談もラッシュを迎えます。


大半が夏休みはどこかの進学塾 夏期講習に行かれた方ばかり。


夏期講習はほとんどの塾が1学期の復習を目的としていますから、

宿題もたっぷりと用意されます。

お子さんが夏期講習の宿題に手を焼いたとすれば、

1学期の内容が頭に入っていない、ということになります。


ただ、ここで、親が驚き、

「塾でなにをやってきたの?」

「塾でちゃんと聞いているの?」

「もしかして、頭が悪い?」と、

不安にならないように注意してください。


それらのお子さんを拝見すると、

5年、10年前にはなかった傾向が見受けられるのです。


それは、塾での学習が、

彼らの思考の中で独立しているということ 
です。


つまり、少し傾向の違う問題をやると

全く初めての問題のようにとらえてしまう。


この状況では、塾での鍛練が、

家庭学習で、テストであまり役に立たないことになります。



これにはいろんな要因が考えらるのですが、

親が気をつけたいのは、

その原因はお子さんにあるのではないこと 

やり方が間違っていることに気づくこと です。

また、語彙が不足して起こるということ も知っておきたいですね。


そして、お子さんを必要以上にわが子を叱ったりせずに、

まずは間違っているやり方や考え方などを探し

改善できる工夫をしてあげてほしいと思います。

夏休みの終わり……お願い
まもなく夏休みが終わりますね。

この時期になると毎年増えるのが、

ママからの唖然 イライラメール。


「ああ、わが子は毎日ダラダラしている」

「親が言っても、言ってもできない」

「やる気がない」  などなど。


夏休みに入る前は

ポジティブモードだったなママのハートが

わが子の生活を目の当たりにしていたら、

ダメなところばかりが目について

すっかりネガティブモードです。


そんな自分に気づいたら、軌道修正をしてくださいね。


きのこオレンジ まず、できないことが悪いことではない。

できないことはチャンスなんだ!と思うことでしたよね。


きのこレッド 次に、できないのはやり方にも問題があるんだ。と考え、

そのやり方を改善する方法を模索するんでしたよね。


きのこグリーン この考え方が、わが子の心の成長に大切なやり方でしたよね。


ついつい忘れがちですが、

せっかくの親子の時間を、

わが子の欠点を批判する時間にしてしまっても

なにも進歩がないですよね。

親の心にも、よくないことですし。



おてんき 29日、30日は、夏休み最終の土日です。

親も子も、心の栄養となるような

豊かな時間を笑顔でお過ごしくださいね。

オーラの泉  倉本總氏出演でのひとコマ
テレビジョン オーラの泉という番組は有名ですよね。

なかなか拝見するチャンスはないのですが、

先日はゲストが倉本總氏だと知り、拝見しました。

その中で、倉本氏が

ぶー 「ある会で母親たちに『子どものために死ねますか?』

とたずねたら、手を挙げたのはなんと60人中6人だけだった」と

落胆していらっしゃいました。

MCの美輪さんも

唖然 「今の母親は自分が大切なのだ!」と……。



それを聞いていて、

わたしは「それはちがうのではないかな?」と思いました。



たしかに倉本氏や美輪さんのお母さまからみれば、

わたしも含め、今の母親たちは幼いでしょう。

また、文明の利器のおかげで「楽」をしているのも確かです。

「自分の時間がほしい」そんな贅沢なことをいいますからね。


でも、日々母たちにかかわっているわたしは、

母の思いとは、時代が変わっても同じではないか と思うのです。



きっと、平和で豊かな日本に生れ、母になったものにとって、

倉本氏の「子どもために死ねますか?」という質問は

イメージのできない、

戸惑いを覚えるものだったのではないでしょうか?


わたしはそう思えてならないのです。


おてんき 会場にいた母たちも、われわれも、

「いざ」となったら、きっと気づいていない

わが子を思う「母の力」に出会えると思うのです。


倉本氏や美輪さん、また先輩お母さまたちから見れば、

われわれ今の時代の母たちは、幼い、未熟かもしれません。


ですが、母の思いは同じ!と、

どうか温かい心で見守り、導いていただきたいと思います。

NHK連続テレビ小説 つばさ 「20歳(はたち)のおかん」
あめ ボーイフレンドとのことで

心がいっぱいいっぱいになってしまった主人公。

周りに心配をかけまいとし、心に蓋をして明るく振舞う。

でも、まだまだ未熟な主人公の心は集中力を失い

ラジオの番組内で大きなミスをしてしまう・・・・・・。


星 「20歳(はたち)のおかん」と呼ばれているつばさは、

元来思いやりのある性格に、

母親のような日々が重なって、

自分のことではなく、いつも誰かのことを考えています。


そんな彼女が、今回は

結晶 自分の心と向き合わなければならなくなって・・・。

でも、つばさはこんなときも

やっぱり、周りの人に気を遣わせないと

自分の心から目を背けてしまいます。



そんなつばさを見ていると、

カウンセリングで出会うお子さんに似ているなあ。

と思ってしまいます。


彼らもついつい母の期待に沿いたいと

がんばっているところがありますからね。



唖然 大人も

そんな子どもの心に気づいていないわけではないのですが、

塾に入れると、大手進学塾の学習方法を、何の工夫もなく、

子どもに押し付けてしまうんですよね。


でも、それでは「やる気を引き出すこと」は難しいし、

成績も伸びにくい。

でも、塾に入れたら、競争心がわいて、がんばるはずだ!

と、思っているから

親たちも戸惑ってしまうんですよね。


そんなとき、普段から母親にほめてほしい!怒られないように!に

心を費やしている子は、

自分の内なるものに目を向ける習慣が乏しい。

だから、テストで悪い点数をとってしまうと、

どうしてこんな点数をとってしまったのか。

どうして学習へ意欲がわかないのか。

どうして理解できないのか。

そういう大切なものに目を向ける前に、

母の期待に沿いたい!

母が、父が、先生が喜ぶようにしなきゃ!と

思ってしまうのですよね。


それに親が気づかなかったり、気づく余裕がないと、

つばさと同様に、子どもは失敗をうまく活用できず、

深く、深く傷つき、迷ってしまうのです。




唖然 塾や学校のテストの点数を前に、

「この子は、算数ができないんです」と

おっしゃるお母さんがいらっしゃいます。

あめ 「苦手」ではなく、「できない」とおっしゃる。

でも、そのお子さんに指導を試みると

ほとんどが「できない」のではなく、

考えるのが面倒、文章を読んで理解するのが面倒、

また、語彙力がまだまだ不足していて

理解できない。理解しようとしていない。

やり方を覚えればいいと勘違いして、

闇雲に公式に数字をあてはめている。

論理立ててイメージできない。体験不足
、などなど。

大半は「できない」のではなく、

「やり方」がわかっていないことが原因 
 になっているのです。



お子さんをご覧になり、

塾の学習についていけないのかも?と感じたり、

お子さんに弱点があると思われたりしたら、

今の学習の仕方には、

きっとわが子にあってないところがあるにちがいない!

それは何だろう?と、そこの焦点を当てることです。


そして、原因を見つけ出し、

それを改善する工夫を試行錯誤してみてほしいのです。



この夏休み、お子さんとともにすることが多い中で、

今一度、お子さんとの関わり方を見直してみてほしいと願っています。


小4、男子・女子 大手進学塾での不調  その2
大手進学塾に通いはじめた小学4年生が不調! その2

今回は、「塾の内容がわからない」という子に

親は何をすればいいのか?についてお話させてください。

ノーノー わからないよ。と子どもにいわれれば

親は教えなきゃと思いますね。

ですが、ここで気を付けてほしいことがあります。

それは、お子さんの状態を見極めることです。

たとえれば、果実や実を甘くするために、

あえて、水を最小限度しか与えないという農法があります。

子どもの学習もこれと同じなのです。

子どもの中に、「ああ、水がほしい!」という状態にならないと

だれが教えようと子どもの頭にスーッと知識や概念は

吸い込まれにくいのです。

その状態になっていないのに、教えようとすると、

子どもの興味がぐっと引き寄せられない限り

吸収力はグンと下がってしまいます。


また、親が教える場合、

理解できないといってぐずぐずしていると。親はイライラしてしまう。

考えさせるのではなく、

解答が出るようにいろんなヒントを与え、答えがでるように

思考を誘導してしまう。


これがいけない! まずは、子どもの中に、

「のぞが乾いた」「ああ、お水がほしい!」

という状態を作ることから始めないと時間ばかりかかってしまいます。

時間がかかっている間に、子どものやる気がなえてしまうのですね。



小4はお近さんの中に、この状態を作る大切な時期です。

おてんき 「楽しい」「やってみたい」「解けそう」と

いう前向きな気持ちになれるよう工夫してあげてください。

あめ 塾通いをはじめると生活があわただしくなります。。

そんな中、大切なものを見落とさないように

気をつけてあげてほしいと思います。

小4、男子・女子 大手進学塾での不調  
毎年、梅雨に入り、

さあ、いよいよ夏が近づいてきたぞ!と心を引き締める今の時期。

きまって、大手進学塾に席を置く小4男子、女子のお母さまからの

「不調」!というご相談があります。

今年も、ここ数日、このケースのカウンセリングを

10件ほどさせていただきました。


どのお子さんも入塾から4か月あまり、

最初の緊張感が薄れ、

少しずつ塾通いにも慣れてきたかな?と思い始めたころです。


ノーノー 気が付くと、毎日、宿題に追われる日々。

てれちゃう 親が声をかえ「やらせている」と感じる日々。

鉛筆 これではいけないと思って、親が少し手伝ってみたら、

テストで点数が取れた!

だから、おはな 親はやる気になり、

子どもを叱咤激励しながらいろいろ手を出す。

ラッキー 子どもの中にはやってもらえるから、と惰性が生まれる。

親の気持ちに余裕があれば、この学習への取り組み方が

子どもにはよくないことで、

親と子のやる気の温度差が大きくかけ離れていることに

気づけるのですが、毎週、毎日、追われる日々を過ごしていると、

まずは目先のこと!となり、いっぱいいっぱいになってしまう。


そして、6月半ば、

子どもは「勉強っておもしろくないなあ」と思い始め、

親は「どうしてこの子はやる気がでないんだろう」と不安になるのです。


この状況を乗り越えたり、招かない方法はいろいろあるのですが、

ここでそれらをすべてご紹介することはできないませんので、

まずは問題解決へのヒントとなる

「塾の学び」についてお話させてください。


■ 塾の学びと「やり方」について
塾の先生は熱心な方が多いですから、

たとえば、
「今日は植木算を教えるぞ!」と意欲満々で指導に向かわれる。

しかし、子どもたちの側に視線を移すと、

予習をしないようにいわれる塾が多いですからね。

(予習型を勧めない理由として考えられること→
予習をされると、家庭の負担が増えること。
家庭での負担が増えると塾通いをやめてしまうケースが出ること。
負担が増えるとお母さんからの相談が増えてしまうこと。

また、予習の仕方で理解に差がでると授業に支障がでること。
親が教え過ぎてしまうケースでは、子どもは授業で考えなくなり、
また、その子本来の実力も見えなくなること。
などの理由が考えられます。)


