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成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編15 
ehon.hutariha.tomo1.絵本を使って先行体験 その15 


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って。最終回
 今回は 27ページ 

「病気になる」について 

がまくんの具合が悪いことから
「病気になる」ってどういうことかな?とお話をはじめてみましょう。

・からだの中に病気の菌が入ること。
・その菌が体の中で悪さをしようとすること。
・その菌と○○くん(ちゃん)の細胞が戦ってくれること。
・薬をのむのは、悪い菌と戦ってくれている○○ちゃんの細胞に
 栄養をあげたり、悪い菌を弱らせたりするためのもの。
・悪い菌が体の中に入ってきても、○○ちゃんの細胞くんたちが
 元気で、強ければ悪い菌をやっつけてくれる。
 だから、日ごろから、細胞くんたちには栄養を与えてあげられるように
 しないとね。その方法は、何でも食べる。
 また、休息を与えてあげられるように、早く寝る。
 そんな生活習慣が必要なんだよ。

「熱がでる」について 

熱が出た教え子によく話をします。

「○○ちゃんの細胞が悪い菌と戦って熱くなるから、熱がでてるんだよ。
 細胞くんたちががんばれるように体にお水を送ってあげないとね」と。

そして、熱が下がった後は、白血球の話をしてあげます。
血液の中には、白血球がいて、悪いやつを発見すると
それをやっつけてくれたり、○○ちゃんの体を守ってくれるんだよ。

怪我をしたとき、白いどろどろした「ウミ」がでるでしょ。
それは白血球くんがばい菌をやっつけようとがんばったあとの姿。

そんな話をすると、血液に興味を持ってくれる子がいます。
そのときは、血液から心臓の話をするようにしています。

さて、15回にわたって「ふたりはともだち」を題材にお話をしてきましたが、いかがでしたか。

次回からは、先日、あ〜ちゃんの母さまからいただきましたコメント
お応えして、「お受験練習帳」の活用法について、お話を進めたいと思い
ます。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編14
1.絵本を使って先行体験 その14


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は 26ページ から。


26ページ 「むかしむかしある ところに、」 

お子さんにたずねてみましょう。
「むかしむかしと聞いて、何を思い出す?」と。

「ももたろう」「いっすんぼうし」「うらしまたろう」と、昔話を
答えてくくれるかもしれませんね。
そうしたら、お子さんに
「どんなお話だったか教えて?」と声をかけていただき、
出来事や登場人物を思い出しながら、お話をしてもらいます。
そのとき、ママはあくまでも「生徒」ですよ。

「桃」が出てきたら、「桃って、木になるの?それともイチゴみたいに
草になるの?」なんて質問をしてみましょう。
お子さんからの返答が「知らない!」とそっけなくてもいいんです。
「桃」に注目させること。「桃」って、どんな風にできるんだ?と
疑問を持たせることが大切です。

そして、タイミングを見計らって、インタネットや図鑑で一緒に調べて
みるようにします。

「モモ」から体験できることは
 屮皀癲廚魯丱蕾福「サクラ」と同じ。
花びらは5枚、がくは「5枚」おしべは「多数」ですね。

◆屮皀癲廚話羚餮胸困任后
中国という場所を調べておくのもいいでしょう。
今、中国はチベット問題でニュースでもよく取り上げていますから
お子さんが耳にする機会も多いはずです。

、「モモ」は食用のものと観賞用のものがありますね。
くだものとしてのモモは,明治時代に入ってから。
「明治時代」とはいつごろかな?
話は脱線してしまいますが、明治製菓のお菓子「カール」。
明治時代と明治製菓、何か関係はあるんだろうか?
なんて、話ができると面白いですよね。

わたしの教え子も「モモ」から江戸時代、カールと興味をもち、
「明治製菓は明治という名前がついているけど、できたのは大正なんだよ。
大正デモクラシーとかいうころだって?」と自慢げに言ったあと、
「大正デモクラシーって何?」とたずねたことがありました。
思い出すだけで、わくわくする会話です。

