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成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編10
1.絵本を使って先行体験 その10


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、18ページから。


18ページ がまくんは いっしょうけんめい かんがえました。
でも、かえるくんに はなしてあげる おはなしを おもいつけませんでした。


がまくんは いっしょうけんめい かんがえました。

この一文を読んだ後、なにげなくたずねてみてください。
「かんがえたのはだれなのかな?」と。

ここで主語、述語について話をします。

お子さんが低年齢の場合は、言葉を変えください。
たとえば、「主語をこの文の頭」「述語を足」など。

このときに注意してほしいのは
「うちの子はまだ早いから」という考え方です。
子どもが知りたがったら、それが敵年齢です。
子どもの顔が知りたいモードなら、どんどん新しいことを伝えて
あげてください。
反対に、中学年、高学年でも、嫌がるようならやめます。

このような方法で、主語と述語を経験させたら、
そのあとは日常生活で「主語はどれかな」「述語はどれかな」と
経験を反復させます。

かんがえました。を漢字にしたら?

今回も前回に引き続き、漢字字典の登場です。
前回お話したように、ここで「はい、引いて!」と子どもに字典を
引かせるのではなく、ママが漢字字典を引きます。

子どもの中に、漢字字典を引けるのはお兄ちゃんになったら。
その思いを積み重ねやる気を蓄積させ、「自分で!」という気持ちが
満タンになったころ、「やってみる?」と字典を引かせてみることが
大切ですね。

「考える」は、「かんが・える」には「考える」という意味のほかに
「調べる」(参考・考査など)という意味があります。
また、部首の「おいがしら」はここで身につけさせたい知識です。

「おいがしら」は腰のまがった様子を表している部首ですから
「考える」の部首と「老人」の「老」が同じ部首であることも
伝えておきたいですね。

小学校で学習する部首が「おいがしら」の漢字は3つ。
「考」「老」「者」です。

でも、かえるくんに はなしてあげる おもいつけませんでした。

この文の主語は誰だろう?
誰が「思いつけなかったのか」をたずねます。


次回は、18ページの絵についてお話してみたいと思います。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法8
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法8


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック20ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

ホールケーキ(円形のケーキ)を
上から見ずに、立体としてとらえられるように目線の高さにおき、
それを人数分に「等分」する先行体験です。


前回に続いて、円の中心点、直径、半径、切ったケーキの先端の角度など
を繰り返し体験させてあげます。

ここで、全体の体験を覚えていたら「うんとほめる」を忘れずに!

そして、6分の1、8分の1から
「6つに切った1つ分」「8つに切った1つ分」を体験。

そのあとで、4分の2に話を進めます。
4分の1は「4つに切った1つ分だったね。では、4分の2になったら
どういうことだろう」と22ページの絵を見せながら考えさせます。

それがケーキの半分だと気がつけば、「うんとほめてあげる」です。
「半分」がわからないときは、助けてあげましょう。

また、半分は2分の1だと伝えます。

最後に、6分の1、8分の1に切ったケーキの半分は、
それぞれ6分の○、8分の○の何かを考えてみます。

こんな会話を楽しんでいるようなら、22ページのケーキの絵を
描いてみてくれないかな。と声をかけてみてはどうでしょうか?
立体を実際に描く、これは空間認識能力を育成しますよね。

次回は「わくわくドリル」23ページからの先行体験です。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編9
1.絵本を使って先行体験 その9


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、17ページから。


17ページ がまくんは かえるくんに
あつい おちゃを 一ぱい つくって やりました。


あつい

ここで漢字字典の登場です。
ママがまるで魔法図鑑を引くように字典をとりだし、
「あつい」のページをあけます。
このとき、ママがお子さんに「字典を引きなさい」というのは逆効果!
逆に、字典を引くのは大人の作業という意識を与えるようにします。
お子さんに「引きたい!」と感じさせる環境を作るのです。
子どもの字典を引きたそうな様子を感じたら、そこで、
「難しいかもしれないけど、引いてみる?」と声をかけ引き方を教え、
できたらウンとほめましょう。
そうすれば、やる気が育ちますね。

