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NHK 連続テレビ小説 ちりとてちん。子の心。
NHK 朝の連続テレビ小説 ちりとてちん
毎日、楽しみに拝見しています。

2月28日放送分で、父親の経営する製作所のために
お見合いをしようとしているA子(佐藤めぐみさん)に
B子(貫地谷しほりさん)がお見合いは自分の意思では
ないのだろう。と、問いただすシーンがありました。

ご覧になっている方はお分かりだと思いますが、
A子は何でも卒なくこなすことができる、いわば優等生です。
「○○ちゃんはすごいね」と言われる子です。

B子の問いにA子は答えます。
「A子と言われるたびに、ええ子(いい子)でいなければ
いけないと思ってきたんだ」
「もう、A子と呼ばれたくない!」と。


このA子の言葉を聞いて、わたしの頭の中にある教え子の
顔が浮かびました。

15年以上も前でした。
A子と同じようなことを言って、中学受験をしなかった子がいたのです。
詳しいお話はまた、いつの日か、機会があったら、とさせていただき
ますが、15年も経っているのに、
わたしの胸の奥はキュンと痛みました。

当時、12歳だった彼女の心がどれほど苦しんだのだろうか。
そんな心に気付いてやれず、
わたしは成績が良くて、安心できる子だと思っていたのです。
自慢の教え子でした。そして、なんと未熟だったのか。
そんな自分を思い出させてくれたシーンでした。


そうなんです。ママが「この子は手がかからなくて」と言われる中には、
お子さんがA子と同じ理由でがんばっている子がいるのです。

誰からも羨ましがられて、ママにとっては自慢のお子さんなのですが、
「安心、自慢の子」そんな思いが、母にわが子の心に
気付けないようにしているのです。

その子は、誰にも本当の自分を見せることができずに過ごし
いつの日か、本当の心と向き合う。そのときに苦しむのです。
(わたしの教え子のようにです)

ですから、自分のしたいことに出会えないし、したいことを見つけ
ても、言えないで通り過ぎてしまう。

この後、このドラマがどんな展開になるかわかりませんが、
B子の弟正平(橋本淳さん)も
そういう意味ではA子と同じような立場です。

男の子、女の子に関わらず、このように自分の考えを相手に伝える前に、
相手の期待に応えよう!応えなくては!と考えてしまう子は思う以上に
多いものです。


手のかかる子、反発する子には、「どうして、この子は!」と
腹の立つこともあるかもしれません。でも、
人知れず、期待に応えたいと自分を押し殺している子から比べれば、
自分のやりたいことを見つけるのも上手ですし、
自分の意見を相手に伝えることもできます。

また、人間は誰かの期待に添いたいと思いがんばる。だから伸びる!
そういうこともあります。

このドラマを拝見して、
母であるわたしたちが、もう一度、確認しておきたいことは、
大切なのは、母が安心することでも、
母がうれしい思いをすることでもなく、
子ども自身が、自分と向き合い、
自分の足で歩いていくために、自分に正直になること。
です。
そして、子どもが母に認めてほしくてがんばっているなら、
それをわかっていて、どこかで軌道修正してやること。です。


作者はA子を通して、そのことを伝えてくれたのだと思います。


成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編5
1.絵本を使って先行体験 その5


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、8ページから。


5行目 ぼくたちの あたらしい 一ねんが はじまったって こと なんだ。

1、あたらしい

「あたらしい」って、どんな意味なんだろう。
そんな会話からスタートしてはいかがですか?