「モモ」だけで、こんなにお話をしてしまいましたね。

ゴールデンウィークですね。
ママは何かと忙しい中でしょうが、どうか、ゆったりとした時間を
作られて、お子さんと素敵な時間をすごしてくださいね。

わたしもすっかり成長して、わたしより大きくなったわが子ですが、
若葉の中を散歩しながら、二人でいろんな春を感じてみたいと思って
います。

では、この続きは次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編13
1.絵本を使って先行体験 その13


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は 20ページ から。


20ページ それで がま
くんは いえの中に はいって さかだちを しました。


 それで 

「がまくんはどうしてさかだちをしてるのかなあ」と
声をかけてあげます。
文脈のチェックをしながら、感情移入をさせてあげるようにします。
また、「がまくんはどうしてさかだちしてたのかなあ?」と
たずねてあげるのもいいですね。

 20ページから24ページ 

がまくんが お話をおもいつくためにしたことをまとめてみます。

まずは、さかだちをした。つぎに・・・、最後に・・・ と、
これは要約の練習ですね。

 22ページ 水 

「この水という字は カレンダーにあるよ。どこだろう?」
そんな会話からはじめてもいいですね。

また、キッチンでママのお手伝いをしてくれているときに
「がまくんがあたまからかけた水は、火にかけるとお湯になるよ」
やかんやおなべから白い湯気が出てるのを見て
「これは水が変身してるんだよ」
「水は100度になると、湯気に変身して蒸発していくんだよ」
冷蔵庫の氷を見て
「水は零℃になると氷に変身をはじめるんだよ」
「水を液体というんだよ」

そんなお話ができるといいですね。
また、水に興味をもってくれたら、「かさ」(ミリリットル
デシリットル、シーシーなど)を体験させてあげてくださいね。
「かさ」と同時に「割合」「小数」「分数」「百分率」など
つまずきやすい項目を体験できる「マイカップ」の作り方は
拙著「お母さんもっとおしえて」「花まるママ」「算数 つまずき
音読帳」でご紹介しています。参考になさってくださいね。

では、この続きは次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編12
1.絵本を使って先行体験 その12


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は 19ページ から。


19ページ がまくんは
ながい こと うろうろ しました。でも、がまくんは おはなしを
おもいつけませんでした。


 ながい 

「ながい」は物の様子をあらわす形容詞だよ。
「ながい」の反対は、「短い」だよ。
「あつい」の反対は、「さむい」「つめたい」「うすい」だよ。
あれれ、「あつい」には対義語が三つもあるね。
そうか、漢字によってた対義語が違うんだね、

「熱い」→「冷たい」
「暑い」→「寒い」
「厚い」→「薄い」だね。

厚い本だね。熱いお湯だね。暑い季節だね。
と使うんだね。

厚い本の「本」は名詞。
熱いお湯の「湯」も名詞。
暑い季節の「季節」も名詞。
名詞の様子を説明する「あつい」は形容詞。

 ぶらぶら、うろうろ 

「ぶらぶら」「うろうろ」ってどうすることかな?
ぶらぶら歩く。うろうろ歩く。
そんな風に使うんだね。

「歩く」は動詞というんだけれど、
どんな風に歩くのか説明しているのが「ぶらぶら」「ふらふら」だね。
動詞をよりわかりやすいように説明しているのが副詞。


副詞、形容詞には、擬態語、擬声語というのがあるよ。
(オノマトペともいうんだよ。)
擬声語とは「ドカン」「ジャージャー」など
音そのものを言葉にしたもの。
擬態語とは「ずっしり」「ふんわり」など
物事の状態を音に例えて表現する言葉にしたもの。
擬声語はカタカナ、擬態語はひらがなであらわすね。

 おもいつけませんでした
「思いつく」ってどんな意味?
そんな会話からはじめます。
「思いつけません」は、思いつくことができない。という意味。



では、この続きは次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編11
1.絵本を使って先行体験 その11


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今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、18ページ 絵 から。



 挿絵の右側の時計に注目です!