ママが漢字字典を引きます。
「暑い、熱い、厚い」・・・
「あらっ!『あつい』がいっぱいあるわ。どれかしら」
そこで、お子さんと考えるようにします。

おちゃ

お茶といっても、いろんなお茶があります。
紅茶、ウーロン茶、緑茶・・・。でも、この三種類は同じ茶葉です。
作り方が違うんですね。

また、お茶と言えば静岡県が有名です。
生産地の覚え方は
「お茶は静かに三杯飲もう!」です。
(静(静岡)か(鹿児島)に三(三重)杯・・・。
地図帳でそれぞれの県の位置確認も忘れずに。

お茶といえば、室町時代 東山文化のころ「茶の湯」がおこりました。
東山文化といえば、足利義政、銀閣寺ですね。
また、茶の湯といえば、千利休です。

江戸時代(1865年ごろ)、お茶は生糸に次いで、輸出量の多い品でした。
ヨーロッパやアメリカの人たちも、緑茶を紅茶のように飲んでいたと
いいます。

一ぱい

お茶は1杯、2杯と数えます。
17ページの絵から
壁にコーヒーカップ(皿も)が描いてあります。
このようなカップは「1客、2客」「1組、2組」と数えるんだよ。と
お話してあげてもいいですね。


 この続きは、また次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法7
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法7


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック19ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

ホールケーキ(円形のケーキ)を人数分に均等に分ける、を
題材にして、「等分」を体験します。


円の中心点、直径、半径、切ったケーキの先端の角度など
体験させてあげることはたくさんあります。

19ページのような問題を解いて
そのあと、実際にホールケーキを切ってみる。
その後は、ニンジンやハムなどの円形を体験できるものを
使って、繰り返し体験させてあげるようにします。

また、19ページの絵を見ると
4人で分けるときは線は2本。
6人は3本、8人は4本。
こんなところにも子どもと考えてみる材料がありそうですよね。

次回は「わくわくドリル」22ページからの等分の先行体験です。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編8
1.絵本を使って先行体験 その8


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、16ページから。


15ページ,「かえるくん、きみ、ひどく かおが 青いよ」
「だって、ぼく いつだって 青いんだよ」こんな二人の会話に注目します。


かえるくんの顔の色について、お子さんとお話をしてみましょう。
「かえるの顔って青いかな?」とか、
「かえるさんってどんな色してたかしら」
そんな会話からスタートします。

お子さんは「カエル」には
青ではなく、きっと緑色のイメージを
持っていると思います。
そこで、図鑑を出して、青色のカエル探しをします。

その際、カエルの成長についても調べてみます。
たまご→分裂が始まる→ふ化→後ろ足が出る→前足がでる
また、池の上にのびた木の枝にたまごを生みつけるカエルは何かも
調べておきたいですね。

次に、もし、人間が「顔色が青い」といわれたらどんな状態なのか。に
ついて話をしてみます。

気持ちが悪い、と答えてくれるかもしれません。
貧血、と答えてくれるかもしれません。

気持ちが悪い、という場合は
胃の話をしてあげるといいですね。
胃は食べ物が入ってくると運動をはじめて、食べ物を消化する
働きをしていること。
その消化液は五円玉を溶かすほどの強い酸性だけど、
胃には粘膜という膜があるので、胃は溶けずにすむこと。

胃はたんぱく質を消化する役割があること。

貧血、と答えてくれた場合は、
血液の話から心臓の話に派生してあげるといいですね。

血液には、肺で酸素をもらったばかりの「動脈」
体中からいらないものや二酸化炭素を集めて帰ってきた
「静脈」があることなど、お話がはずむと思いますよ。

このあとはまた次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法6
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法6