ですが、予習と復習はその子にあったやり方で、

その子のそのときの状態を見極めて使い分けてあげれば

どちらも相当の効果が見込めるものなのです。

どちらがいい、というのではなく、お子さんの状況に合わせて!と

考えていただくのが良策だと思います。


では、お子さんの状況をここで考えてみましょう。

たとえば、今回ご相談の

塾通いを始めたばかりのまだまだ幼い子どもたちの場合、

「はい、今日は植木算です」と切り出され、

例を説明され、公式を覚えるようにいわれ、

それを基本問題にあてはめてやるように指示をされる。

その学習には、自分で考える作業がほとんどない。

また、その場で基本問題ができると、

子どもは理解できた!という気持ちになってしまう。

これでは、学びではなく、

作業を学びに行っているように見えますよね。

本来なら公式なんて教えずに、

あの手、この手で子どもに解かせてあげられればいいのですが、

塾側も時間がないので、このやり方にならざるを得ないのです。


そこで、小4生徒さんには、塾の授業に支障を与えないよう、

植木算なら、電柱が並んでいるのを見せておく。とか、

料理に国旗を立てて、植木算の概念を体験させておく。

そんな予習をさせておくと効果的なのです。

やる気のないというか「欲」のない子には

「あっ!知ってる」と思えるこの方法は

さらに効果的だと思います。



つまり、勝負は家庭学習にあるというわけです。

ただし、その事実をまっすぐに受けとって

「親ががんばろう!」なんてことになると、

今度は子どもはもっとやる気をなくしてしまいます。

注意が必要ですね。


あくまでも親は

「子どもが自分でする力を身につける」を目標にしたいですね。



そして、もう1点、

国語にもこのやり方を使わざるを得ないのが大問題なのです。

1週間に45分または90分の授業、

先生の解説を交えながら受講する。

得るものはたくさんあっても、

なかなか読解力は身につけるまではいきません。


ですが、
塾は得点力をつけてあげないと役割を果たしたことにならない。

そこで、ついつい

「接続詞があったら……」「指示語があったら……」

「線を引きましょう」「登場人物をマルで囲みましょう」

とテクニックを教えることになるのですよね。

これでは、「解き方」を教わるばかりで、

子どもたちは文章を読んでそこにあるものを理解しよう。

文字という記号から、物事の概念を理解しよう。

自分の頭の中で理解できるよう熟考しよう。と

思える機会がほとんどないのです。

ですから、この「不調」を訴える子のほとんどが、

問題を前にすると、すぐに

「やり方は?」「わからない、教えて?」というのです。


本 まず、親が、この「やり方」「解き方」ばかりを求める姿勢を

家庭学習で「理解した」「できるようになった」という達成感に

育てていく工夫を親が提案してあげなければなりません。


■ わたしの教え子たちの場合は

子どもがこの「解き方重視」から「理解重視」に移行する際は

お父さん、お母さんに、できるだけ教えないでほしい。

自分で考える力を体感させるため、

どんなに時間がかかっても解ききるを大切にしてください。

とお願いすることがあります。


子どもたちの中には、モゴモゴ もう嫌だ!わかんない!と

放り出してしまう子もいます。

それでも おてんき 最初が肝心!と親は動かない。

そうしていると、子どもはなんとなく、やってみようかな?と

また、プリントを引きずり出してやろうとする。

そうやって、答えが間違っていようが、合っていようが、

おてんき 解ききれた時、お父さん、お母さんには

うんと褒めてもらうようにしています。

そして、イライラしたのはどうしてか?考えさせるようにしています。

また、中には、「今日は思い浮かばない、明日にしていい?」と

自分にあったやり方を自分で見つけようとする子もいます。


こんな体験を十分に与え、子どもたちの中に

「自分らしい学習」と「自信」が芽生えたのち、

「やり方」を「解き方」を整理しながら練習を重ねさせる、

これが後には「自分でする力」へと発展していくのです。


ここでは多くは語れませんが、

まずは、不調になりそうなとき、不調だと感じたときは、

上記を思い出していただき、

親子で喧嘩をしないように、また、決して諦めず、

突破口を見つけていただきたいと思います。


次回は親が教えて効果があるときとは?について
お話させてください。

育児休業から復帰したら降格・減給、女性社員が提訴
今夜、ある企業の女性が育児休業から復帰したら降格・減給させられた!

それで提訴したという記事がネット上に流れていました。


鳥  そういえば、大企業や官庁などで働く教え子たちが、

結婚をしても、子どもを産むのは躊躇しちゃうよ!といいます。

それは、この問題があるからですよね。


イヒヒ 2006年だったと思いますが、福祉政策が手厚いヨーロッパでもすらも

長い育児休暇が不利に働くことがある!

という記事を読んだことがあります。




わたしもフルタイムで働きながら子育てをしてきたので、

こういう現実を目にすると心が痛みます。

わたしの場合、経営者でしたから休むどころか、

従業員の生活への責任を考えれば、母だからなんて通用しません。



唖然 まるで火の輪っかを飛びぬけるサーカスのライオンのように

目をつむって今ここを飛び越えるしかない!


何度となく、そんな思いをしたことがあります。

でも、目をつむって、さあ!ジャンプだ!っと

身体を空中に放りだしたとたん、

まるでそれを見ていたかのように、

次々と不安を誘発するようなことが起こります。


たとえば、子どもが幼いと、

よく熱を出したり、病気をします。

発熱で真っ赤な顔の子どもを振り切って

仕事に出かけなければならないあの辛さ!

これは経験した母でなければわからないものですよね。

身を引き裂かれる思い、という言葉がありますが、

まさにその境地ですよ。


でも、仕事は正直です。

そんな心の弱さにすぐに反応し、ミスを引き起こす。

そんな自分に腹がたつ、子どもにも申し訳ない!

いたたまれない気持ちになるんです。



そして、まあ、子どもも大きくなり、

やっと病気をしなくなったなあ、安心だぁ!と思っていると、

今度は、子どもの教育問題が目の前に立ち塞がります。

忙しい日々、なかなか子どもの学習に付き合ってやれない。


時々子どもの様子を見てドキッ!

周りの子の様子を聞いてドキッ!

「あなたは何やってたの!」

子どもの様子を観察する余裕もなく、

ことばだけで、まるで力づくで子どもに何かを伝えようと必死になる。

でも、親のそんな行動は子どもをますます不安にする。

びっくり とうとう爆発!!

自分への苛立ちもあり、子どもに大きな雷を落としてしまう。

深夜、泣き寝入りをしてしまった子どもの寝顔を見て、

悲しい ああ、言いすぎたなあ、かわいそうなことをしたなあ。と

反省し、思い涙が出る。



唖然 そんなとき、空中に飛び出した自分は正しかったのか!

間違っていたんじゃないか!

後悔のような不安が、一気に全身に広がるのです。

そして、わたしは何をやっているんだろうって。

それでも働かなきゃならないのかって。

子どもを犠牲にしているんじゃないのかって。


人から言われるわけではないのに、

自分の心が自分に向かって自分を責めはじめるのです。

まさに、火の輪っかを通り抜けている瞬間ですよね。



このように考えていくと、

女性=夢という公式はイメージでき、成り立つのでしょうが、

母=夢は、母=夢=家族の犠牲に行きついてしまうような気がするのです。



わたしのように、すでに輪っかを潜り抜けたものは、

全身に数々のやけどや傷はおってはいるけれど、

母でありながら、夢を追いかけてこられたことをよかったと思えます。

そんな母を見て、わが子も「なんとなくいいじゃん!」

そんな笑顔を見せます。


でも、これから飛び越えようと思っている若い世代の母たちは、

もしかして目をつむって!を、あきらめてしまうのではないか!

いや、その前に母になることをあきらめてしまうのではないか!


そんな不安を感じるのはわたしだけでしょうか!!

そんな社会にしてはいけませんよね。


ニコニコ 母=「夢」、その公式に、だれもが違和感を持たずに過ごせる社会!

子どもたちが母になる日には、そんな社会になっていてほしい。


母になるのは大変だけど、

でもその何十倍も子どもは母に素敵なものを与えてくれる!

その素晴らしさ、これも母でないとわからないものです。


わたしはまだまだ微力ではありますが、

それを伝えていかなば!と

輪っかを通り抜けてきた一人の母として思わされた記事でした。

NHK連続テレビ小説つばさ 「(親を)嫌いになれないから…」
21日の放送で

主人公のつばさ(多部未華子さん)が母親のことを聞かれ、

ノーノー「嫌いになれないから困るんだよ」と

寂しそうに語るシーンがありました。


何とも切ないセリフです。


日々、カウンセリングをしていると、

同じせフルを口にする子どもに出会うことがあります。


お母さん、お父さんは大好きなんだけれど、

どうしてもうまくかみ合わない。

好きになろうとすればするほど

何かに阻まれてしまう。食い違ってしまう。辛い!腹が立つ!

ポロリそうだ!嫌いになればいいんだ。

そう考えればすっきりする。楽になれる。

心のモヤモヤに苛まれなくてもいい。

そう思っていろいろ考えてみるけれど、

でも、やっぱり嫌いなんてなれない。

かといって、心の扉を開けば、

また辛い思いをするにちがいない。それは、いやだ!



そんな迷路に子どもが迷い込むきっかけ!
そのひとつに勉強があります。



「どうしてあなたはできないの!」

「なんで!」「あなたって子は!」

そんな母のことば。

自分に落胆している母のことば。

なぜだかわからないけれど、母の心が遠くなっていくのを感じる瞬間。

「そんな瞬間」を繰り返すうちに、

子どもの中に、愛されていないのでは?そんな不安が広がっていく、

でも、その思いを言い表す語彙力がまだない。

だから、イライラしたり、反抗したり、泣いたり……。


親は、そんな子どもの態度に「どうして!」と腹立たしさを感じる。

このずれが子どもにまた、「そんな瞬間」が感じさせる。



そして、言語力が発達してきたある日、

子どもの口からぼそっと飛び出す「嫌いになれないから困るんだよ」。



おはな子どもにとって「学ぶこと」は大切です。

でも、今の「学び」は少しゆがんでいるように思えるのです。

本来「学び」とはもっと豊かなものであっていいはずだと思うのです。


ですから、無理やり、与えなければ!と親が焦ると

「型」や「点数や成果」だけに気を取られ、

「どうして、うちの子はできないんだろう」と

親も迷路に迷い込んでしまう。


その迷路に迷い込まないようにするには、

親は、客観的になって、大切なものをときどき確認すること 。



わが子の成長にとって大切なものは、「体験」と良質の「失敗」

なぜなら、それらは「考える機会」を与えてくれるから。

この「考える機会」が子どもの成長には欠かせないから。

そして、「自分でする力」(やる気)の土台を作るから。


であるならば、

「勉強」も体験と考え、「成績」や「学習への姿勢」を通して、

わが子に自分の弱点と対峙させる機会をつくり、

親子で改善していけばいい。



親がそんな心で、子どもを受け止めてやれれば、

子どもは「親に愛されている」と思えるはず。

親を嫌いになろう!なんて、

寂しい頑張りをしなくてもいいのですよね。

忌野清志郎さん 「パパの歌」 ありがとう!
「忌野清志郎さんが逝っちゃったね!」

「パパの歌、忘れてないよ」

教え子たちからのメールが何通も届きました。

実は、この子たちの中学受験のころ、

わたしは子どもたちに清志郎さんのCMソングを聞かせ、

「考える題材」や「作文の題材」にしていました。

忌野清志郎さんの個性が子どもたちを大きく受け止め、

「きみのパパは素敵なんだぞ!」と子どもたちの心に語りかけ、

糸井さんの歌詞が、父の家族への思いと

気付かなかった父への子どもの思いをつなげてくれる歌。

いつもは

「パパってさぁ〜、もう、いやだよ」

「パパってさぁ、たまんないよね」

「どうしてうちのパパはああなんだろう」


といっていた子どもたちが、この歌との出会いをきかっけに、

「父」を見つめ、「父の仕事」を考え、

「父の自分への思い」に巡り会い、

心がとても豊かになるのを感じる。

そして、今でもその時の気持ちを大切にしているのです。

その歌はこんな歌でした。




子どもにとって父親との関わり方は難しいものかもしれません。

父親もまた、小学校高学年、中学生と子どもの成長とともに

関わり方に戸惑うこともあるでしょう。


そんなとき、母親はこの子どもたちの思いや父親の思いを理解し

仲介役を引き受けたいものですよね!