お子さんからいろんな考えがでてくることでしょう。
「あたらしい」という言葉とイメージをつなげてあげてください。

「あたらしい」は形容詞。
「い」で終わっているものが多い形容詞。
ものの様子を伝える形容詞。
反対語が学びやすい形容詞。
「い」で終わっている言葉、どんなものがあるかな?
そんな会話からスタートしてあげましょう。

「大きい」「高い」「暗い」・・・いろんな言葉が見つかるでしょう。
お子さんが見つけてくれたら、うんとほめてくださいね。

そして、次は、その後の反対語について話ます。

大きいお父さん、その反対は小さいお父さん、
「えっ! ヘンだよ〜」と、親子でついつい笑ってしまうかも
しれませんね。想像すると、実に楽しそうです。

2、一ねんが はじまる

まずは、一年については話してあげます。
今年はラッキーなことにうるう年です。
いつもは2月は28日までしかないのに、
今年はどうして29日あるのかな。そんな会話から地球と太陽の関係を
伝えてあげるといいですね。

そして、地球と月の関係まで話が進むと楽しいでしょう。


また、4月がどうしてかえるくんにとって一年のはじまりなのか。
かえるくんは冬眠をしていたのでしょう。
ここで、冬眠についても体験できることがわかりました。

理科は苦手だわ。と、おっしゃるなら、どうか図鑑を使って
親子で調べてください。その作業も子どもにとっては
すごく楽しい体験です。そんな経験を数多く積むことが
「学習への前向きな気持ちを育てる」のですから。

あらっ、今日もたった1ページ、いえ、2行の文章から
たくさんのことを先行体験させてあげることができましたね。

このあとはまた次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法4
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法4


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック16ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

実践編 図形の先行体験です。

4人のキャラクターが屋根の形から自分の家を探しています。

4人のキャラクターの台詞がポイントです。ですが、

アーくん(左上)は3つの辺でできていて全部が同じ長さなんだと、言っています。

この台詞から正三角形の特徴を言語で体験し、
描かれた家の形から正三角形のイメージを捉えることが
できるようになっています。

この問題をやることで、正三角形、円、二等辺三角形、ひし形を
体験し、その後、外出した際に、
「あの家の屋根ってアーくんの家の形に似てないかな?」と
イメージをさらに鮮明に認知できるように、
また、記憶を定着させるように先行体験をさせていきます。

これから、しばらくの間、わくわくドリルの順番にそって
このような実践的な方法をお薦めしていきますが、
この方法は先行体験をうまく進められないなあ、と思っていらっしゃる
お母さまには有効に使ってやっていただきたいと思います。

また、ここで取り上げている算数の項目(図形や分数など)は
つまずき要因となるものばかり
です。
お子さんと体験をしておいていただきたいと思います。

がんばってくださいね。

次回は「わくわくドリル」17ページからの分数の先行体験です。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編4
1.絵本を使って先行体験 その4


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、まずは8ページから。


3行目 4月の すきとおった
あたたかい、ひかりなんだぜ。


1、4月の

4月はどんな季節なんだろう?
そんな会話からスタートしてはいかがですか?
4月というキーワードで伝えることは多々あります。
・4月は「卯月」といいますね。
・4月は春、春といえば、
どんな植物が咲き、どんなお魚がお店屋さんに出回るか。
たとえば「桜!」とお子さんが答えてくれたら、
「桜」ってどんな花だろう?と図鑑を引っ張り出してはどうですか?
桜の花は入試でも出ます。
「入試のため」だけの先行体験ではないですが、
一石二鳥なら、ぜひ、やっておきたいですよね。

また、ワシントンにたくさんの桜の花が送られた歴史について
話をしてあげるのもいいですね。

アメリカという国、その位置も体験できますし、
その時代への興味ももてるでしょうから。

2、すきとおった、あたたかいひかり

透き通るってどんな感じかな?

あたたかい ひかりって、どんな光でしょう。

いろんな想像をしてみると楽しいですね。
語彙力を高めるために、
どんな感じか、とか、たとえばどんなものに似てるか?
などをお子さんに表現させてあげるといいですね。
これは想像力を高めると同時に、「比ゆ」の練習にもなります。
また、比ゆを使うときには
「まるで〜ように」といえばいいんだよ。と伝えれば
副詞の呼応の練習にもなりますね。

「あたたかい」と「あつい」の違い
熱い、厚い、暑いの違い などもお話できるといいですね。

あらっ、今日はたった1ページ、いえ、2行の文章から
たくさんのことを先行体験させてあげることができました。

このあとはまた次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法3
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法3