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック18ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

実践編 サラダの材料をお皿の数にあわせて配分する問題です。
こんな日常の体験が、分数、小数、割合は
もちろん文章問題などの土台をつくります。


ママが切った野菜やゆで卵などの材料を
お皿の数にあわせて等分する作業です。

元になる数が違うので、切られた材料を見て、
たとえば、キュウリは2枚ずつ。でも
ゆで卵はひと切れずつ、トマトは3切れずつ。など
材料の数に合わせて考えなければなりません。

これは割り算ですよね。

また、必ず「残り」がでます。
この何かを分けたときに「残る」という体験も大切です。

小3にとってはハイレベルな算数の問題。
小4にとっては学校の教科書でも出てくるレベルの問題を
体験することになります。

体験させる際に「残ったもの」をどうするか、親子で考えて
みる機会にされてもいいですね。

ゆで卵ひと切れをまた、お皿の数に配分する。
そんな体験へも派生させられますよね。

次回は「わくわくドリル」19ページからの等分の先行体験です。

東大合格者。地方公立校躍進!首都圏常連校の減少。
東大合格者。地方公立校躍進!首都圏常連校の減少。(3月12日 夕刊フジ一面より)

本日発売の夕刊フジに 開成、麻布など首都圏東大合格常連校が
東大合格者を減らしているという記事がでていました。

ニュースは、常連校と呼ばれる学校(開成、麻布、会場、駒場東邦、
浅野、愛光、巣鴨など)が、東大への合格者を減らしている原因の
ひとつには浪人を嫌う傾向があること。
また、地方公立校の優秀な人材が地元から世界に目を向け始め、
地元より東大へ。という流れになり合格者数を伸ばしたこと。
そして、SSHの影響などが原因だと捉えています。
(ただし、渋谷学園幕張は数を伸ばしています。この理由は今後
リサーチする必要があると思いますが)

首都圏のこれらの常連校に合格した子の多くは、
小学校3年生の2月から塾通い。
5年生ともなれば、深夜まで学習をし、6年生になれば日曜日もない。
そんな生活をしてきた子どもたちです。
もちろん、中にはほとんど勉強せずに入ってしまう子もいますが、
それは例外という感じですよね。
そんな子どもたちが、いざ、自分のしたい学習に出会い、
さあ、これからいよいよ最高学府へ入学して、夢をかなえるぞ!と
考えたのに入れなかった。

それに反して、地方公立校のお子さんは、それほど学習を強いられて
きたとは思えない。

これでは中学受験をしてきた子たちが、なんだかかわいそうです。

今の中学受験指導は、どうしても競争を強いたり、学習が覚えることに
偏ったりしてしまいます。
でも、古くからいわれているように
「自分からやる」「やりたいことを見つける」
「やる気を出す」・・・・・・。それが子どもの能力を伸ばすこと。
文明がどんなに進化しようと、このことは変わっていないのだと思います。

今日のニュースをヒントに、わたしたち母親はもう一度、考え方を
整えておく必要がありそうですよね。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編7
1.絵本を使って先行体験 その7


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、12,13ページから。


12ページ,
13ページの絵に注目します.


12ページの絵

かえるくんが手にしているカレンダーは何月でしょう。
この月は何曜日から始まっているんだろうね。

こんな会話から11月を英語では何というかを体験させてあげます。
また、絵を見ると「1」が一番上の段、左にありますから、
この月は日曜日から始まっていることを発見させます。
このときに実際のカレンダーを使って「1日」が日曜日だということを
発見させてあげるといいですね。

その際、カレンダーは不思議がいっぱいで、どの月も、
1、8、15、22、29
2、10.16、23、30と縦に書いてある数字の組み合わせが
同じだということを伝えます。