この時計は何時だろう? 朝かな?夜かな?
そんな声かけからはじめてみてください。
そして、今は何時?と時計を読んでもらいます。

がまくんの世界の時間と今の時間の差を考えるのもいいですし、
午後4時ごろって、あなたは何をしているかな?と聞いてみるの
もいいと思います。

中学受験を考えていらっしゃるなら、時計の針が作る角度にも注目。
また、長い針が「12」をスタートしてから、「12」にもどるまで
1時間かけて360度旅をすること。
でも、短い針は、同じ360度を12時間かけて旅をすること。

そんなことも話せるといいですね。
これは旅人算や時計算の基礎概念を体験することになります。

 挿絵の中央 窓に注目です!

窓の格子はひし形の形を作ってます。
「ひし形」という図形の名称や「ひし形」の特徴(四つの辺の長さが
等しい。向かい合った角度が等しいなど)、どんなものにひし形が
使われているかなど。

急がずに時間をかけて、話したり、見つけたりしていきたいものです。

また、このひし形はいくつか合わせると大きなひし形にもなります。
小さなひし形は4つ合わせたひし形はいくつできるかな?と図形の合成を
体験させるのも面白いですね。

図形を得意にさせるには、ドリルなどの訓練の前に、たくさんの体験を
させてあげることです。

体験を使える知識にするには、体験を思い出し、イメージする、これを
繰り返すことが必要です。

つまり、体験は「先行体験」、繰り返しは「反復練習」です。

 挿絵の窓にかかったカーテン

カーテンは左側にだけかかっています。
この絵を見て、子供は違和感を感じるかもしれません。
「何か変ではないかしら?」そんな声かけからはじめて、子供に自分の
考えを言わせてみましょう。

このとき、意見に成否をつけないようにします。
どんな考えでも、ほめてあげてあげることが大切です。
それが、「自己表現力」の基礎となるのですから。

では、この続きは次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編10
1.絵本を使って先行体験 その10


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今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、18ページから。


18ページ がまくんは いっしょうけんめい かんがえました。
でも、かえるくんに はなしてあげる おはなしを おもいつけませんでした。


がまくんは いっしょうけんめい かんがえました。

この一文を読んだ後、なにげなくたずねてみてください。
「かんがえたのはだれなのかな?」と。

ここで主語、述語について話をします。

お子さんが低年齢の場合は、言葉を変えください。
たとえば、「主語をこの文の頭」「述語を足」など。

このときに注意してほしいのは
「うちの子はまだ早いから」という考え方です。
子どもが知りたがったら、それが敵年齢です。
子どもの顔が知りたいモードなら、どんどん新しいことを伝えて
あげてください。
反対に、中学年、高学年でも、嫌がるようならやめます。

このような方法で、主語と述語を経験させたら、
そのあとは日常生活で「主語はどれかな」「述語はどれかな」と
経験を反復させます。

かんがえました。を漢字にしたら?

今回も前回に引き続き、漢字字典の登場です。
前回お話したように、ここで「はい、引いて!」と子どもに字典を
引かせるのではなく、ママが漢字字典を引きます。

子どもの中に、漢字字典を引けるのはお兄ちゃんになったら。
その思いを積み重ねやる気を蓄積させ、「自分で!」という気持ちが
満タンになったころ、「やってみる?」と字典を引かせてみることが
大切ですね。

「考える」は、「かんが・える」には「考える」という意味のほかに
「調べる」(参考・考査など)という意味があります。
また、部首の「おいがしら」はここで身につけさせたい知識です。