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック13ページ15ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから
いよいよ実践編です。

このムック用にキャラクターを5人用意しました。

どうして、キャラクターが必要か。ですが、

子どもが「学習する」という気持ちにならずにすむからです。

子どもにとっても、親にとっても「勉強する」「勉強させる」と
いうのは、ちょっと息苦しいところがあります。
(本当はこれではいけないのですが・・・)

そこで、子どもに構えさせないように、
また、子どもの心を前向きにするために、

キャラクターが問題を解くからね。
もし、まちがえていたら教えてあげてくれる?

このように、
キャラクターを助けてあげる気持ちが持てるように工夫をします。
子どもはちょっと大人になった気持ちでお世話をしてくれることでしょう。

これは学習だけでなく、日常生活においても同じです。
してはいけない行動を取った子どもに対して
起こした行動ばかりを責める!

「ここにおいてはダメだって言ったでしょ!」
「どうして、できないの!」

母親というのは子どもを思うがあまり、子どもの悪いところは
なおしてあげなきゃ!と思ってしまうものです。

でも、言語能力がまだまだ乏しい子どもたちに、
ダメだ、ダメだと言葉で懸命に伝えようとしても、
理解できていないことがたくさんあります。

それに、どうしてダメか、なぜ、それをしてしまうのか。
それを考えさせてないことも多々あります。
大人にとっては当たり前、でも、子どもにはわからないことが
たくさんあることを忘れています。

そんな大切な部分を飛ばしていることを忘れ、
親は、子どもの口から期待通りの反応がない!と
イライラしている。
わたしも書きながら、ちょっと反省しているところがあります。

まずは、子どもの心の扉をしっかりと開けて、
そこからママの言葉がスーッと流れ込んでくるように
工夫をしてあげてほしいのです。

そのために、お子さんが好きなキャラクターを擬人化する方法は
とても効果的です。

ここでは取り上げることができませんが、
タイプ別でお子さんを見た場合も、
この方法は、いろんなタイプの子どもに効果的です。
ぜひ、やってみてください。


次回は「わくわくドリル」16ページからの図形の先行体験です。

親子写真。
親子写真に思うこと

昨日、わたしの主宰する「地歴複合講座」に参加されている
みなさんに「親子写真」の提出をお願いしました。

昨日は2講座、カウンセリングが5つ。
ちょっと鮮度の落ちたわたしの体には
厳しいスケジュールでした。

でも、帰宅後、スタッフが整理をしてくれた、
その「親子写真」のリストを拝見しているうちに
疲れもどこかに吹き飛んでしまいました。

どの写真を見ても、親子が輝いているんです。
肩を組む母と子。
体を寄せ合う母と子。
手をつなぐ母と子。

母も子も愛情に満ち溢れていて、その愛おしさは
わたしの心を震わせました。

また、その写真の中の母の輝いていること、
母の笑顔の美しいこと。

わが子との時が、これほど母を美しくするものか。と
たくさんの母の笑顔を拝見しながら、涙がこぼれました。

親子って、こんなにいいものなんですね。
母とはこんなに美しいものなのですね。

この母の笑顔、子どもたちの笑顔を大切にできるように。
それを願って、また、自己研鑽したいと思います。

ニュースから。「勉強の目的見えぬ子供たち」
「勉強の目的の見えぬ子どもたち」

ニュースの記事は→こちらから

現場にいれば、この調査結果は理解しているはずですが、
この記事を目にしたときは、「ドキッ」としてしまいました。

「勉強が役に立つ」と考える東京の小学生の割合は、
世界6都市の中で最低


他にも

「金持ちになるために勉強が役立つ」と考えている子供の割合は、
他の都市が6割を超えたのに対し、東京は43%。
「一流の会社に入るために(役立つか)」など、
経済的な豊かさや社会地位と関連づけた質問のほか、
「尊敬される人になるために」
「心にゆとりがある幸せな生活をするために」といった質問でも、
最下位。