ここで、数字と数字の差が「7」という規則性を体験させてあげられると
いいですね。

13ページの絵


ここでも月名が英語で書かれているので、それを体験させてあげて
くださいね。

また、心情読み取りとして、12ページでかえるくんが「さびしい」と
言っています。「さびしい」ってどういう気持ちだろう。
どんなときに感じる気持ちだろう。
どうして、かえるくんは「さびしい」と思ったんだろう。
そんな会話を親子でしてみてはどうでしょうか。

会話をかわす際は、子どもにできるだけ自分の思っていることを
言わせるようにしましょう。それには「正しい」「間違っている」と
評価しないようにしてあげることです。
「なるほど、そんな考え方があるのか」と、子どもの意見を一度
受け止めたあと、ママの意見を伝えるようにしてあげてほしいと
思います。

このあとはまた次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法5
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法5


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック17ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

実践編 円を四等分する体験です。
こんな日常の体験が、分数、割合の土台となります。

円の中心点を通る直線で切ると、円は「2分の1」になる。
その線を直径と呼ぶ。

「2分の1」になった円をまた、中心点から円周に向けて
切ると「2分の1」になる。

切れたものを見ると、4分の1になっていることがわかり、
「2分の1」の「2分の1」は「4分の1」であることが体験できますね。

ドリルを使って疑似体験ができたら、
キッチンでお手伝いの際に実際にやってみてもらうようにします。
実体験をすることで記憶がより定着しやすくなると同時に、
より興味を持てるようになるはずです。

また、切る作業に慣れたら、今度はお皿の数にあわせて、
食材を「等分」に分ける作業を任せてみます。

ここまでの作業で「図形の円」「分数」「割り算」などが
体験できたことになります。
これらは受験においても、小学校の学習においても、
大切な学習項目であると同時に、つまずきやすい項目でも
あります。


次回は「わくわくドリル」18ページからの分配の先行体験です。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編6
1.絵本を使って先行体験 その6


どのページでどんな学習項目を学べるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、11ページから。


1行目「11月からだ」
6行目 5月の なかばごろに なったら 


1、11月からだ

今は何月だったかしら?
そんな会話からはじめてはどうでしょうか?

たしか、4月でしたよね。
11月から冬眠していたということは、何ヶ月間眠っていたことに
なるんだろう?そんな会話をきっかけに、季節感を捉えてもらいます。

また、このシーンは
冬眠からさめたヒキガエルは、自分が産まれて育った池にもどって産卵。
産卵を終えたヒキガエルは、冬眠していた場所に5月ごろまで眠ります。

こんなかえるの生態をこの絵本ではきちんと体験させてくれています。

また、ヒキガエルは8000個くらいのたまごを産みます。
産まれたたまごは、変化をして、オタマジャクシになり、えさを食べながら
やがて後ろ足が、次に前足がでてきて、子がえるになります。

学習の項目として注目されているのが、産卵と気温の関係です。
どうして、ヒキガエルは一度目を覚まし、わざわざ産卵をしてから、
また眠るのか。そこに注目して会話を進めてあげるようにします。

それは、春の早い時期の気温はいったん上がり、そして、また下がるからです。
そして、再び気温が上がったところで冬眠から目を覚ます。
そんな自然の摂理が関係しているのです。
絵本を読み聞かせる前に、親が、このことをちょっと知っていれば、
絵本を読みながら、親子の会話の中でそれを伝えることができますね。
そんな風に得た知識は「覚えた!」という知識とちがって、記憶に定着
しやすいのです。

中学受験では、4年生になったばかりの時期にかえるについて学習します。


ぜひ、親子の楽しい会話の中から先行体験を与えてあげて、
「あっ、これ知ってる!」というひらめきを与えてあげてください。
特に塾へ通い始めたばかりのお子さんには、
自信を持たせる、理科に興味を持たせる良い機会
です。
わたしは塾に通い始めの今の時期、特にこのような方法を使って
子どものやる気を引き出すようにしています。
効果ははっきりと現われますので、活用いただけるとうれしいです。

このあとはまた次回ということで。