あのころ、すばらしい経験をさせてくれた「パパの歌」。

子どもたちは父への思いと一緒に、

いつまでも大切にしていくことと思います。

そして、素敵な父や母になっていくと思います。


忌野清志郎さん、ありがとうございました。

安らかにお眠り下さい。

ルーブル展 マリー・ド・メディシス
一昨日、上野の森に出向き、阿修羅展を観る前にルーブル展を観ました。

フェルメールの「レースを編む女」は大変な人気でした。

24センチ×21センチという小さな、小さな絵の前に黒山の人だかり。

どこへ行ってもフェルメール作品は人気者ですね。

今回、わたしが会いたかったのは

「マリー・ド・メディシスの肖像」と「レンブラントの肖像」でした。

ここでは「マリー・ド・メディシスの肖像」について

お話させてくださいね。


まずは、主人公のご紹介から。

彼女の運命を知れば知るほど、同じ母として、同じ女性として、

なんとも心が痛くなるお母さまは多いのでは?と思います。

Marie de Medicis

【マリー・ド・メディシス】

彼女は フランスの国王 アンリ4世の妻であり、ルイ13世の母。

イタリア・フィレンツェの名門メディチ家に生まれた彼女は

1600年、27歳の時に、

前妻マルグリット・ド・ヴァロワと離婚したばかりの

アンリ4世に見初められフランス王室に嫁ぎます。

その結婚は、当時、国家予算とほぼ同額と言われた

持参金目当ての政略的婚姻だったといわれています。

しかし、その翌年(1601年)

彼女はのちのルイ13世を産み、母になります。

彼女に聞いたわけではありませんが、

彼女の人生の中で、このころが一番幸せだったかもしれません。

しかし、そんな幸せの日々は長くは続かず、

1610年 熱狂的なカトリック教徒によって

夫アンリ4世は暗殺されてしまいます。

当時 息子ルイ13世はまだ8歳。

マリーは息子ルイ13世の摂政として

フランス王政を担うことになったのです。

日本には「女でひとりでわが子を大きくしていく」

そんな言葉がありますが、その心境に近かったと思います。

ですが、彼女はイタリア人。フランスに人脈が乏しい。

そこで、イタリア人に頼るのですが、そこはどの時代も同じ。

頼りにした人たちはどうしても私利私欲に走ってしまい、

フランスの経済はガタガタになってしまうのです。

そして、最愛の息子 ルイ13世との対立。

クーデター、幽閉、国外追放…1642年 69歳で没。

こんな人生を歩んだ人でした。


【上野の森にやってきた母としての彼女】

会場に入るや否や、彼女は正面に表れます。

高さが3メートル以上もある大きな版形!圧倒されます。

彼女の凛としたその表情、

そして、ドレス一面に刺しゅうされたフランス王家の紋章(百合)。

実は、マリーはこの絵を描く前に、この衣裳を着て

「サン・ドニ聖堂におけるマリー・ド・メディシスの戴冠式」に臨み、

その後、画家ルーベンスに描かせたものだとわかっています。

(「サン・ドニ聖堂におけるマリー・ド・メディシスの戴冠式」の
絵は→こちらから

その絵の彼女は、

さあ!これから わたしは母として、わが子のために頑張らないと!

フランスを背負っていかねば!

そんな強い意志を感じていたのでしょうね。

でも、その表情には「わが子のため」という思いなのか、

どこか、満たされたものを感じるのはわたしだけでしょうか?

わたしは、いつもこの絵の

その母としての強さ、美しさに心を惹かれます。

そして、母にとって、有名、立派、富裕、野心、名声……

そんなものはいらないんだ。

母が、本当に願うものは、

わが子の成長と、成長したわが子と過ごす平穏な日々、

ささやかな日々だと教えられるのです。

お母さまも彼女に会いに行かれ、

母としての何かを感じていただければなあ。と思っています。

阿修羅展… お子さんといかがですか?
昨日、仕事の合間に「阿修羅展」を観に行きました。

平日の午後だというのに、大変な人ごみで、

報道によると、昨日来場者数が30万人を超えたのだそうです。

ご存じのとおり、この「阿修羅展」は

奈良の興福寺送検1300年記念として開催されています。

その興福寺は710年、

藤原鎌足の子ども、不比等によって創建されたのですが、

その歴史といえば、

「消失と再建の歴史」

なかでも、治承4年(1180年)、源平の争いの最中、

平重衡の兵火による被害は甚大でしたね。

(当方の地歴複合講座に参加いただいている生徒さんには
「南都焼討」としてご紹介しましたね。)

文字通り一山灰燼に帰したのです。

その後も幾度にも渡り、火事に罹災しています。

今回展示されている仏像たちは、そんな被害の中、

運び出され、難を逃れたものばかりです。

親子で観覧しながら、

いろんなお話ができるのではないでしょうか?

新緑の上野、お子さんとお出かけになってはいかがでしょうか?

【八部衆について】

 ゞ枡疝紂覆んなら)(頭上に1本の角を持っている)
◆〆紙四紂覆気ら、しゃがら)
(頭上に蛇が捲きついている)
 鳩槃荼(くはんだ)
(大きな口は耳まで裂け、炎髪で目を吊り上げた怒りの形相)
ぁ仝淺浄(ごぶじょう)
(上半身だけです。残念)
ァ”婆迦羅(ひばから)
(他の像より、少し老相に造られ、あごひげをたくわえている)
Αヾワ鯒漫覆韻鵑世弔弌
(獅子冠をかぶり、両目はほとんど閉じられている)
А_猩依紂覆るら)
(鳥の頭をしています。翼を持ち、笛を吹く姿に造られている)
─^そね紂覆△靴紊蕁
(八部衆に属する仏教の守護神。姿は、三面六臂(三つの顔に六つの腕))

,ら┐8体が揃って現存してます。
ただ、五部浄像は大破して胸から下の体部が失われています。
八体の中でも特に、三面六臂(手が6本)の阿修羅像は有名で、
三面、それぞれの顔の違いに驚かされるのではないでしょうか?

【阿修羅についての補足】興福寺宝物殿の解説から
「阿修羅」はインドヒンドゥーの『太陽神』もしくは『火の神』と
 記されています。
 帝釈天と戦争をするのですが、常に負ける存在だそうです。
 → この戦いの場を修羅場(しゅらば)


【興福寺 HP】 → こちらから

【阿修羅展情報】 → こちらから

【小学生用 ワークシート】 → こちらから

ダウンロード、プリントアウトし

「国宝 阿修羅展」をご覧になりながら使える

小学生用に「阿修羅展のワークシート」が用意されています。

【携帯サイトで阿修羅クイズを】

「阿修羅展を観ながら」
「興福寺のHPを見ながら」 挑戦してみてください!

草剛さんの事件・・・親は何を教えるか?
昨日、草剛さんの事件を聞いてから

胸に何かがつかえているようでなりません。

鳩山総務大臣の言動にも胸が痛くなりましたし。

と、いろんな思いはありますが、

親として、ここは子どもといろいろ話をする機会にしておきたいですよね。

子どもたちの中には剛くんの、あの人間味を感じさせる人柄や

優しさに好感を持っていた子は少なくないはずです。

きっと、今回の事件を身近なものに感じているはずです。

子どもたちは

この事件について自分の意見を語ろうとするかもしれません。

そんなとき、まだまだ、

言語が乏しく、自分の意見を整える情報も少ない彼らを

親である大人がサポートしてあげてほしいのです。

剛くんがしてしまったこと、普通の人なら軽い刑ですむのに!

また、剛くんの気持ち、有名人って?などなど

人間の弱さや社会のルールや、仕事などについて

親子で話をする機会にしていただいただきたいのです。

(草さんには、このことを乗り越え、新しい草さんに

なってこれまで以上に素敵なお仕事をしてほしい思います。)

2010年 入試のお話 その1
2010年の入試の台風の目?は

■志願者数減

今春並みに志願者数が減少する可能性があります。

2月1日、2日校でも作戦の立て方が大切ですね。


■ 都立一貫校 4校開校

2010年は4校開校しますから、私立中学校は影響を受けることは

避けられないでしょう。


中野地区中高一貫6年制学校(都立富士高等学校を改編)

練馬地区中高一貫6年制学校(都立大泉高等学校を改編)

八王子地区中高一貫6年制学校(都立南多摩高等学校を改編)

三鷹地区中高一貫6年制学校(都立三鷹高等学校を改編)



■ 2009年 サンデーショック

サンデーショックの影響で

合格へのチャンスが多かった今年とは違い、

女子の上位校は競争が激しくなると思われます。

(その1 終わり)

新学期…
ゆったりと過ごす2週間、親子の信頼関係を築くとき!

毎年、小学6年生の受験生以外の教え子たちには、

4月第二週、三週はゆったりと過ごさせています。

学習計画も通常の3分の1、または2分の1に絞っています。

どうしてか・・・。

それは、学校や塾で

クラス替えが行われたり、先生が変わったりと

子どもたちを囲む環境が変わるからです。


この時期、子どもたちは、親には見えないところで

環境の変化に対応しようと頑張っています。

子ども自身に自覚がなくても、心が疲れていることがあるからです。

でも、母親の日常は変わっていませんから、

子どもの心が頑張っていることを見落としてしまうことがあります。

また、この時期に親子の信頼関係を築いておくことが

その先の親子の対話をより豊かにする工夫でもあるからです。


そんな理由から、この時期はルール違反がないかぎり

子どもを受け止めてあげてほしいと

または受け止める準備をしておいてほしいと

お母さまたちにはお願いしています。



たとえば、母親のことばに今までにないような

乱暴な口調で答えることがあるかもしれません。

小4から小5のお子さんに多いのですが、

お友だちが変わると自分の知らなかった価値観に出会う。

すると、今までの自分の価値観が小さく見えてしまい

戸惑ってしまう。


また、友人や先生との意志の疎通がうまくいかなくなると

女の子は不安になり、イライラすることがあります。

無口になることもありますね。


こんなとき、親の心に少しのゆとりを設け、

子どもの心の変化を感じてあげてほしいのです。

そして、あまりにも心配なことがない限りは

何も聞かず、「いいの、いいのよ」と

やわらかい時を過ごせるようにしてあげてほしいのです。


また、それが子どものと信頼関係を築くことにもなります。


わたしの教え子たちは

受験を終えると異口同音にいう言葉あります。

「受験については、親とよく話をしたよ」

「友だちは親とよく喧嘩をしたっていうけど

おれはしなかったなあ。よく話はしたけど」

「親といろいろ語り合った」…と。


子どもたちは気づいていませんが、

母たちは、子どもたちと大切な時期に、大切なことを語り合えるように

受験よりはるか前から工夫や努力を重ねていたのです。


そして、そんな親子の信頼関係が

子どもたちのやる気を引き出していたのです。


さあ、今夜は、子どもがイライラしても、どうか母は笑顔で!

子どもが決めたことができなくても

「まあ、時にはできないこともあるか!明日は頑張ろう」と

ちょっとだけ大目に見てあげる。

そんな母になっていただきたいと思います。

「塾の先生のあるひと言」
塾の先生のあるひと言!

カウンセリングをさせていただいていると、

ときどき、他塾の考え方や方針について

意見をもめてられることがあります。

今日もある中学年のお子さんをお持ちのお母さまから

こんなお話がありました。

(個別指導の塾での面談において)

先生が「できる子は先生に対しても敬語をちゃんと使える。
態度もいい。だから…」
とおっしゃった。

我が子は敬語もきちんと話せないような気がする。
先生への態度も…。と

このお話を聞いて、わたしは久しぶりにカッと全身が熱くなりました。

小学3年生、4年生で

きちんと敬語が話せることが「できる子」でしょうか?

先生の言うことに従順に従う子がいい子、できる子でしょうか?