「おいがしら」は腰のまがった様子を表している部首ですから
「考える」の部首と「老人」の「老」が同じ部首であることも
伝えておきたいですね。

小学校で学習する部首が「おいがしら」の漢字は3つ。
「考」「老」「者」です。

でも、かえるくんに はなしてあげる おもいつけませんでした。

この文の主語は誰だろう?
誰が「思いつけなかったのか」をたずねます。


次回は、18ページの絵についてお話してみたいと思います。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編9
1.絵本を使って先行体験 その9


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今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、17ページから。


17ページ がまくんは かえるくんに
あつい おちゃを 一ぱい つくって やりました。


あつい

ここで漢字字典の登場です。
ママがまるで魔法図鑑を引くように字典をとりだし、
「あつい」のページをあけます。
このとき、ママがお子さんに「字典を引きなさい」というのは逆効果!
逆に、字典を引くのは大人の作業という意識を与えるようにします。
お子さんに「引きたい!」と感じさせる環境を作るのです。
子どもの字典を引きたそうな様子を感じたら、そこで、
「難しいかもしれないけど、引いてみる?」と声をかけ引き方を教え、
できたらウンとほめましょう。
そうすれば、やる気が育ちますね。

ママが漢字字典を引きます。
「暑い、熱い、厚い」・・・
「あらっ!『あつい』がいっぱいあるわ。どれかしら」
そこで、お子さんと考えるようにします。

おちゃ

お茶といっても、いろんなお茶があります。
紅茶、ウーロン茶、緑茶・・・。でも、この三種類は同じ茶葉です。
作り方が違うんですね。

また、お茶と言えば静岡県が有名です。
生産地の覚え方は
「お茶は静かに三杯飲もう!」です。
(静(静岡)か(鹿児島)に三(三重)杯・・・。
地図帳でそれぞれの県の位置確認も忘れずに。

お茶といえば、室町時代 東山文化のころ「茶の湯」がおこりました。
東山文化といえば、足利義政、銀閣寺ですね。
また、茶の湯といえば、千利休です。

江戸時代(1865年ごろ)、お茶は生糸に次いで、輸出量の多い品でした。
ヨーロッパやアメリカの人たちも、緑茶を紅茶のように飲んでいたと
いいます。

一ぱい

お茶は1杯、2杯と数えます。
17ページの絵から
壁にコーヒーカップ(皿も)が描いてあります。
このようなカップは「1客、2客」「1組、2組」と数えるんだよ。と
お話してあげてもいいですね。


 この続きは、また次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編8
1.絵本を使って先行体験 その8


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、16ページから。


15ページ,「かえるくん、きみ、ひどく かおが 青いよ」
「だって、ぼく いつだって 青いんだよ」こんな二人の会話に注目します。


かえるくんの顔の色について、お子さんとお話をしてみましょう。
「かえるの顔って青いかな?」とか、
「かえるさんってどんな色してたかしら」
そんな会話からスタートします。

お子さんは「カエル」には
青ではなく、きっと緑色のイメージを
持っていると思います。
そこで、図鑑を出して、青色のカエル探しをします。

その際、カエルの成長についても調べてみます。
たまご→分裂が始まる→ふ化→後ろ足が出る→前足がでる
また、池の上にのびた木の枝にたまごを生みつけるカエルは何かも
調べておきたいですね。

次に、もし、人間が「顔色が青い」といわれたらどんな状態なのか。に
ついて話をしてみます。

気持ちが悪い、と答えてくれるかもしれません。
貧血、と答えてくれるかもしれません。

気持ちが悪い、という場合は
胃の話をしてあげるといいですね。
胃は食べ物が入ってくると運動をはじめて、食べ物を消化する
働きをしていること。
その消化液は五円玉を溶かすほどの強い酸性だけど、
胃には粘膜という膜があるので、胃は溶けずにすむこと。

胃はたんぱく質を消化する役割があること。

貧血、と答えてくれた場合は、
血液の話から心臓の話に派生してあげるといいですね。

血液には、肺で酸素をもらったばかりの「動脈」
体中からいらないものや二酸化炭素を集めて帰ってきた
「静脈」があることなど、お話がはずむと思いますよ。

このあとはまた次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編7
1.絵本を使って先行体験 その7


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、12,13ページから。


12ページ,
13ページの絵に注目します.


