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「タイガー マザー」(全米Amazon.育児書癸院法,悗里桓遡
「タイガー マザー」(全米Amazon.育児書1 )
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今、話題の著書、 「タイガー マザー」を読まれたお母様から

いくつか質問が入りました。

一例の質問部分をご紹介します。

花 真くんのお母さま(日本在住)
「厳しい競争を勝ち抜く子どもを育てる」というタイトル。
笑子さんはどう思われますか。

花 ミズキちゃんと浩太くんのお母さま
(ニューヨーク在住)
「ひとりでいきていける強さを身に着けるためには、
これほど親が圧した生活をさせないとダメなのでしょうか。
この育て方の何が日本人らしいか、を考える必要があり
そうなのですが…」

花 ひかりさんとゆうたくんのお母さま
(帰国子女 日本在住)
「読みながら、胸が締め付けられるような気持ちになり
最後まで読めていません。笑子さんはどうお考えですか」


わたし(吉本)は、

ニューヨークの友人からこの書籍のことを聞き、

そして、2つの視点から考えてみました。

まず、親の姿勢という視点からです。

親は 子どもがかわいくて、かわいくて仕方がないのですから

甘えさせたいのが本音ですよね。


でも、子どもの成長を誰よりも願うから、

「厳しくする」


そう考えると、この著者(エイミー・チュア)さんの子育ては、

「このくらいはいいか」という

親の弱さを感じさせない一貫性があり、

ブレないという点では、

親として感服できるものだと思います。




もう一点、子どもの成長という視点から考えると、

子どもにとって「厳しくする」とはどういうことなのか。を

考えてみなければならないと思うのです。



それは、時代が違うから。

2030年の時代を生きる子どもたちにとって、

「厳しくすれば、競争に勝ち残っていける」

という、ある意味、親の世代が考える「競争」をあてはめてよいのか。

という疑問があるからです。


環境問題からも考えた自然との共存、食糧危機、

ネットワーク社会、グローバル化社会…。

こんなキーワードが重視されるだろうと思われる2030年代。


今よりさらに発達したグローバル社会、ネットワーク社。


地方だ、国だという地理的範囲を飛び越えて、

協力し合う姿勢や

相手の言葉を聞く余裕のもとに、

自分の考えを発言し、論議する姿勢が

必要になると思うのです。


そう考えると、感情に巻き込まれない冷静さも必要でしょう。


人間が、この余裕や冷静さを得るには、

やはり、「自信」が必要な気がします。

「自信」があるから、挑めるし、次の挫折にも巡り合える。

社会に出た教え子たちを見ていると、

今ですらそう感じることが多々あります。



彼らが、社会に出たときに、

少しずつ積み上げてきた「自信」を土台に、

感情論をとらわれすぎず、

協力し合う人たちの強みを引き出しあい、

目の前のことに挑んでいけるよう大人になってほしい。


お父さん、お母さんには

この書籍を読んでいただき、

歴史を学ぶように、

いろんなことを学びながら

子どもたちが船出する未来に必要な人間力を

再認識していただきたいと願っています。






子どもが泣く。わがままをいう。
☆ 母へ ☆ 
その2 (by 吉本笑子)



読書 子どもが泣く。わがままをいう。

子どもが泣くと、母は言います。

モゴモゴ「どうして、泣くの!」

ノーノー「泣いてもダメよ」

ぶー「泣いていたらわからないでしょ。理由をいいなさい」


子どもが泣くとき

何か言葉にできない思いがあるのです。

それを言葉で表現できないから

子どもなのです。

ラブその未熟さを愛おしいと思ってあげてほしいのです。

植物成長のチャンスだと受け止めてあげてほしいのです。


聞いてあげてください。

「涙がでるのはどうしてだろう」

「何が言いたいの? わかる言葉で伝えてごらん?」

子どもは持っている言葉が少ないですよね。

その感情が何から出てきているのか、

一緒に探してあげてください。

そうすれば、子どもは気づかなかった自分の心とであえるし、

人間って… を学ぶ貴重な体験にもなるはず。

また、それが国語力の土台にもなるものです。

自分の大切な、大切な子どもの思いを受け止める。

泣く手段しかない未熟さを愛おしいと思う。

そして、成長へのサポートをしてあげる。

それができるのは、母ですよね。

子どもが泣くとき…

母はその時を大切にしてあげてくださいね。

母へ その1 
☆ 母へ ☆ 
その1 (by 吉本笑子)