わたしが考える、のびる子ども、できる子どもとは

自由な心でいろんなものを経験し、自分なりに調整をしながら

成長していくものだ
と思っています。

その調整のサポート役を大人が担っていると思っています。

いくら子どもを愛している親でも、

子どもの将来に「これだ!」という確固たるものを与えてあげることは

できないのに、「こうしなさい!」「ああしなさい!」と

「自分でする力」を授ける工夫もせずに、コントロールばかり。

親が安心できる子に!誘導することになってしまいます。


人間の脳についてわかっていることから考えた場合

人間の脳とは「何かを達成したときにカッと前向きになる」ものです。

何かを達成するにはやはり、「自力」が欠かせません。

わたしは「自分でする力」と呼んでいますが、

この力の育成は、親に「待つ」「子どもに合わせる」を強います。

子どもの可能性を信じて、ぐっと踏ん張らねばなりません。


しかし、自分でする力を得た子は必ず伸びていきます。

この力を得た子のご両親は、異口同音におっしゃいます。

「遠回りでもここが大切だったんですね」と。

今、子どもたちは受身学習が主になっていますね。

ですが、どこかでこの「自分でする力」を体験し、

達成感を得られる工夫を与えてあげてほしいのです。

いつかは自分の足で歩き出さねばならない子どもたち!

その日のために、子どもの成長を促すこと!

これが親の役割だと思っています。

そして、その親の姿勢が子どもの学力も能力も伸ばしていくことを

わたしは、いくつもの事例から経験してきました。

大人の安心感を主に考えて子どもと対峙するのではなく

その子が内面から力を出せるよう、「自分でする力」を育成できるよう

その子の本能と向き合いながらサポートしてあげてほしいと
思うのです。

女子学院 入試問題  社会 (非正規労働者)
サンデーショックの今年、

女子学院 入試問題 社会 に

「非正規労働者」についての問題がでました。

■「企業が進めてきた正社員の削減と、パートや派遣など正社員として

扱わない(非正規の)労働者の増加がかえって生産の・・・」

という本文に対して、

● 「なぜ企業はこのようなことを行ったと思いますか

非正規の動労者の都合でやめさせやすい、という理由の他に

正社員と非正規の労働者との違いに注目して簡潔に答えなさい」

という問いが用意されていました。

解答として考えられるのは「賃金の安さ」でしょうか。

それを「理由を」という課題にあわせて答えればいいと思います。

わたしはこれだけ報道されているので、

もしや?と考え、受験直前の1月になってから、この問題を取り上げていました。


このブログをお読みの方の中には、

「子どもなのに、こんなに難しいことを!」と

お考えになる方もいらっしゃることでしょう。

確かに、小学生には難しいことかもしれませんね。

ただ、子どもたちが受験勉強を通してではありますが、

社会に関心をもち、彼らにとって「歴史」になるできごとを、

きちんと捉え理解できている。

と考えれば、彼らはとてもよい勉強をしているのではないか?

と思うのです。

これからの社会は日々先進を求められるでしょう。

その変化は、変化にとどまらず、転換へと向かっていると感じるのです。

そんな時代を迎え撃つ彼らにとって、

今まで先人が経験したことに照らし合わせてものごとを考えるというより

「歴史」に照らしあわせ、「真理」を追究する力が求められるのでは?

と考えています。

子たちにひとつの知識を覚えさせることも大切でしょう。

ですが、わたしは、次世代として社会で使えるツールやその使い方を

伝えておくことも「次へ繋ぐ」大人として大切な役割だと思っています。

難しいことばでなくても、親がわかりやすく、

状況を伝えてあげ、親子でいろいろ話し合っておくだけでよいと思うのです。


これからの日本で

どんなことが起こるか想像できない状況ですが、

子どもたちと、そして母たちと語りあっておきたいと思っています。 

いよいよ決戦のときですね。
2009年度 中学入試が本格的にはじまりました。

本日の「市川中学」の入試は首都圏最大規模。

2009年の志願者は、

一般が3438名、帰国子女が79名。総勢3517名。

幕張メッセが会場となりました。

あんなに広い会場で、緊張に疲れた身体は寒さを感じないかな?

毎年、心配になります。


さて、今日から10日もすれば、東京でも受験がはじまります。

受験生の皆さんは この10日間を

欲張らず、今まで学習した内容をしっかり復習することに費やしてください

小学5年生以下のお子さんをお持ちのお母さまは

このときのために、常日頃から、

できなかったところを収集しておく必要があります。

また、できないことをいけないことだ!という思いから

子どもを解放しておく工夫が必要です。

そうすれば、過去問を解きながら、自分の弱点を自分なりに把握し、

それを受け止め、挑む心がどんどん強くなり、

この時期にピークを迎えられるようになるのです。

親も本人も、つい塾の点数やクラスに気を取られがちですが、

そこは母のがんばりで踏ん張っていただき、

子ども自身が学んでいける「自学力」を育てる工夫をしてあげてください。

受験生の皆さん、また、2010年の受験生の皆さん、

自分にあった工夫で、この受験を乗り切ってくださいね。


さて、話は変わりますが、今年は、2月1日が日曜日ですね。

サンデーショックといわれる年です。

サンデーショックとは

日曜日には教会に行くことを奨励するキリスト教の学校(なかでも

プロテスタント校)が入試日を移動させ、

それに伴って他の学校も入試日を移動させるので、

例年では不可能な併願の組合せが可能になり、

結果が読めなくなることをいいます。


わたしの教え子もある有名中学校を2月1日ではなく2月2日に受験します。


このような学校の代表として有名なのが

都内では、女子学院、立教女学院、東洋英和女学院、

神奈川では、フェリス女学院と横浜共立学園Aがあげられますね。

おかげで、普通の年では不可能な

「桜蔭―女子学院」「桜蔭―フェリス女学院」などの併願受験が

可能になります。

また、フェリス女学院との併願を避けてか、

横浜雙葉が2日に移動したので

「雙葉―横浜雙葉」という「ダブル雙葉」受験も可能となります。


わたしの教え子もこの作戦を取って普通なら不可能な併願受験を

する予定です。

わたしは不本意でしたが、本人の「このチャンスを生かしたい」という

意志を優先しました。


振り返ると2004年も同様にサンデーショックの年でしたね。

あのときは、

桜蔭   2003年 553人 → 2004年 797人
女子学院     695人 →     1033人
フェリス女学院  429人 →     493人

上記の3校では受験人数が増加しています。


次のサンデーショックは2015年。

さてさて、そのころ、中学受験はどうなっているでしょう。

公立中学校ががんばってくれて、

より豊かな学習をさせてあげられる子が増えているといいなあ、

と願っています。


市販の教材の活用方法について
みなさん、季節は冬本番、寒い日々が続いてますね。

寒い日々だというのに、ニュースを拝見していると、

政治に対して「疲れ」「落胆」し、

心の奥底までますます冷え込んでしまいそうになるのは

わたしだけでしょうか?と愚痴をこぼしたくなります。

ですが、子どもは日々成長しているのですから、

親がしっかりしなければなりません。

気と取り直してがんばります!

さて、今日は 教材についてのお話です。

カウンセリングをさせていただいていると

お母さまから

「どんな教材を使えばいいか」とご質問をいただくことが多々あります。

そこで、教材の活用方法について

『カウンセリング日記 ★ 塾の成績が伸びないよ!』の中で

お伝えしていこうと思います。

参考にしていただければうれしいです。

ただ、わたしは原則として、

どんな教材がいいか?ではなく、

その教材をどう活用するか。だと思っています。


そのあたりをお伝えできるようにしたいと思います。

では、寒い夜お子さんと笑顔でお過ごしになることで
体の寒さも政治に対する「落胆」も緩和してくださいね。

ムック「できる子」で紹介の『母ノート』
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今日は、母の気持ちで

ぶつぶつとひとりごとのように書かせていただきますね。


現場で子どもたちの成長を見ていると

子どもにとって「学ぶこと」も大切だけど 

それ以上に母と子の時間を豊かに過ごすことが

どれほど大切かを痛感させられることがあります。


今年のお正月にもこんな出来事がありました。


教え子の由紀子さんからの年賀状の隅っこに

「先生、わたしも母親になりました。

わたしは、ママのつけてくれた『母ノート』に励まされてきたので

わたしもわが子のために今年からつけようと思います」


と、小さな字で走り書きがあったのです。

この一文を読んだとき、一瞬

「あれ?この年賀状、由紀ちゃんのじゃなかったかな?」と

差出人を確認しました。というのも、

この子はマイペースな母の価値観をいつも否定し、

「わたしは、ママみたいな人生はイヤなの!」と反抗していたからです。

また、ママのつけている『母ノート』をのぞき込んでは

「バカみたい」と言っていたからです。

その子が『母ノート』に励まされていた?というんです。

こんな経験を重ねると

親子とは言葉じゃないんだな、

母の思いや努力は、まるで空気のように

自然と子どもたちの心に流れ込んでいくものなんだなあ、

と確信できるのです。


『母ノート』に書くことなんて

今日は子どもに笑顔で接することができたかな?

今日は子どもに考える機会を与えられたかな?

今日は何気ない先行体験を与えられたかな?


そんな何でもないことばかりなんですよ。

でも、その何気ないひと筆、ひと筆が積もっていくと、

そこに、計り知れない親の温かい愛情があふれでて

子どもにとってかけがえのない「親子の時」を与えてくれる。

親子とはなんともすばらしいものだと感じてしまうのです。


このブログを読んでくださっているお母さまたちは

忙しい毎日をお過ごしのことと思います。

でも、もしできるのなら、小さなメモ帳にでもいい、

『母ノート』をつけてみてほしいなあ、と思うのです。



『母ノート』の書き方例などは、

ムックムック「できる子は10歳までに作られる」(アスコム)

ご紹介しています。よろしかったら参考になさってくださいね。

谷亮子選手、美しい母の思い!
「田村で金、谷で金、母で金」

谷亮子選手のこの言葉を聞いたとき、
今まで国民のために、自分のために、周りの人のために闘ってきた彼女が
わが子のために闘うときがきたんだなあ。と感じたのを覚えています。

世界癸韻離▲好蝓璽箸任△詒狃が母になる。
その大変さは、わたしには到底計り知れないものでしょうが、
それでも、仕事を持って働く母と重なる思いはあるはずです。

たとえば、

熱を出してフーフー言っている子どもを置いて、
仕事に行かねばならない、あの辛さ!

子どもの帰る時間だ、子どもを迎えに行かなくちゃ。と
帰り時間を気にしながら仕事をしなければならない
あのあわただしさ。

子どもと遊びたい、子どもとの時間を持ちたいと思いながら
仕事に追われるあの辛さ。

仕事で疲れたり、仕事で嫌なことがあったときほど
子どもがぐずったりする。そのイライラ感、何とも言えない辛さ。

そんなとき、彼女は
・北京で金をとってわが子に見せてあげるんだ。
・わが子に恥ずかしくない結果を出すんだ。
・ママはあなたがいたからがんばれたのよ!
といえるようにがんばるんだ。と……。

母の心に蓋をし、乗り切ってきたにちがいありません。

そんな彼女が、今夜、北京オリンピックのマットに沈んでしまった。

その瞬間、彼女の頭には、ご子息の顔が浮かんだのではないでしょうか?
母としての辛く、悔しい思い。情けなさ。
わたしはがっくりした彼女の背中に、そんな思いを感じ、
胸が熱くなりました。

三位決定選に臨む彼女の表情も大きくゆがんでいました。
銅メダルが決まった瞬間も喜びを感じる様子は感じられなかった。
彼女の心は、辛くて、悔しくて、どうしようもなかったのでしょうね。

でも、わたしは、その彼女の姿にすばらしい母の思いを感じました。
谷亮子というひとりの母が、今までどれほどがんばってきたのかが
わかったようで、たまらなく立派に見えました。

深夜になって
「谷、引退か!」というニュースが飛び込んできましたが、
今後、彼女がどんな結論を出そうと、これからも母として闘っていく彼女を
心から応援していきたいと思っています。

世界のナベアツに感謝!
楽しい気持ちで、繰り返し聞くことの大切さ!