12ページの絵

かえるくんが手にしているカレンダーは何月でしょう。
この月は何曜日から始まっているんだろうね。

こんな会話から11月を英語では何というかを体験させてあげます。
また、絵を見ると「1」が一番上の段、左にありますから、
この月は日曜日から始まっていることを発見させます。
このときに実際のカレンダーを使って「1日」が日曜日だということを
発見させてあげるといいですね。

その際、カレンダーは不思議がいっぱいで、どの月も、
1、8、15、22、29
2、10.16、23、30と縦に書いてある数字の組み合わせが
同じだということを伝えます。

ここで、数字と数字の差が「7」という規則性を体験させてあげられると
いいですね。

13ページの絵


ここでも月名が英語で書かれているので、それを体験させてあげて
くださいね。

また、心情読み取りとして、12ページでかえるくんが「さびしい」と
言っています。「さびしい」ってどういう気持ちだろう。
どんなときに感じる気持ちだろう。
どうして、かえるくんは「さびしい」と思ったんだろう。
そんな会話を親子でしてみてはどうでしょうか。

会話をかわす際は、子どもにできるだけ自分の思っていることを
言わせるようにしましょう。それには「正しい」「間違っている」と
評価しないようにしてあげることです。
「なるほど、そんな考え方があるのか」と、子どもの意見を一度
受け止めたあと、ママの意見を伝えるようにしてあげてほしいと
思います。

このあとはまた次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編6
1.絵本を使って先行体験 その6


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今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、11ページから。


1行目「11月からだ」
6行目 5月の なかばごろに なったら 


1、11月からだ

今は何月だったかしら?
そんな会話からはじめてはどうでしょうか?

たしか、4月でしたよね。
11月から冬眠していたということは、何ヶ月間眠っていたことに
なるんだろう?そんな会話をきっかけに、季節感を捉えてもらいます。

また、このシーンは
冬眠からさめたヒキガエルは、自分が産まれて育った池にもどって産卵。
産卵を終えたヒキガエルは、冬眠していた場所に5月ごろまで眠ります。

こんなかえるの生態をこの絵本ではきちんと体験させてくれています。

また、ヒキガエルは8000個くらいのたまごを産みます。
産まれたたまごは、変化をして、オタマジャクシになり、えさを食べながら
やがて後ろ足が、次に前足がでてきて、子がえるになります。

学習の項目として注目されているのが、産卵と気温の関係です。
どうして、ヒキガエルは一度目を覚まし、わざわざ産卵をしてから、
また眠るのか。そこに注目して会話を進めてあげるようにします。

それは、春の早い時期の気温はいったん上がり、そして、また下がるからです。
そして、再び気温が上がったところで冬眠から目を覚ます。
そんな自然の摂理が関係しているのです。
絵本を読み聞かせる前に、親が、このことをちょっと知っていれば、
絵本を読みながら、親子の会話の中でそれを伝えることができますね。
そんな風に得た知識は「覚えた!」という知識とちがって、記憶に定着
しやすいのです。

中学受験では、4年生になったばかりの時期にかえるについて学習します。


ぜひ、親子の楽しい会話の中から先行体験を与えてあげて、
「あっ、これ知ってる!」というひらめきを与えてあげてください。
特に塾へ通い始めたばかりのお子さんには、
自信を持たせる、理科に興味を持たせる良い機会
です。
わたしは塾に通い始めの今の時期、特にこのような方法を使って
子どものやる気を引き出すようにしています。
効果ははっきりと現われますので、活用いただけるとうれしいです。

このあとはまた次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編5
1.絵本を使って先行体験 その5


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、8ページから。


5行目 ぼくたちの あたらしい 一ねんが はじまったって こと なんだ。

1、あたらしい

「あたらしい」って、どんな意味なんだろう。
そんな会話からスタートしてはいかがですか?