だそうです。

考えてみれば、わたしたち親の世代だって、
目的を持って学習していたわけではないです。
でも、勉強すれば、いい大学に入れば、
それなりの人生は得られるかな。
そんな不確実ではあるけれどゴールのようなものがありました。

でも、今の子どもたちにはそれもない。

毎日の報道を聞いていても、将来に夢が持てる材料は少ない。
何だかかわいそうな気がします。

今日は、学習指導要領が大幅に変わった。という報道も
あったようですが、子育ての一部を国に任せる、国に頼るには
まだまだ課題は山積みで時間がかかることでしょう。
(学習指導要領の報道内容は→こちらから

受験のために、テストのために学習するんだ!ではなく、
子どもたちが自身の好きなものと出会い、
それを追究するための学び、努力ができるようにしてあげたい。
そうでなければ、本当の学びを体験することも
学びによって豊かさを感じることもできないのだと思います。

そのために、その子を支える大人が努力していかねばならないんだな。と
再確認させられる報道でした。

算数のできる子を作る先行体験 わくわくドリル 活用法2
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、「わくわくドリル」活用法2

有名進学塾の先生からのお話
塾に入ってから「算数ができる子にするには」


わくわくドリル (ACMOOK)

今日はムック8ページ12ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

経験豊富な有名進学塾の先生たちが、「つまずかないために」
どんなことをすればいいか。
そのアドバイスについては、またわくわくドリルをご覧いただくとして。

ここでは、先生たちがおっしゃっていることを実現するには。を
お話してみましょうね。

今日のブログはちょっと長いですが、初公開の秘伝の策についても
書きましたので、がんばってお読みくださいね。


できるだけ効率よく子どもの能力を伸ばすためには
「子どもが自分から」そんな姿勢を引き出さねばなりませんね。
このことはどの親も思っていることで、できれば本人のやる気が
でるまで、そっとしておきたい。これが本音だと思っています。

でも、今の日本の教育では、そのままにしておくことが
どれほど危険か!それがわかっているだけに、焦ってしまう。
だから、親は試行錯誤するのですよね。
では、この「子どもが自分から」を引き出すにはどうしたらいいか。
きっかけは3つあると思っています。

‐さいときから経験をたくさんしていて、
「知ること」を「楽しい」と思っていること
 学習での失敗を恐れない、そんな考え方が身についていること

好きな先生や面白い先生に出会い、やる気が起こること

ライバルができて、その子に負けたくない。と思えること


,鉢△鬚翰になってお気づきだと思いますが、
どちらも「楽しい」「面白い」がキーワードになっています。
やはり、人間にとっては「楽しいこと」「面白いこと」が
大切なんですよね。

では、,魄蕕討襪砲呂匹Δ靴燭蕕いい。その生かし方ですが、
お子さんが何年生であろうと、まず、
「語彙力を増やす」
「文章を読んで文字からいろんなものを読み取る習慣を身につける」
「自分の考えをまとめるようにする」
そんな工夫をはじめてください。

それも、「楽しく」を大切にです

算数力を鍛えたいのに、国語力のような力ばかりを
育成しなければならないの?とお考えになるかもしれません。

そのご質問への回答は、「はい」です。

国語力が乏しいと「合格する確立が低いのか」というのではありません。
現に、わたしもテクニックを使って、
そんな子どもを数多く合格させてきています。
ただ、そんなケースの場合、
子どもも親も精神的に強くないと、それはそれは厳しい受験生活を
強いられるのです。
親はそんな苦しい生活にも何とか耐えられるでしょうが、
子どもはなんといってもまだ12歳です。
たった12年の人生経験で10年先を見定めて努力をしろ!
我慢をしろ!といわれても、親の願いが伝わることも少なく、
子どもの中で親に愛されていない。自分はダメなんだ。という
まちがった判断させてしまうことがあります。

わたしはこのテクニックに頼る受験勉強を「抗生物質」だと
思っています。抗生物質はウイルスに対して即効性があります。
でも、あとで何らかの副作用を覚悟しておかねばなりません。

