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成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編14
1.絵本を使って先行体験 その14


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は 26ページ から。


26ページ 「むかしむかしある ところに、」 

お子さんにたずねてみましょう。
「むかしむかしと聞いて、何を思い出す?」と。

「ももたろう」「いっすんぼうし」「うらしまたろう」と、昔話を
答えてくくれるかもしれませんね。
そうしたら、お子さんに
「どんなお話だったか教えて?」と声をかけていただき、
出来事や登場人物を思い出しながら、お話をしてもらいます。
そのとき、ママはあくまでも「生徒」ですよ。

「桃」が出てきたら、「桃って、木になるの?それともイチゴみたいに
草になるの?」なんて質問をしてみましょう。
お子さんからの返答が「知らない!」とそっけなくてもいいんです。
「桃」に注目させること。「桃」って、どんな風にできるんだ?と
疑問を持たせることが大切です。

そして、タイミングを見計らって、インタネットや図鑑で一緒に調べて
みるようにします。

「モモ」から体験できることは
 屮皀癲廚魯丱蕾福「サクラ」と同じ。
花びらは5枚、がくは「5枚」おしべは「多数」ですね。

◆屮皀癲廚話羚餮胸困任后
中国という場所を調べておくのもいいでしょう。
今、中国はチベット問題でニュースでもよく取り上げていますから
お子さんが耳にする機会も多いはずです。

、「モモ」は食用のものと観賞用のものがありますね。
くだものとしてのモモは,明治時代に入ってから。
「明治時代」とはいつごろかな?
話は脱線してしまいますが、明治製菓のお菓子「カール」。
明治時代と明治製菓、何か関係はあるんだろうか?
なんて、話ができると面白いですよね。

わたしの教え子も「モモ」から江戸時代、カールと興味をもち、
「明治製菓は明治という名前がついているけど、できたのは大正なんだよ。
大正デモクラシーとかいうころだって?」と自慢げに言ったあと、
「大正デモクラシーって何?」とたずねたことがありました。
思い出すだけで、わくわくする会話です。

「モモ」だけで、こんなにお話をしてしまいましたね。

ゴールデンウィークですね。
ママは何かと忙しい中でしょうが、どうか、ゆったりとした時間を
作られて、お子さんと素敵な時間をすごしてくださいね。

わたしもすっかり成長して、わたしより大きくなったわが子ですが、
若葉の中を散歩しながら、二人でいろんな春を感じてみたいと思って
います。

では、この続きは次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法12
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法12


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック29ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

時系列の体験と段取り力の強化です。

毎日、時間と付き合っているはずなのに、
いざ、時間を問う問題になると「面倒だ!」と思う子がいます。

この対策には「頭で思い浮かべて考える体験」が必要です。

また、お子さんが塾に通いはじめると、
ママは「まず、やらなきゃならいことからやる!」とおっしゃいますが
「処理能力」なんて、そんなに急に身につくものではないです。
塾に行かせる前に、その力の土台は育成しておきたいものですね。

私の指導では、低年齢のころから、「頭で時間を想定する体験」「頭で
考える体験」や「処理能力」育成を意識した生活をさせています。

これは子供をコントロールしようとするのではありません。
あくまでも、豊かな時間を捻出する工夫を体験させるものです。

たとえば、幼稚園年長さんの場合、
土曜日の夜、日曜日にすること(予定)を書き出しておくようにします。
(この予定は、まずはママが処理しておきたいこと、です。
ただし、メモに処理項目を記載する際は、お子さんに声をかけ
「明日は、○○をやらないとね」と項目の列挙に参加させるようにし
日曜日には処理をしながら、その項目を消していく姿も見せるように
します)

日曜日、まずは決めたことを優先する。
また、集中して処理をするように工夫する。
「○○時までに、これをやってしまうからね」と目標の時間を
お子さんに伝えておく(聞こえるようにでもいいですが)ようにします。

子供はママの様子を見て、いろんなことを学ぶはずです。
また、自分もやってみたいと言い出しやもしれません。
そうしたら、チャンス!
メモ用紙を2枚にし、それぞれが処理をするようにします。
ただし、決して「あなたもやってみたら?」とお子さんを
無理に参加させることのないように気をつけてください。

また、この工夫を「子育てのため」と考えないこと。
ママのスキルを高めるためととらえること、が大切です。
「子育てのため」と考えてしまうと、どうしても肩に力が入ってしまい
母親が疲弊してしまいます。
母の疲弊は母のゆとりを吸い取ります。
ゆとりがなくなると、わが子の幼い、未熟な行動が気になって
ママのイライラを引き起こす原因になってしまいます。

ママが疲弊しないで、ママのスキルを高める。それがポイントです。

そして、処理が終わったら、あとは親子のゆったりとした時間を過ごし、
うんと「楽しい体験」に付き合ってあげましょう。

次回は「わくわくドリル」30ページからの先行体験です。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編13
1.絵本を使って先行体験 その13