お子さんからいろんな考えがでてくることでしょう。
「あたらしい」という言葉とイメージをつなげてあげてください。

「あたらしい」は形容詞。
「い」で終わっているものが多い形容詞。
ものの様子を伝える形容詞。
反対語が学びやすい形容詞。
「い」で終わっている言葉、どんなものがあるかな?
そんな会話からスタートしてあげましょう。

「大きい」「高い」「暗い」・・・いろんな言葉が見つかるでしょう。
お子さんが見つけてくれたら、うんとほめてくださいね。

そして、次は、その後の反対語について話ます。

大きいお父さん、その反対は小さいお父さん、
「えっ! ヘンだよ〜」と、親子でついつい笑ってしまうかも
しれませんね。想像すると、実に楽しそうです。

2、一ねんが はじまる

まずは、一年については話してあげます。
今年はラッキーなことにうるう年です。
いつもは2月は28日までしかないのに、
今年はどうして29日あるのかな。そんな会話から地球と太陽の関係を
伝えてあげるといいですね。

そして、地球と月の関係まで話が進むと楽しいでしょう。


また、4月がどうしてかえるくんにとって一年のはじまりなのか。
かえるくんは冬眠をしていたのでしょう。
ここで、冬眠についても体験できることがわかりました。

理科は苦手だわ。と、おっしゃるなら、どうか図鑑を使って
親子で調べてください。その作業も子どもにとっては
すごく楽しい体験です。そんな経験を数多く積むことが
「学習への前向きな気持ちを育てる」のですから。

あらっ、今日もたった1ページ、いえ、2行の文章から
たくさんのことを先行体験させてあげることができましたね。

このあとはまた次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編4
1.絵本を使って先行体験 その4


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今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、まずは8ページから。


3行目 4月の すきとおった
あたたかい、ひかりなんだぜ。


1、4月の

4月はどんな季節なんだろう?
そんな会話からスタートしてはいかがですか?
4月というキーワードで伝えることは多々あります。
・4月は「卯月」といいますね。
・4月は春、春といえば、
どんな植物が咲き、どんなお魚がお店屋さんに出回るか。
たとえば「桜!」とお子さんが答えてくれたら、
「桜」ってどんな花だろう?と図鑑を引っ張り出してはどうですか?
桜の花は入試でも出ます。
「入試のため」だけの先行体験ではないですが、
一石二鳥なら、ぜひ、やっておきたいですよね。

また、ワシントンにたくさんの桜の花が送られた歴史について
話をしてあげるのもいいですね。

アメリカという国、その位置も体験できますし、
その時代への興味ももてるでしょうから。

2、すきとおった、あたたかいひかり

透き通るってどんな感じかな?

あたたかい ひかりって、どんな光でしょう。

いろんな想像をしてみると楽しいですね。
語彙力を高めるために、
どんな感じか、とか、たとえばどんなものに似てるか?
などをお子さんに表現させてあげるといいですね。
これは想像力を高めると同時に、「比ゆ」の練習にもなります。
また、比ゆを使うときには
「まるで〜ように」といえばいいんだよ。と伝えれば
副詞の呼応の練習にもなりますね。

「あたたかい」と「あつい」の違い
熱い、厚い、暑いの違い などもお話できるといいですね。

あらっ、今日はたった1ページ、いえ、2行の文章から
たくさんのことを先行体験させてあげることができました。

このあとはまた次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編3
1.絵本を使って先行体験 その3

どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから
今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、まずは6〜7ページから。
6ページ 