「3の倍数」のときだけ「アホ」になる芸人さん
 世界のナベアツさんがブームですね。

あの方を初めて見たとき、この人が売れてくれたらいいのに!と
願ったものです。それが現実となってみると、やっぱり効果抜群。

低学年の子どもたちは「倍数」という言葉に抵抗なく親しみを持ち、
「3の倍数」が「6、9、12、15、21、27、30…」だと
わかるようになってきてます。

楽しい気持ちで繰り返し聞いたことが机上で現れたとき、
「あっ、3の倍数だ!」とやる気の種がぽんとはじけ、
挑む心が顔をだします。「解いてやるぞ」と思えるようになります。
この気持ちはどんな秀才をも凌ぐ力となるのです。

高学年の子どもたち。
すでに「倍数」を扱う「数の性質」には抵抗を持っている子が多いの
ですが、そんな子どもたちも「なんとなくわかってきたかも」
「やってみようかな」と思い始めています。

嫌だと思っていた学習にもう一度向き合ってみようと思う心を呼び
覚ましてくれる。

そんな世界のナベアツさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、こんな子どもたちの様子を見て、大人たちが新しい学びについて
新しい考え方をもてる、発想できるとうれしいと思います。

わたしもがんばらねば!! です。

信じる心
教え子のひとりが上司との関係に悩んでいます。

おれ、ダメかも。今の仕事、やめるかも……。

そんな一文ではじまるメールが来たのは3日前。

小学校低学年から順風満帆だった彼の人生。
秀才、エリート、そんな言葉をほしいままにしてきた彼の挫折です。

60歳の上司とのジェネレーションギャップ。
互いの言葉が通じ合わない。

上司は「語らずとも分かれ、自ら考えろ」と彼を育てようとしているのでしょう。
でも、20代の彼には、言葉のないスキンシップが理解できない。
過敏になった心は上司の言葉や行動を素直に受け止められない。

メールの文面を目で追いながら、背中に冷たいものが走ります。
心臓の鼓動がドンドン速くなります。
弱音など吐くことのない彼が、もがき、苦しんでいます。
上司への愚痴をこぼすのではなく、自分を責めて道を見失っています。

何かが起きたとき、自分に反省点を求めれば成長できるんだからね。
そんなことを教えたのはわたしでした。
彼はそれを守って、上司を責めようとはせず、自分の何が悪いんだ。
何をどう受け止めればいいんだ。と苦しんでいます。

傍に行って話しだけでも聞いてあげたい。
傍に行って大丈夫だと言って楽にさせてあげたい。
でも…、ここはきっと彼が自力で越えねばならない壁なのでしょうね。

速くなる鼓動を感じながら、深呼吸をし、気持ちを静めて返信を打ちます。
「わかった。いつでも心に寄り添っていてあげるから。自分を信じて向き合ってごらん」

メールを打ちながらも、頭によぎるのはあのまぶしいくらい明るかった彼の笑顔。
その笑顔がきっとゆがんでいるんでしょう。
凛として、希望をいっぱいに会社に就職したのに。

わたしの心は迷走します。
こんなとき何もできなくていいの?
このまま放っておいていいの?…と。

バランスを崩しそうになりながら、やっとのことで自分に言い聞かせます。
10歳の彼に感じた可能性を信じよう!
彼という人間を信じて待つしかないんだと。

気がつけばボロボロと涙が流れていました。

こんな経験をしたとき、いつも父親は立派だなあ、と思います。
潔く、自分の育ててきたわが子の可能性を信じることができる。
わたしたち母親のように自分の心を安定させるのにやっと。
迷いながら、フラフラしながら、子どもを信じようとするのではない。

そして、痛感することは、
母とは、子どもにすっと手を差し伸べてやれる時期が一番幸せなのかも知れない。
こうして、信じて見つめていることしかできなくなったとき無力な、情けないものなんだと。

あれから3日。彼の心は今夜も眠れない夜を過ごしているのでしょうか。

親とは、こんな思いを共有しているんですよね。
仕事場の近所にナナハン(750cc)のバイクに乗っている青年がいます。

彼は深夜、バイク音をさせて帰ってきます。
ただ、音をさせたまま家に入るのではなく、必ず、路上でエンジンを切り、
バイクを押して家に入ります。
きっと、近所迷惑になるから!と、母にいわれているんでしょうね。

その彼の行動が、母の愛に満たされている彼を感じさせてくれます。

そして、母はというと、
この深夜の静けさの中でそのバイク音を探し当てて、
ほっとしているんだろうなあ、と思うのです。

今夜も今、バイク音が帰ってきました。
ここから朝までが母の安らぎのひと時なのでしょう。

お母さん、お疲れさまでした。おやすみなさい。

母の日…。
お子さんとの何気ない日々や会話を大切に…。

母の日。


わたしも子供のころは、「感謝する」というより、
母の喜ぶ顔が見たくて、お小遣いで赤いカーネーションを買った覚えがあります。

子供のころは、母がいるのが当たり前。
母の日は赤いカーネーションを買うのが当たり前。
大人になって、自分が親になっても母はいつでもいるものだ。なんて思っていました。

でも、そんな当たり前が突然、消えてしまう。

母を亡くした次の年、
カーネーションの前の「母の日」のプレゼントに!というプレートを見たとき、
さっと全身に寒さが走ったのを覚えています。

あ〜、赤いカーネーションを送る相手がいないんだなあ。と、気づくというか、思い知るというか…。
そんなとき、母との何気ない、当たり前の日々がどんなに大切だったか痛感するんですよね。

ということで、今夜は、赤いカーネーションを買ってきて、ぶっきらぼうに
渡してくれるだろうわが子と、料理でも作ろうと思っています。(笑)

みなさんも素敵な母の日をお過ごしくださいね。

お母さん、自分を追い込まないようにしましょうね。
先行体験は、子どもをやる気にさせる工夫
お母さんが追い込まれないための工夫です


大好きな桜の時期に行われた講演会での出来事。

会場に入るや否や、薄い桜色のセーターを着たお母さんが
気になりました。明らかに煮詰まっているようすが伺えたからです。

質疑応答のとき、わたしは自分から彼女のそばに歩み寄リ、
「お母様はいかがですか?」とマイクを傾け、
「ちょっと肩に力が入っているように思えますが、大丈夫ですか」
と声をかけました。
すると、彼女の頬からは大粒の涙がボロボロっとこぼれ落ちたのです。

やっぱり・・・。
あーっ、ここにもこんなに苦しんでいるママがいる。わたしの胸も
熱くなりました。

このブログをお読みのママたちの中には、
「子どもなんて親がどんなにやらせようと思ってもダメよ」
「泣くほどじゃないでしょ」
なんて思われる方があるやもしれません。

そう、誰しもそのことはわかっているんです。
でも、塾に通わせるようになると、
カリキュラムはどんどんと消化されていく。
宿題は山のように持って帰ってくる。
わかっていても、いわなければやらない。
ついつい声を荒立てる、親子喧嘩になる。
時間ばかりを費やしてしまう。
その様子を見て、父親は「ダメならやめさせろ!」と極論。

これでは母親も疲れます。
父親が提案してくれるように塾なんてやめさせればいいんですよね。
でも、公立中学校に進むには不安が大きい。
やっぱりやらせなきゃ。やらせるならば中途半端では受験に失敗する。

これじゃ、母が追い込まれるのは当たり前!

わたしは家庭教育として「先行体験を」をお願いしていますが、
それは、このママのように追い込まれないための策です。
幼児期や低学年のうちから「学ぶことの楽しさ」「わくわく感」を
子どもに伝えておくための策です。

それを与えておくと、子どもがある時期、すっと「自分から」と
前向きになってくれるのを知っているからです。


家庭教育が大切!というと、このママのように責任感の強い人は
自分を追い込んでしまいます。
でも、母が辛い思いをすれば、子どもも自然と母の思いを感じるもの。
経験の浅い子どもたちは、そんな母を見て、
「ぼくのせいだ」「わたしのことが嫌いなのね」そんな間違った思いを
感じてしまうことがあるやもしれません。

母もやる気になれて、子どもも前向きになれること。
これが成功への秘訣です。


家庭教育は大切です。
でも、どうか母が追い込まれないように気をつけましょうね。
肩に力が入ってしまいそうなときは、「危険シグナル」を
感じてくださいね。

わたしも、ママが肩に力を入れなくてすむようなメッセージや
もっとわかりやすい、簡単にできる「先行体験」をご紹介できるように
頑張ります。

東大合格者。地方公立校躍進!首都圏常連校の減少。
東大合格者。地方公立校躍進!首都圏常連校の減少。(3月12日 夕刊フジ一面より)

本日発売の夕刊フジに 開成、麻布など首都圏東大合格常連校が
東大合格者を減らしているという記事がでていました。

ニュースは、常連校と呼ばれる学校(開成、麻布、会場、駒場東邦、
浅野、愛光、巣鴨など)が、東大への合格者を減らしている原因の
ひとつには浪人を嫌う傾向があること。
また、地方公立校の優秀な人材が地元から世界に目を向け始め、
地元より東大へ。という流れになり合格者数を伸ばしたこと。
そして、SSHの影響などが原因だと捉えています。
(ただし、渋谷学園幕張は数を伸ばしています。この理由は今後
リサーチする必要があると思いますが)

首都圏のこれらの常連校に合格した子の多くは、
小学校3年生の2月から塾通い。
5年生ともなれば、深夜まで学習をし、6年生になれば日曜日もない。
そんな生活をしてきた子どもたちです。
もちろん、中にはほとんど勉強せずに入ってしまう子もいますが、
それは例外という感じですよね。
そんな子どもたちが、いざ、自分のしたい学習に出会い、
さあ、これからいよいよ最高学府へ入学して、夢をかなえるぞ!と
考えたのに入れなかった。

それに反して、地方公立校のお子さんは、それほど学習を強いられて
きたとは思えない。

これでは中学受験をしてきた子たちが、なんだかかわいそうです。

今の中学受験指導は、どうしても競争を強いたり、学習が覚えることに
偏ったりしてしまいます。
でも、古くからいわれているように
「自分からやる」「やりたいことを見つける」
「やる気を出す」・・・・・・。それが子どもの能力を伸ばすこと。
文明がどんなに進化しようと、このことは変わっていないのだと思います。

今日のニュースをヒントに、わたしたち母親はもう一度、考え方を
整えておく必要がありそうですよね。

NHK 連続テレビ小説 ちりとてちん。子の心。
NHK 朝の連続テレビ小説 ちりとてちん
毎日、楽しみに拝見しています。

2月28日放送分で、父親の経営する製作所のために
お見合いをしようとしているA子(佐藤めぐみさん)に
B子(貫地谷しほりさん)がお見合いは自分の意思では
ないのだろう。と、問いただすシーンがありました。

ご覧になっている方はお分かりだと思いますが、
A子は何でも卒なくこなすことができる、いわば優等生です。
「○○ちゃんはすごいね」と言われる子です。

B子の問いにA子は答えます。
「A子と言われるたびに、ええ子(いい子)でいなければ
いけないと思ってきたんだ」
「もう、A子と呼ばれたくない!」と。


このA子の言葉を聞いて、わたしの頭の中にある教え子の
顔が浮かびました。

15年以上も前でした。
A子と同じようなことを言って、中学受験をしなかった子がいたのです。
詳しいお話はまた、いつの日か、機会があったら、とさせていただき
ますが、15年も経っているのに、
わたしの胸の奥はキュンと痛みました。

当時、12歳だった彼女の心がどれほど苦しんだのだろうか。
そんな心に気付いてやれず、
わたしは成績が良くて、安心できる子だと思っていたのです。
自慢の教え子でした。そして、なんと未熟だったのか。
そんな自分を思い出させてくれたシーンでした。