わたしにも今は触れたくない心の大きな傷となった経験があります。
その傷はもう15年以上経った今でも、治癒することなく、触れると、
当時と同じように生々しい痛さに襲われます。

子どもと関わる大人にとって、子どもが予想外に傷つき、悩み、
その苦しみを言えずにいたことを知ったときの後悔はどうしようも
ないものです。

ですから、算数、国語・・・と机上の学習に入る前に、
まずは、子どもに
「これからあなたが関わる社会にはこんなことがあるんだよ」と
伝えるつもりで「経験」をさせてあげることです。
そして、「楽しい」経験をさせてあげることが大切なんです。
その経験と,魄蕕討襪燭瓩裡海弔離櫂ぅ鵐箸鯑瓜に育てられるのが
絵本であり、読み聞かせなのです。

ですから、お子さんがまだ、低年齢、低学年なら、
どんどん絵本、本の読み聞かせをしてあげてください。

びっくりされるかもしれませんが、わたしは低学年の教え子のママに

算数の文章題の読み聞かせをしてもうらこと
があります。

えっ!どうして?とおっしゃるかもしれませんね。

それには、算数を先行体験させるという効用があるからです。
算数で使う語彙をそのまま体験できます。
同時に、親が算数だと思うと、「答えを導き出せないとダメ」と
思ってしまいます。
親のその○、×を評価される行為がイヤになって考えられない子も
います。それを回避できます。

問題集を使わずに、その中にある問題を取り出してクイズのように
すればどうでしょう?
それが何かの現象を語るお話にするのです。

たとえば、小3の最レベ(奨学社)という問題集の1問を例に
とって考えましょうか。(問題を会話風にアレンジしてあります)

1時間に3分遅れる時計があるんだって。
この時計を午後3時に正しく合わせたんだけど、次の日の午前9時に
なったとき、この時計は9時を指してないんだって。何時何分だろう?

こんなクイズ感覚で文章題をお子さんに伝えます。
答えを出す方法はどんな方法でもいいんです。
計算なんてしなくていい。親はそんな気持ちで挑みます。
お子さんは時計を持ち出して考えるかもしれません。
もしかしたら、親が驚くような方法を考えるかもしれませんよね。

先行体験をしたあと、
その体験内容の文章題を問題集からピックアップして
クイズとしたやってみる。この方法は先行体験になれてくると、
親にとっても安心感を得られるものになります。

この方法はわたしが実際に使ってきた方法です。効果はあります。

ただし、この方法を使うときでも、お母さまにお願いしたいのは、
楽しさを忘れないように。答えを出すことを目的としない。
考えさせることを目的とする。を忘れないでくださいね。です。

それには、お子さんの表情に注目していただきながら進めて
いただければダイジョウブ。

語彙力のある、イメージ力のある子になってほしい。
そんな親の願いを上手にお子さんに伝えていきましょうね。

次回は「わくわくドリル」13ページからの実践編です。
また、あらためて上記の算数、文章題の使い方も例にあげて
みたいと思います。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編3
1.絵本を使って先行体験 その3

どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから
今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、まずは6〜7ページから。
6ページ 

3行目 あまどは みんな しまって います。

1、あまど
最近は「雨戸」のあるお家が減りましたよね。
雨戸がどのようなものかお話してあげてください。

7行目 へやの すみから こえが しました

2、すみ
「すみ」とはどんなところなのか、実際に見せて説明して
あげてください。

部屋の中はまっくら、そんな状況も想像しながら、親子の
会話を楽しんでくださいね。

7ページ 10行目 なんにも 見えないよ

3、どうして何も見えないのか、お子さんと考えて
あげてください。

真っ暗な部屋の中から急にぎらぎらした太陽の下に出た。
目に暗現象が起こったんですね。

また、ぎらぎらとした太陽を見たことがある?という
会話から、夏の太陽を連想できるといいですね。

太陽は、春から秋にかけては北半球上にあって、
夏のころは南中高度が高い。
だから夏は太陽がぎらぎらして見えるし、暑いんだね。
と、そんな話につなげられたらいいですね。