読書 ダラダラと勉強している子ども。

それは、勉強がイヤだというシグナルですよね。

大人はわかっているのに、子どもの姿勢を叱る、ということが多い。

子どもはやりたいことは、自分からどんどんとやりますよね。

きっと、どこかに「無理」があるはずです。

さあ、お母さん!

その無理な部分を探して、少しずつ改善してみましょう!

お母さんが、逃げ腰にならないでください。

すぐに、塾だとか、家庭教師だとか… そんなことを考えないでくださいね。


まず、お子さんを観察してみてください。

どうしてイヤになっているのか、お母さんなりに、

その原因を追究してみてください。

それをやらないと、必ず同じことが起こります。

その過程の中で、

子どもの顔に、好きなことをしているときの表情が

少しでも発見できたら、その方法は成功への道です。

(成功とは、ここでは子どもの可能性を伸ばすことです)

その顔を見つけるまで、いろいろとやってみることです。


また、イヤなのに、言われたようにじっと机に向かっている…

そんなお子さんの気持ちも考えてあげてください。

決して良い結果は生まれてきませんよ。

そこには「無理」がいっぱいですからね。



子どもの心の声に耳を傾けてみてください。

子どものタイプが見えてくれば、その子に合わせて・・・が

できるようになります。


そして、子どもと話してみましょう。

まだまだ語彙が少ないけれど、

親が冷静に聞けば、子どもは懸命に思いを伝えようとしてくれるはずです。


そして、この懸命に伝えようとすることが、

実は、お子さんの国語力を引き上げてくれる体験になっています。

途中でお子さんのことばを取り上げず、最後まで聞く。

を大切にしながら、やってみてくださいね。

(by 吉本笑子 )


東日本大震災を体験して、今、母へ
800年に1度の大震災を体験し、

今、このとき、わが子を亡くした母がいます。

母は、わが子の手のぬくもり、身体のぬくもりをもとめて、

どんなに苦しんでいることでしょう。



今、このとき、わが子を残して、逝ってしまった母がいます。

母は、どれほどつらかったことでしょう。

無念だったことでしょう。



今、われわれは母として、

そんな母たちの悲しみを背負い、

この経験を子どもたちにつなぐ役割を担っていかねばなりません。



子どもたちのために、この経験を無駄にしてはなりません。

偉大な自然と共存できる人間力をもっとはぐくんでやらねばなりません。


これから、しばらくの間、

わたくしが、母たちと過ごした30年で得てきたことを、

母たちへの応援歌として、

コツコツと伝えていきたいと思います。

お子さんを見つめ、

子どものため、とは何か?を、

もう一度、見つめなおしていただければ幸いです。



☆ 母へ ☆ 
はじめに… (by 吉本笑子)



読書 「知識がある」と「学ぶ」はちがいます。

知識があることは、かっこいい… 

知識があるといろいろと考えられる…

でも、それをあまり重視してしまうのはハテナです。

暗記することに疲れさせてしまうと、

子どもの可能性は半減します。

子育てで大切なことがあるとすれば、

「無理をさせない」でしょうね。

それは子どもにも、母にもです。



だから、「学ぶことの意味」、「学ぶことの楽しさ」を

子どもに伝えていきませんか?

そう、母も子も笑顔で、です。

たとえ、周りと多少、歩調が合わなくとも、

親子で本物の学びを追求していきませんか?



本物の学びは、その子が社会で活躍できるツールを作り出します。

本物の学びは、その子に人間としての豊かさを伝えます。

人間としての豊かさ… 

このことは、大人もわかっていないかもしれません。

子どもに伝えられるよう、大人も考えてみなけれなりませんね。