そうなんです。ママが「この子は手がかからなくて」と言われる中には、
お子さんがA子と同じ理由でがんばっている子がいるのです。

誰からも羨ましがられて、ママにとっては自慢のお子さんなのですが、
「安心、自慢の子」そんな思いが、母にわが子の心に
気付けないようにしているのです。

その子は、誰にも本当の自分を見せることができずに過ごし
いつの日か、本当の心と向き合う。そのときに苦しむのです。
(わたしの教え子のようにです)

ですから、自分のしたいことに出会えないし、したいことを見つけ
ても、言えないで通り過ぎてしまう。

この後、このドラマがどんな展開になるかわかりませんが、
B子の弟正平(橋本淳さん)も
そういう意味ではA子と同じような立場です。

男の子、女の子に関わらず、このように自分の考えを相手に伝える前に、
相手の期待に応えよう!応えなくては!と考えてしまう子は思う以上に
多いものです。


手のかかる子、反発する子には、「どうして、この子は!」と
腹の立つこともあるかもしれません。でも、
人知れず、期待に応えたいと自分を押し殺している子から比べれば、
自分のやりたいことを見つけるのも上手ですし、
自分の意見を相手に伝えることもできます。

また、人間は誰かの期待に添いたいと思いがんばる。だから伸びる!
そういうこともあります。

このドラマを拝見して、
母であるわたしたちが、もう一度、確認しておきたいことは、
大切なのは、母が安心することでも、
母がうれしい思いをすることでもなく、
子ども自身が、自分と向き合い、
自分の足で歩いていくために、自分に正直になること。
です。
そして、子どもが母に認めてほしくてがんばっているなら、
それをわかっていて、どこかで軌道修正してやること。です。


作者はA子を通して、そのことを伝えてくれたのだと思います。


親子写真。
親子写真に思うこと

昨日、わたしの主宰する「地歴複合講座」に参加されている
みなさんに「親子写真」の提出をお願いしました。

昨日は2講座、カウンセリングが5つ。
ちょっと鮮度の落ちたわたしの体には
厳しいスケジュールでした。

でも、帰宅後、スタッフが整理をしてくれた、
その「親子写真」のリストを拝見しているうちに
疲れもどこかに吹き飛んでしまいました。

どの写真を見ても、親子が輝いているんです。
肩を組む母と子。
体を寄せ合う母と子。
手をつなぐ母と子。

母も子も愛情に満ち溢れていて、その愛おしさは
わたしの心を震わせました。

また、その写真の中の母の輝いていること、
母の笑顔の美しいこと。

わが子との時が、これほど母を美しくするものか。と
たくさんの母の笑顔を拝見しながら、涙がこぼれました。

親子って、こんなにいいものなんですね。
母とはこんなに美しいものなのですね。

この母の笑顔、子どもたちの笑顔を大切にできるように。
それを願って、また、自己研鑽したいと思います。

ニュースから。「勉強の目的見えぬ子供たち」
「勉強の目的の見えぬ子どもたち」

ニュースの記事は→こちらから

現場にいれば、この調査結果は理解しているはずですが、
この記事を目にしたときは、「ドキッ」としてしまいました。

「勉強が役に立つ」と考える東京の小学生の割合は、
世界6都市の中で最低


他にも

「金持ちになるために勉強が役立つ」と考えている子供の割合は、
他の都市が6割を超えたのに対し、東京は43%。
「一流の会社に入るために(役立つか)」など、
経済的な豊かさや社会地位と関連づけた質問のほか、
「尊敬される人になるために」
「心にゆとりがある幸せな生活をするために」といった質問でも、
最下位。

だそうです。

考えてみれば、わたしたち親の世代だって、
目的を持って学習していたわけではないです。
でも、勉強すれば、いい大学に入れば、
それなりの人生は得られるかな。
そんな不確実ではあるけれどゴールのようなものがありました。

でも、今の子どもたちにはそれもない。

毎日の報道を聞いていても、将来に夢が持てる材料は少ない。
何だかかわいそうな気がします。

今日は、学習指導要領が大幅に変わった。という報道も
あったようですが、子育ての一部を国に任せる、国に頼るには
まだまだ課題は山積みで時間がかかることでしょう。
(学習指導要領の報道内容は→こちらから

受験のために、テストのために学習するんだ!ではなく、
子どもたちが自身の好きなものと出会い、
それを追究するための学び、努力ができるようにしてあげたい。
そうでなければ、本当の学びを体験することも
学びによって豊かさを感じることもできないのだと思います。

そのために、その子を支える大人が努力していかねばならないんだな。と
再確認させられる報道でした。

2008年度入試がスタート、成長した教え子たち!
何年やっても、この時期はドキドキ、ハラハラですね。

いよいよ受験本番です。
この精神的に厳しい時期を親子で支えあって過ごしている
ご両親と教え子を見ていると、
「あー、ご両親もずいぶんといろいろ努力をしてくださったなぁ」
「あー、教え子たちもなんて成長したんだろう」
そんな瞬間に何度も、何度も出会い、
ご両親のわが子を思う思いに感動すると同時に、
受験までの不安を乗り越えさせてくれる原動力を得られたことに
感謝をしてしまいます。

そして、そんなとき、いつも思い返すのが
受験に成功する!ということの意味です。
えっ!どこかの私立中学校に合格させることでしょ。と
おっしゃるかもしれませんね。
でも、わたしにとっての中学受験は違います。
もちろん、合格させる!これは大前提ですが、
わたしは、受験を「経験」と考えています。
「点数のとれないこと」
「先生の話がうまく聞けないこと」
「決めたことができないこと」など、
受験を通して、経験値の低い子どもたちがぶつかる壁を
良いことも、悪いこともすべて「経験」として受け止め、
それをどう好転させていくか。
これを考えての舵取りを心がけています。

その結果、受験を迎えるころになると、
子どもたちは精神的に成長し
「見えなかったものが見えてくるようになっていて、
視野が変わってきているのを感じます」
ご両親にはその成長した子どもたちの姿に
「この受験は有意義だったんだ」という
親としての責任や達成感を感じていただきながら、
わが子の可能性を信じる心をさらに高めていただく。
そして、そこから湧き出る双方の自信から
受験に挑む強い力を生み出してもうら。
そんな姿を拝見できたとき、
わたしが最初に成功を感じる瞬間です。

そして、合格発表!
もちろん、第一志望への合格を祈り、合格を喜びます。
でも、万が一第一志望に不合格という判定を得ても
受験を通して、親子で語り、親子で支えあう親子関係が
構築されていますから、道は開けていくものです。
第一志望、合格、不合格に関わらず
ご両親とお子さんが、新しい道を踏み出していく。
そのときが、わたしの2つ目の成功を感じるときです。

そして、わたしが本当の成功を感じられるのは
子どもたちが社会に出た後。
「笑子さん、そんなことで心配するなよ!」
「おれ、(わたし)もう、大人だよ!ダイジョウブだって」
そう、声をかけられたとき。
子どもたちが身体中から自信の新芽を芽吹かせて、
まるで、太陽に向かって大きく成長をしようとしている
若木のような彼らの姿を見たとき。
わたしの受験は終わります。

受験を目指してお子さんを塾に行かせているご両親には
たくさんの不安や迷いがあるかもしれません。
でも、周りの情報や塾の話ばかりに気を取られるのではなく
子どもを良く見つめ、子どもの成長と寄り添うようにしてください。
そうすれば、必ず、この子が歩んでいく道が見えてきます。

その道が見えてくれば、不安は少しずつ解消され、
今、大切なもの!それがわかってくるものです。
どうか、そのことを参考にしていただき、一歩ずつ前進なさってください。
いろんな活動を通して、わたしもそのことをお伝えできるよう
がんばっていこうと思います。

さぁ、受験生の皆さん、いよいよ本番です。
落ち着いて、がんばりましょうね!

目立たなかった子が、御三家へ合格!
わたしがお世話させていただいているお子さんのお母さまからのお話。
(お話をしてくださったママへ、
    体験談を教えていただきありがとうございました。)

息子さんと同級生だったAくんは、低学年のころから
成績ではあまり目立たないお子さんだったそうです。
ところが、Aくんのお母さまは、いつも
Aくんを御三家に行かせるんだ!とおっしゃっていたというのです。
そんなお母さまの姿勢に、周りの母たちは
「気持ちはわかるけど…」と、感じられていたといいます。

ところが、いざ、受験となったら、なんと「御三家」に合格!

受験後、Aくんのお母さまから
「アウグスティヌスの母」の姿勢でこの受験に臨んだことをお聞きして、
「アウグスティヌスの母」の話は知っていたが、
そんな母の強さがいかに必要かを感じた!というお話でした。

わたしもこの「アウグスティヌスの母」の話は
興味を持った時期があり、いろいろと学んだことがあります。

ご存知の方も多いと思いますが、
アウグスティヌスの母は
いつでも、どんなときでもわが子の可能性を信じ続ける
のです。
その力が、わが子の道を開いていく!というお話です。

この姿勢は、偉人の母には多かれ少なかれあるものだと思います。
わが子の可能性を信じているということで
(親が考える範囲でですが)
わが子の「目的地」のようなものが見えてきます。
目的地が見えていることで、
そこまでの行き方は、車であっても、電車であっても、
飛行機であってもいいと思えるようになります。
車がダメなら飛行機で。飛行機がダメなら電車で。と
つまり、子どもの様子を観察しながら、
子どもにあわせて試行錯誤ができる。
その心のゆとりが勝因を呼び込むのだと思っています。
わたしの経験から考えても
この心のゆとりのある母は
誰かがわが子のために!と発した言葉にも的確に反応できるようです。
逆に、周りの状況や情報に振り回されにくい強さも得ています。
柔軟性もありますし、追い込まれません。

これを「運がいい!」などとおっしゃる方もありますが、
わたしは運の問題ではなく、常にわが子のため!を考えている母の心が、
外部からのアドバイスを取捨選択できる力を育てていく。
だから、瞬時に正確に反応できるのだと思います。
まさに、わが子への無償の愛が、
聡明な母!といえる力をお母さま自身の中に育んでいらっしゃるのです。

また、この「心のゆとり」を保つために
(母自身が)ひとりになる時間を持つことを大切にしています。
母親もひとりになって、自分の心の声を聞きながら、
ぶれてしまっている軌道を微調整する。
成功の陰には、そんな日々があるのですね。

この「心のゆとり」を得るには、心の中にある「不安」と
うまく付き合うことから始めねばなりません。

また、このあたりの話を「お母さんの勉強室」や「ブログ」で
させていただきたいと思います。

話題のニュースから。
「夜間塾」問題から思うこと。


本日の産経ニュースに
公立校不信が根強い。(中略)
公立と塾の連携の一方で、本当に期待されているのは、
公立の教師の再生だ。
塾の授業の方がおもしろいというのでは教師として恥ずかしい。
一方で、短時間に難解な入試問題を解く“解き方暗記”のような
塾方式の指導には、子供によっては必ずしも学力が身に付かないとの
指摘もある。
以上

というようなことが書かれてありました。

学校の先生だって、われわれ塾だって、
もっといい方法はないか?と経営はちょっと棚上げしても、と
考えているんだと思いますよ。
現場はそれなりに何かを変えなきゃと思っていると思うんですね。

努力が足りないんじゃないかな?って思うのは
政府の機関ではないでしょうか?
教育費を削減するなんて、資源のない日本にとっては
考えられないことだと思います。
かのホーチミンの言葉に
「10年後の国を考えるなら木を植えなさい」
「100年後の国を考えるなら人を育てなさい」というのがありますが、
原油がこれほどに高騰している今、
自給率の低い日本が子どもたちのために!が後回しになって
いいのだろうか、と思います。

日本人なら石油に代わるエネルギーを開発できる能力がある!
そう信じて、次世代に投資してほしい。
きちんと次世代のために使われるお金だとわかれば、
大人たちは喜んで出せると思いますよ。