また、今年はうるう年です。
地球は太陽の周りを1年と約4分の1日で太陽の周りを1周する。
その4分の1日分が4年で1日になる。
その1日分がうるう年になることも伝えられるいいですね。
これで4分の1が4年分で1日になること。
つまり分数も体験できたことになりますね。

6ページの絵から
暖炉の絵がありますね。
暖炉はどんなものなのか。
暖炉といえば何を想像するのか。
そんな話をお子さんとしてみてください。

子どもにとってママとの生きた会話は
親が考えている以上に、ママの質問に答えようと、
懸命に頭を使おうとしているものです。
その「考える」行為が子どもにとっては
とても大切なんですね。

では、また、次回ということで。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編2
1.絵本を使って先行体験 その2

どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、まずは4〜5ページ 「はるがきた」の5ページの文章から。
一行目「お日さまが、きらきらして いるんだよ!」
1、お日さま。
お日さまって何だろう?お日さまは「太陽」だね。
太陽ってどこにあるんだろう?そんな会話から天体へと興味を
広げてあげます。水・金・地・火・木・・・と宇宙のことに興味を
広げてあげてください。図鑑やインターネットを活用されて目で
見て理解させてあげるといいですね。

2、「きらきら」という言葉
この言葉は「副詞」と言ってね。
動詞を助けてるんだよ。動詞というのはね、動きを表す言葉。
たとえば、「歩く」「寝る・・・、あと何かあるかなあ?」
と、お子さんと会話につなげてあげてください。

「副詞」という言葉も「動詞」という言葉も聞きなれず、
難しい言葉ですが、それを教えようとせず、
まずは「伝える」こと、そして、繰り返して慣れること、
これを大切にしてください。

そして、そんな会話のあとが大切!
日常生活の中で、
「今日は太陽さんがきらきら光ってるね」と声をかけ、
「きらきら」が「副詞」で「光る」が動詞。
ほら、きらきらさんは光るという動詞さんを助けてるでしょ。
どんな風に光ってるかを説明してあげてるでしょ。
というようにです。


また、次の行に「ゆきなんか、とけちゃって」とあります。
ゆきはどんな字だろう?から話をはじめます。
漢字字典を持ち出して、子どもに引かせるのではなく、
ママがお子さんの前で引いて見せます。
ポイント→子どもが大人のまねをして、「ぼくも(わたしも)やりたい!」と
言い出すまで、字書はママが引いてあげるといいですよ。)

「ゆき」って、こんな字なんだ…、あれ?雪の上の部分って雨だよね。
雨っていう字を引いてみようっと。

そんな会話につなげます。雪に興味がでたら、図鑑やインターネットを
使って、雪がどうしてできるのか?そんなことを親子で調べてみると
楽しいですよ。

次は「とける」です。
漢字字典で「とける」を引くと、「溶ける」「解ける」「説ける」など
いくつかの同音異義語に出会います。「雪がとける」の「とける」は
固体が液体になるのですから「融ける」か「溶ける」を使うのですが、
「溶ける」は常用漢字で小学校では習いません。
ところが、受験では理科で「溶ける」は当たり前のように習います。
ですから、固体が液体になるのは「溶ける」ということを体験させて
あげます。
また、「説ける」「解ける」は小学校で習いますし、大切な漢字です。
この機会に「説ける」は説明することなんだよ。「解ける」はクイズや
問題が解けることなんだよ。と、そんなことも伝えておくようにします。

子どもは漢字を記号、形として認識しますから、チラシなどの裏に、
大きく「解ける」と書きながら、「クイズが解けるの解ける!」と伝え
てあげるとお子さんはきっと目でその形を覚えられると思いますよ。


成功する「お家力(おうちりょく)」について 絵本編は
毎週月曜日か水曜日に更新させていただきたいと思います。