3行目 あまどは みんな しまって います。

1、あまど
最近は「雨戸」のあるお家が減りましたよね。
雨戸がどのようなものかお話してあげてください。

7行目 へやの すみから こえが しました

2、すみ
「すみ」とはどんなところなのか、実際に見せて説明して
あげてください。

部屋の中はまっくら、そんな状況も想像しながら、親子の
会話を楽しんでくださいね。

7ページ 10行目 なんにも 見えないよ

3、どうして何も見えないのか、お子さんと考えて
あげてください。

真っ暗な部屋の中から急にぎらぎらした太陽の下に出た。
目に暗現象が起こったんですね。

また、ぎらぎらとした太陽を見たことがある?という
会話から、夏の太陽を連想できるといいですね。

太陽は、春から秋にかけては北半球上にあって、
夏のころは南中高度が高い。
だから夏は太陽がぎらぎらして見えるし、暑いんだね。
と、そんな話につなげられたらいいですね。


また、今年はうるう年です。
地球は太陽の周りを1年と約4分の1日で太陽の周りを1周する。
その4分の1日分が4年で1日になる。
その1日分がうるう年になることも伝えられるいいですね。
これで4分の1が4年分で1日になること。
つまり分数も体験できたことになりますね。

6ページの絵から
暖炉の絵がありますね。
暖炉はどんなものなのか。
暖炉といえば何を想像するのか。
そんな話をお子さんとしてみてください。

子どもにとってママとの生きた会話は
親が考えている以上に、ママの質問に答えようと、
懸命に頭を使おうとしているものです。
その「考える」行為が子どもにとっては
とても大切なんですね。

では、また、次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編2
1.絵本を使って先行体験 その2

どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、まずは4〜5ページ 「はるがきた」の5ページの文章から。
一行目「お日さまが、きらきらして いるんだよ!」
1、お日さま。
お日さまって何だろう?お日さまは「太陽」だね。
太陽ってどこにあるんだろう?そんな会話から天体へと興味を
広げてあげます。水・金・地・火・木・・・と宇宙のことに興味を
広げてあげてください。図鑑やインターネットを活用されて目で
見て理解させてあげるといいですね。

2、「きらきら」という言葉
この言葉は「副詞」と言ってね。
動詞を助けてるんだよ。動詞というのはね、動きを表す言葉。
たとえば、「歩く」「寝る・・・、あと何かあるかなあ?」
と、お子さんと会話につなげてあげてください。

「副詞」という言葉も「動詞」という言葉も聞きなれず、
難しい言葉ですが、それを教えようとせず、
まずは「伝える」こと、そして、繰り返して慣れること、
これを大切にしてください。

そして、そんな会話のあとが大切!
日常生活の中で、
「今日は太陽さんがきらきら光ってるね」と声をかけ、
「きらきら」が「副詞」で「光る」が動詞。
ほら、きらきらさんは光るという動詞さんを助けてるでしょ。
どんな風に光ってるかを説明してあげてるでしょ。
というようにです。


また、次の行に「ゆきなんか、とけちゃって」とあります。
ゆきはどんな字だろう?から話をはじめます。
漢字字典を持ち出して、子どもに引かせるのではなく、
ママがお子さんの前で引いて見せます。
ポイント→子どもが大人のまねをして、「ぼくも(わたしも)やりたい!」と
言い出すまで、字書はママが引いてあげるといいですよ。)

「ゆき」って、こんな字なんだ…、あれ?雪の上の部分って雨だよね。
雨っていう字を引いてみようっと。

そんな会話につなげます。雪に興味がでたら、図鑑やインターネットを
使って、雪がどうしてできるのか?そんなことを親子で調べてみると
楽しいですよ。

次は「とける」です。
漢字字典で「とける」を引くと、「溶ける」「解ける」「説ける」など
いくつかの同音異義語に出会います。「雪がとける」の「とける」は
固体が液体になるのですから「融ける」か「溶ける」を使うのですが、
「溶ける」は常用漢字で小学校では習いません。
ところが、受験では理科で「溶ける」は当たり前のように習います。
ですから、固体が液体になるのは「溶ける」ということを体験させて
あげます。
また、「説ける」「解ける」は小学校で習いますし、大切な漢字です。
この機会に「説ける」は説明することなんだよ。「解ける」はクイズや
問題が解けることなんだよ。と、そんなことも伝えておくようにします。