和田中学の関係者のみなさんはきっと、
子どもたちのために、何かしたい!そんな思いの果てのことだと
思います。わたしは「夜間塾」云々のことはわかりませんが、
この報道から、がんばろうとしている大人はここにいるんだぞ!
そんなメッセージをもらったような気がします。

母親であるわれわれも、公教育の迷いを不安には思ったとしても、
「公教育が・・・」と嘆いていても仕方がない。
わが子は日々成長しているんだ。そんな風に考え、
母親として、わが子が巣立つ社会を見据えたかかわり方を
工夫していただきたいと思います。


ママさんたち、がんばってくださいね。

今年もありがとうございました。
今年も残すところ、あと1日。
なんと月日の経つのははやいことでしょう。

先日、我が家の菩提寺の御住職とお話をさせていただいた際に
「人間は、年齢と同じ時速の車に乗っておるんじゃよ」と
教えていただきました。となると……
わたしのスピードは、車窓をゆっくりと眺められるものとは程遠く、
それでは、月日が経つのをはやいと思うはずだ、と納得したのです。

そんな中、このブログも開始からすでに半年が経ちました。
あれれ!もう半年? これが感想ですが、
その間、たくさんの方にお読みいただき感謝しております。

また、先行体験をご紹介している「お母さんの勉強会」も、
開催よりすでに、15年。
これは、生まれたばかりの子どもが高校生になる年月です。

最初は、わたしが指導をさせていただいているお子さんのママだけ。
2004年からは外部の方にも不定期に参加いただき、
2006年から定期的な講演会として開催をさせていただくように
なりました。
その間、コツコツとした活動ですのに、5000人を超える方が
講演会に参加をしてくださり、ありがたく思っております。

講演会では、
いろんなママたちにお会いして、
そのママたちの不安をできるだけ軽くしていただけるような
お話をさせていただきたい。
より豊かな子育てをしていただけるように。また、お子さんとの今の
時間を大切にしていただけるような工夫をご紹介したい。
公立学校の今の混沌とした指導に負けない土台を家庭で育成したい。
そして、子どもたちが、これからの社会が必要としている人材となれる
力を家庭での工夫で身に着けてほしい。
最後に、そんな工夫を通して得られる親子の豊かな時間が、大人になった
お子さんの心を支えることもお伝えしたい。

15年間、この願いをもって活動してきました。

まだまだ微力な部分が多々あるわたしですが、
開催当初は参加してくださったママたちは
「家は休むところ」「塾に任せるしかないわよ」「親が関わると
子どもがダメになるから」……という感想ばかりで、
なかなか「家庭力」の必要性、「先行体験」の必要性を
理解いただけなかったものです。
でも、今では、公教育への不安が開催当初よりもさらに広がり、
本当の子育て、子どもにとって必要なものは?を考えてくださる
ママがたくさん参加してくださいます。
そのため、お母さんの勉強室へ参加をご希望いただく方が年々、
増えており、その状況についての報告を受けるたびに、
「うれしい気持ち」と「がんばらなきゃ!」という気持ちで
心を新たにしております。

ますますはやくなるスピードと闘いながら、
来年もこの気持ちを忘れずに講演会活動や執筆活動に専念したいと
思っております。どうかよろしくお願いいたします。

では、皆様、お子さんと素敵な年越しをなさってくださいね。
どうか良いお年を。

過去問について
過去問
過去問はいつごろからはじめればいいですか?という
質問をよくいただきます。
結論は、「土台ができたらいつでも」です。
極端にいえば、小5の生徒に社会や理科をやらせることも
ありますし、小6の9月になってやっと過去問というケースも
あります。その差はどこにあるのか、それが土台の出来上がり。
ということです。

また、過去問をやらせる効用についてですが、
まずは、テクニック的な部分では、

・その学校の理念というか、どんな子がほしいのか。を知るため。
・その学校の出題傾向を知るため
・自分の弱点を知るため


次に、メンタル的な部分では、

・過去問をやることで受験への現実感が持てること
・過去問をやっておくことで、達成感から精神的な安定を得ることが
できるため 
 などですね。


あらっ!まだ、志望校の過去問がそれほど終わってないわ。と
おっしゃるなら、どうか早めに過去問に取り組ませてあげてください。

これからの時期はいうに及ばず、痒いところに手が届く指導は
親に勝るものはありません。

わたしの過去の経験から、大妻の入試の前日に見直しをさせた国語の
問題がズバッと出た!ことがあります。
最後まであきらめずにがんばってくださいね。


子どもの成長に歓喜、そして完敗!
わたしの教え子の話……。


中学を受験するものにとって四谷大塚さんの合不合判定テストは
志望校判定のための指針となるテストですよね。

わたしの教え子(個人情報になるので性別や状態がわかることは
お書きできないのでお許しくださいね)のひとり、Aさん。

先行体験の申し子のような子で、利発で、聡明で、わたしが
手塩に掛けてきた子の一人です。

その子が、10月の合不合判定テストであり得ない前代未聞のミスを
してしまい、塾のクラスでビリという成績をとってきました。

常にトップを走っている子です。何をやらしてもソツがない。
まさに、中学受験に向いている子です。
ただ、その大人びた能力が作り出したプライド。
そのプライドが、こんなときは諸刃の刃になって、自分に襲い掛かります。

だから、わたしは、受験のいろんな経験を通して、「失敗力」を身に
つけさせてきたつもりでした。
でも、テストの結果を聞いたわたしは、そんなあの子でも、成績を
見たらどうするかわからない。まったく未知の状態でした。

結果を見た教え子は黙って涙をボロッと流すと、何も言わず部屋に
入っていきました。傷口を人に見られたくない性格ですから。
ここからは、大人は何もできません。

その次の日、肩を落とし、ほとんど言葉もなく、食事もせずに
学校へ、塾へ出かけていきました。

この後ろ姿を見送る母の辛さはどれほどだったでしょう。

予想通り、学校では、「すごい点数だったんだって」
「成績優秀者に名前のってないけどどうしたの」と言われ、
塾では先生から、「どうしたんだ!」と叱られ、このままでは
志望校を落とすしかないぞ!と奈落の底に落ちるような叱咤激励を
されたそうです。
でも、何よりも辛かったのはライバルとされている子がいつもより、
すばらしい成績をとっていて、先生にも仲間にも賞賛されたこと。
そして、その子から、「わたしのお母さんがAさんでもそんなこと
があるのね、受験ってわからないからあなたは気をつけないさいっ
ていってた」といわれてニンマリされたこと。

そう、こんなときって、相手の思いやりがスッと心に染み込んで
こないんですよね。小さいな親切、大きなお世話!と沢田研二さんが
いったことがありますが、そう、ほっといてあげて!と言いたくなり
ます。

この時期にきて、こんな運命のようなできごとに耐えられるだろうか。
中学受験は経験のひとつ!失敗は有りだ。なんてわかっていても、
子どもが負ってしまった大きな心の傷を治癒させるには。
それも、これほどプライドの高い子のプライドを大きく傷つける結果と
なる傷を。

さすがのわたしも、頭からその子の顔が離れず、
眠れない夜をすごしました。

眠れないで仕事をしていたわたしあてに、深夜の3時にメールが。
その子のママからのメールでした。この人も眠れない夜とすごして
いるんですね。でも、母は強かった。
(以下、メールの文面をそのまま書きますね)
「笑子さん、きっと、笑子さんも眠れない夜をすごしていらっしゃ
ることと思います。○○は今まで6年間、笑子さんにいろんなことを
教わってきました。わたし、それをここで発揮しないと!と思っ
ています。ここがあの子とわたしの自己治癒力を試されるときだと
思っています。だから、もしこのまま受験しないと、言われても親と
して、ただ、わかった。といってやりたいと思う自分と、いや、こ
れほどの学力をつけて公立へ行かせるのか。という思いが頭の中で
グチャグチャになって辛いです。受験をしないとは言わなくとも、
このままあの子が立ち直れずに、成績がどんどん落ちてしまう例も
あると思います。でも、大丈夫ですよね。あの子なら。笑子さん、
大丈夫ですよね。わたし、あの子に何か声を掛けてあげたいんですけ
れど、笑子さんが何も言わないのはあの子が立ち上がるのを待ちまし
ょう。ということだと思って我慢することにします。でも、辛いです。
ちっとも親らしくない、根性なしです。だから、笑子さんにはわたし
の心に寄りそっていてほしいんです。心がいつもそばにいる。笑子さ
んの心がいつもそばにいるんだと思えば、がんばれると思いますから」

深夜のPCの前で泣きました。

わたしが教えられた!母のすばらしさ。母の強さ。人間のすばらしさ。
人と人の関わりのすばらしさ。
そして、子どもという存在のすばらしさ。

そう、わたしもママの心がわたしの心に寄り添っていてくれていると
思えば、ここまでの教え子とのかかわりを信じて、待っていられると
思いました。
(今こうして、このお話ができるようになったのは、。わたしも治癒に
成功した結果ですよね)

教え子はテストの結果を見た日、
一時は問題集を捨てようとしたようですが、わたしたち無力な大人の
心配をよそに、だれが教えたわけではないのに、次で負けなきゃいい
んだ。という結論をどこかから得てきました。
なんとかなるさくんが乗り移ったようにです。
そして、それから1週間後のある日、自分から「あんなミスしちゃって。
本番じゃなくてよかった」と言ったんです。
完全に乗り越えた瞬間でした。
教え子の背中がグンと大きくなっているように思え、ありがとう。と
言ってしまいました。
「?」教え子は不思議そうな顔をしましたが。

あのテストの答案が今、どこにあるのかわかりませんが、平均的な12歳の
子どもにはない知識を持ち、思考を得られている反面、こんな試練も
乗り越えされねばならないんだなあ。とつくづく思いました。

わたしの日々にはこんなドラマが毎日のように起こります。
またこの教え子も本番の受験で最初の受験校に落ちるかもしれません。
心配は尽きないものです。

でも、そのおかげで、わたしもがんばれるんだろう。と思い、感謝する
と同時に、親の愛のすばらしさ、子どもの生きる力のすばらさし、
人間の関わりのすばらしさを学べているんだろう、と思っています。

さあ、いよいよ年が明けます。
小さい戦士たちよ。どうかこの受験がすばらしい経験となるように、
最後までがんばってくださいね!