子どもは漢字を記号、形として認識しますから、チラシなどの裏に、
大きく「解ける」と書きながら、「クイズが解けるの解ける!」と伝え
てあげるとお子さんはきっと目でその形を覚えられると思いますよ。


成功する「お家力(おうちりょく)」について 絵本編は
毎週月曜日か水曜日に更新させていただきたいと思います。


成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編1
ehon.hutariha.tomo>1.絵本を使って先行体験 その1 

この先行体験を成功させ、できる子をつくるには。 

毎週月曜または水曜 週1回更新


4歳、5歳から低学年のお子さんをお持ちのママは
ここが大切なところです。塾へ!とお考えになる前に、
絵本を使った先行体験で
9歳の壁を乗り越えるための通行手形である語彙力とイメージ力をしっかり身につけておいてください。
ここで「楽しい」「面白い」「ママといっしょでうれしい」
そんな体験をたくさんさせてあげることが必ず勝因となりますので。


お子さんが9〜10歳になっていらしゃる場合でも
国語が不得意になってしまったかもしれない。
算数の文章題が苦手かもしれない。そんな不安があったら、
語彙力やイメージ力が不足している可能性があります。

9歳の壁を乗り越えるための通行手形のような語彙力とイメージ力。
不足していたのでは危険です。
焦らずに、この先行体験を施してあげてみてください。
久しぶりに子どもと絵本をのぞきこんで…、そんな素敵な時間を
ママも過ごされてはどうですか?楽しそうですよね。

絵本を使って先行体験の具体的な方法についてです。
まず、大切にしてほしいのは、
 絵本の世界をお子さんと楽しんでいただくこと
◆ヽ本の世界を十分に味わっていただくこと。です。
ママもお子さんも笑顔で、想像力を働かせながら。

それが終わったらいよいよ先行体験です。
絵本の中で描かれてる世界を活用します。

今回は「アーノルド・ロベール著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。


4〜5ページ 「はるがきた」の5ページの絵をご覧ください。
この挿絵でかえるくんががまくんのお家を訪問しています。

がまくんの家について、お子さんと話をしてみてください。
(下記は具体例の一部です)
雪が残っているように見えます。
このあたりは冬に雪が降るのでしょうか?
雪についての知っていることを話したり、調べたりしてみます。
(← 水が氷や雪になる現象 理科)

また、春になっても屋根に雪が残っている、
日本だったらどのあたりでしょうか?
地図を出して考えてみるといいですね。
(←地図、都道府県 社会)


がまくんの家は三角形の屋根ですね。
どうやら二等辺三角形のようです。
三角形とはどんな形なのか?
二等辺三角形とはどんな特長がある三角形のことなのか?
など親子で話をしてみてください。
(← 三角形について、内角の和180度、頂点をはさむ二つの
辺の長さが等しい場合を二等辺三角形、さらに、頂点が直角の
場合は直角二等辺三角形 算数)

注意→三角形についての情報を言葉で教えようとせず、
伝えるという姿勢を大切にしてください。親が教えようとすると
子どもはやる気を萎えさせてしまうことがあります。ただし、
こんな先行体験をしたあと、生活の中で三角形を目にすることが
あったら、その機会を逃さないでください。あれれ、がまくんの
お家の形に似てない?などと話題にし、その中で情報を繰り返し
伝えるようにしてあげてください)

今日はここまで。
この続きは次回にお話させてくださいね。