12月10日のAkemiさんからのコメントへのお返事。
12月10日、学力低下へのコメントありがとうございました。

Akemiさんから素敵なコメントをいただきましたので
ご紹介を兼ねて、お返事をさせていただきますね。

Akemi さんのコメントはこちらから。

今回のOECD調査で取り上げられている「リテラシー」は
通常、「読み書き」「識字力」の意味ですが、
日本と欧米ではとらえ方が違います。

Akemi さんがおっしゃるように、日本では「読み書き」といえば、
「読むこと」「書くこと」で、それ以外のことへの意識が少ない。

ところが、欧米でいう「リテラシー」は
データや文章など、さまざまな素材を読み解き、理解したうえで、
自分なりの知識と経験を基にして考え、
さらに、自分の意見を組み立てて相手に伝える。
この一連の行為のすべてを「リテラシー」と捉えています。
つまり、一番大切なのは、
「母語によるコミュニケーション能力の基礎」を育成すること
なのです。

そう考えると、日本の教育でははかれないなぁ。というのが感想です。

ただ、ここで子どもたちが活躍するころの世界が
どちらの力を持った子を欲しているか?と考えると
やはり、欧米が考える「リテラシー」が必要に思えるのです。

ならば、学校にそれを求めてもすぐには無理ですよね。
やはり、家庭力が必要になります。

ただし、家庭は本来「憩いの場」ですから、学習を持ち込むと
辛くなることがあります。
「リテラシー」を育てるためには
「母語によるコミュニケーション能力の基礎」が必要なわけですから
親子のコミュニケーション能力が大切なわけですから、
親子喧嘩ばかりしているようでは、「リテラシーの基礎を育てる」
どころか、子どもの自信をなくしてしまいかねません。
(まあ、受験勉強はそれを乗り越えねばならないのですが……)

そこでまずは、家庭で子どもが
受身でものごとを教わるという姿勢ではなく、
「やってみようという内発力」を出せるように工夫しておくことが
必要です。


それには、低年齢の子どもほど、映像と言語を同時に獲得させねば
ならないことを母親が認識しておくこと
です。
つまり、机上で語彙だけを与えてしまうのではなく、
体験や絵本などを通して、
映像と言語を同時に身につけさせることが必要だということです。

わたしはこれを先行体験と言っています。
拙著である「お母さんもっとおしえて」でご紹介している先行体験は
実体験型の先行体験です。
これは初心者だと難しい!そんな声をときどきいただきます。
では、初心者のママが簡単にできて、楽しいものは?ですが、
それには、「疑似体験型」の先行体験、絵本を使う方法を
お勧めしています。


絵本の読み聞かせをしながら、母の肉声を聞いて、母の心の動きを
肌で感じながら、絵と言語を同時に体験することが
子どもにとってどれほど大切な経験か!たのしい体験か!
効果も抜群です。

そんな体験が子どもの中で
「楽しい体験」「ワクワク体験」となって本物の力として蓄積され
子どもの内発力起爆させる力となっていくのです。

Akemiさんも、また、幼いお子さんをお持ちのママも、
どうか絵本の読み聞かせを楽しんでください。

わたしも素敵な子育てと同時に本当の意味での「できる子」を
育てる家庭力について、実体験から効果のある具体例を
ママたちにお伝えできようにしていきたいと思っております。
ありがとうございました。

(追伸)
この絵本を使った先行体験などのお話は2月に刊行されます本で
ご紹介しております。また、出版時期などがわかりましたら
ご紹介させていただきますね。



「学力低下」の記事について。
先日の経済協力開発機構(OECD)15歳学力調査の結果が
あちらこちらで紹介されていますね。

いろんな分野で日本は順位を落としていて、世界から日本の教育が
遅れつつあるのか!そんな気持ちになってしまいます。

そんな親の不安をよそに
マスメディアでも、「学力低下!」と紹介されながらも、
そのあとは?というと解決策が見えない。
教育についての話題はあまり盛り上がりません。
それより、防衛省の悪いおじさんの話や次の選挙でどうのこうの。
ねじれ国会がどうのこうの、そんなお話ばかりです。

「事件は会議室で起こっているんじゃない、現場で起こってるんだ」
と、織田裕二さんが叫ぶセリフがある有名な映画がありましたが、
今、まさにそのセリフを叫びたいのは、
勉強を面白くないものにされてしまった上に
言われた通り勉強してきたにもかかわらず
「学力低下だ!」「漢字も読めない」なんて言われ、
それでも学校で勉強しなければならない、
そんな子どもたちではないでしょうか。

大人として、ほんとにごめんなさい。と言わねばなりまんせんね。

とはいっても、文科省のおじさんたちが何とかしてくれるのは、
ずっとずっと先のこと、子どもは日々成長をしているわけですから
ママたちに力を発揮してもらうしかない。と思っています。

ここで確認しておいてほしいのは
今回の評価の中心となっているリテラシーは、もともと、
今の日本の学習指導の方法ではなかなか育たちにくいものだ。
ということ。
でも、その基礎は
親の関わり方、家庭での工夫次第で育てることができると同時に、
親ががんばらねばならないということ。

だから、そのための工夫(親子の会話など)をしてしげあげればいい。
ということです。

まずは、
ママたちは子どもたちが「学ぶことを楽しい」と思える体験を
ひとつでも多くさせてあげることです

大人だって同じです。好きなこと、楽しいことだから、
考えるし、努力もできるのですから。

先行体験に違和感があったら、
まずは、本や絵本の読み聞かせでいいんですよ。
本のイチシーンを読んで、親子で笑う。そんな経験をすれば
子どもは親とひとつになった気持ちを感じ、本というものに興味を
持ちます。そして、そんな経験を重ねることで本が好きになり、
読書が好きになり、と、同時に国語力が身についていくのですから。

わたしが有名私立中学校へ生徒たちを送り出すことができて
きたのも、ママたちが幼少のころから、私の提案させていただく
「たのしい」「おもしろい」と思える工夫をしてくださったからです。

そんなママたちに感謝をすると同時に、
そんなママのお子さんたちの成長を拝見した結果
いかにママの工夫が子どものリテラシーを引き上げるかを
実感してきました。

幼稚園児や低学年のお子さんをお持ちのママたちは
どうかあせらずに、まずは「たのしい」そう思える工夫をして
あげてください。
また、お子さんが高学年でも遅くなんてありません。
今からたのしい体験を重ねてあげてくださいね。


NHK 連続テレビ小説 ちりとてちん。母の思い
NHK 朝の連続テレビ小説 ちりとてちん
毎日、楽しみに拝見しています。

12月4日放送分で、落語家を目指すわが子の初舞台を観に
大阪へやってきた母が、大失敗をする娘と対峙するシーンが
ありました。

あれほど懸命に練習をしたのに。
あんなにみなから応援されていたのに。
期待に応えられなかった自分への悔しさや悲しさ。
そんな怒りにも似た感情を自分でもどうしようもない娘が
和久井さんが演じる母にぶつけます。

「おかあちゃんが(初舞台を見に)来たから失敗したんや」
「せやから、来(こ)んといてっていうたのに」
幼子のように泣きじゃくってダダをこねる娘を見て、
和久井さん演じる母はそっと抱きしめます。
言葉なんていらない。肌から伝わる母の体温が
「あなたはいつでもここに帰ってきていいんだよ」
「帰るところがあって、いつもそこに私がいるんだよ」という
親の無償の愛を子どもの傷ついた心にそっと流し込んで
いくようすが描かれていました。

母ですね。親ですね。

子どもが大きくなればなるほど、大きな傷を負って帰って
くることがあります。その傷ついたわが子をそっと迎えてやる。
親は日ごろから、そんな準備をしておかねばなりませんね。

そんなことを感じさせてくれたシーンでした。


ゆきママさん、michiママさんのご質問にお応えして。
ご質問にお応えして

ゆきママさん。michiママさん、いつもブログをご覧いただき、
また、コメントをいただきありがとうございます。

(ご質問内容)
教えるプロという立場から見て
この親子は、ちょっと注意だな。と思う基準ってなんですか?
 以上

とっても難しいご質問だと思いますが、
わたしは「この親子さんが注意だな」じゃなくて、
「あー、わたしの力が及ばなくなったなあー」と
思ってしまう瞬間でしょうか。

その瞬間というのは
わたしの前で親子喧嘩がはじまったときですね。

先生がいる前で、母親が露骨に子どもに感情を
ぶつけるてしまっているときって、辛いです。
ちょっと、怒るのではなく、ものすごく怖い顔になる。
そんなときは、
「はい。笑子さん失格!」といわれているように思えるんです。
「あー、この子のよさをお母さんに伝えられなかった」と
反省しますね。
と、同時に、子どもの気持ちを考えます。
子どもって先生によく思われたいと思っている子が多いものです。
母親がすごい形相で自分を怒っている。
そんな自分を先生はどう思っているだろうか、と不安だと思うんです。
そんな子どもの気持ちを考えると、涙がでそうになります。

また、子どもへのくやしさでたまらなくなって怒ってしまっている
ママの心を考えても、同じ母親として、そのくやしさが痛いほど
わかるだけに、そんな思いをさせてしまっているわたしを反省して
しまうのだと思います。

ですから、この親子さんにわたしのできることはなくなったのかな?と
全身で寂しさを感じるんでしょうね。

もし、こんな感情に出会ってしまったら、
あふれ出るくやしさからの怒りをおさえることはできないかもしれません。
でも、できれば、そんな感情は家庭内で改善への肥やしとできるよう
がんばってほしいのです。

子どもの心を育てる立場の人間として、
わたしも反省し、お母さまにも同じことを起こさないように
工夫をしてもらいたい。そう願うのです。

愛する子どものためですもの。できないことなんてない、
必ず突破口はあるはずです。

と、こんな回答ですが。お役に立つでしょうか?
少し不安ですが。


NHK 連続テレビ小説 ちりとてちん。母の思い
NHK 朝の連続テレビ小説 ちりとてちん
毎日、楽しみに拝見しています。

18日放送分で、福井の家を飛び出し、
大阪に行ったヒロインを思う母の姿を
和久井さんが演じていらっしゃいました。

母は、わが子を思い、ふるさとのものを送ってやろうと
考えます。が、ヒロインが居候しているところから、
ちょっとしたイザコザがあり、ヒロインはその家を出た
まま帰らないと連絡が入ります。

娘を心配しながらも、母は大きな段ボール箱を抱えて
郵便局に現れるのですが、受付の順番を待っている間に
何かを決心したように箱を抱えたまま郵便局を飛び出し、
なんと、大阪にやってきてしまうのです。

たしかに、福井から大阪まで、
送ろうとした小包を自分で抱えてやってくる母は
多少現実離れしているかもしれませんが、
わたしは、このシーンを見て、大変、共感しました。
母とはこういうものなんですよね。

大阪で一人暮らしをしている娘をあんずる母の思い、
郵便局で順番を待つ、その時間にも心配が募る。
思わず、荷物を抱えたまま電車に飛び乗ってしまう。
わたしは、こんな母の思いを大切にしたいのです。

子どもが成長すると母親は思う以上に無力ですが
こんな母の強い思いは必ずわが子に伝わるものだと
信じています。

和久井さんの演じられる母の姿を見ながら、
考えたり、反省したり、いろいろな気持ちになる
毎日です。




家庭教育の大切さ!
家庭での親の関わり方が子どもをグンと伸ばすんです!

言葉の大切さ!

小学校3年生の春奈ちゃん。
わたしと彼女の出会いは幼稚園の年長さんとき。

足掛け4年のお付き合いです。

小学校受験や中学校受験を目標にするのではなく、
春奈ちゃんのことを考えた先行体験を目指そう!
これが春奈ママとわたしの最初の約束でした。

最初の目標はまず「言葉」
「親が使う日常会話は約5000語といわれています。
その枠を超える語彙力を身につけさせるには!が
目標です。

ただし、最初の2年間はドリルなどは一切使わない。
あくまでも体験と読書から語彙を入れる。
読書は読んでほしいというものは読み聞かせ。
言わないものは本人が読みたいというものを与え、
その1冊を何度も読みたくなるような声かけを工夫。
語句は調味料、商品名、好きなキャラクターの本に掲載
されている漢字にルビをふって読ませる。

あとは、お母さんもっとおしえて、という拙著にそった
体験を順不同、出会った順に先行体験という手順で
はじめました。(年長になる少し前に、理科と社会の
先行体験もはじめました)

本来はこの本のようなマニュアル?(←そんなつもりで
書いたのではないのですが)など必要ないのかもしれませんが、
指針が何もないと闇雲感があって不安になります。

漢字は2年間で小学校6年生までの漢字が読めるようになり
ました。
でも、これは強制したのではなく、あくまでの本人の欲するものを
ママが教えてあげて、それを定着できるように繰り返し話題にしま
した。
また、語句をふやせるよう、自分の考えをいえるように本人の無自
覚の領域で工夫をしました。
このときの工夫を書籍にしたものが拙著の漢字まるごと音読帳です。

いよいよ来年の2月から進学塾に入ります。
漢字練習はこれから。昨年から導入したドリルもクイズ感覚でやら
せています。

言葉を知っている、学ぶことを楽しいと自覚できている。
その2つの武器がきっと春奈ちゃんを助けてくれると思います。

低学年のお子さんをお持ちのお母さん!
これから家庭力で学力格差が出る時代がくると思われます。
どうか、与える、やらせる、そんな学習ではない工夫を
お子さんの様子を見ながら与えてあげてください。