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は 20ページ から。


20ページ それで がま
くんは いえの中に はいって さかだちを しました。


 それで 

「がまくんはどうしてさかだちをしてるのかなあ」と
声をかけてあげます。
文脈のチェックをしながら、感情移入をさせてあげるようにします。
また、「がまくんはどうしてさかだちしてたのかなあ?」と
たずねてあげるのもいいですね。

 20ページから24ページ 

がまくんが お話をおもいつくためにしたことをまとめてみます。

まずは、さかだちをした。つぎに・・・、最後に・・・ と、
これは要約の練習ですね。

 22ページ 水 

「この水という字は カレンダーにあるよ。どこだろう?」
そんな会話からはじめてもいいですね。

また、キッチンでママのお手伝いをしてくれているときに
「がまくんがあたまからかけた水は、火にかけるとお湯になるよ」
やかんやおなべから白い湯気が出てるのを見て
「これは水が変身してるんだよ」
「水は100度になると、湯気に変身して蒸発していくんだよ」
冷蔵庫の氷を見て
「水は零℃になると氷に変身をはじめるんだよ」
「水を液体というんだよ」

そんなお話ができるといいですね。
また、水に興味をもってくれたら、「かさ」(ミリリットル
デシリットル、シーシーなど)を体験させてあげてくださいね。
「かさ」と同時に「割合」「小数」「分数」「百分率」など
つまずきやすい項目を体験できる「マイカップ」の作り方は
拙著「お母さんもっとおしえて」「花まるママ」「算数 つまずき
音読帳」でご紹介しています。参考になさってくださいね。

では、この続きは次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法11
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法11


わくわくドリル (ACMOOK)

今日はムック28ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

組み合わせを考える問題です。

今回も前回同様、金額に限度をもたせた体験です。

100円を貯めるのに
どんな硬貨の組み合わせなら10枚で、
どんな硬貨の組み合わせなら20枚必要なのか。を考える体験です。


お子さんがすっと答えを導き出せるようなら、
10円と5円のほかに、50円硬貨を増やして考えてみる。
貯金する金額を200円にして考えてみる、など
さまざまな応用に発展させることができます。


前回もお話しましたが、
体験の最初に「成功体験」(ほめられる体験)をさせられれば、
効果は必ず出ます。

紙に計算するのではなく、頭で計算する練習。
頭で問題の概要をイメージする練習になります。

この方法はわたしが低学年の子どもの能力を伸ばすために実際に使って
いる方法ですから。


次回は「わくわくドリル」29ページからの先行体験です。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編12
1.絵本を使って先行体験 その12


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は 19ページ から。


19ページ がまくんは
ながい こと うろうろ しました。でも、がまくんは おはなしを
おもいつけませんでした。


 ながい 

「ながい」は物の様子をあらわす形容詞だよ。
「ながい」の反対は、「短い」だよ。
「あつい」の反対は、「さむい」「つめたい」「うすい」だよ。
あれれ、「あつい」には対義語が三つもあるね。
そうか、漢字によってた対義語が違うんだね、

「熱い」→「冷たい」
「暑い」→「寒い」
「厚い」→「薄い」だね。

厚い本だね。熱いお湯だね。暑い季節だね。
と使うんだね。

厚い本の「本」は名詞。
熱いお湯の「湯」も名詞。
暑い季節の「季節」も名詞。
名詞の様子を説明する「あつい」は形容詞。

 ぶらぶら、うろうろ 

「ぶらぶら」「うろうろ」ってどうすることかな?
ぶらぶら歩く。うろうろ歩く。
そんな風に使うんだね。

「歩く」は動詞というんだけれど、
どんな風に歩くのか説明しているのが「ぶらぶら」「ふらふら」だね。
動詞をよりわかりやすいように説明しているのが副詞。


副詞、形容詞には、擬態語、擬声語というのがあるよ。
(オノマトペともいうんだよ。)
擬声語とは「ドカン」「ジャージャー」など
音そのものを言葉にしたもの。
擬態語とは「ずっしり」「ふんわり」など
物事の状態を音に例えて表現する言葉にしたもの。
擬声語はカタカナ、擬態語はひらがなであらわすね。

 おもいつけませんでした
「思いつく」ってどんな意味?
そんな会話からはじめます。
「思いつけません」は、思いつくことができない。という意味。



では、この続きは次回ということで。

お母さん、自分を追い込まないようにしましょうね。
先行体験は、子どもをやる気にさせる工夫
お母さんが追い込まれないための工夫です


大好きな桜の時期に行われた講演会での出来事。

会場に入るや否や、薄い桜色のセーターを着たお母さんが
気になりました。明らかに煮詰まっているようすが伺えたからです。

質疑応答のとき、わたしは自分から彼女のそばに歩み寄リ、
「お母様はいかがですか?」とマイクを傾け、
「ちょっと肩に力が入っているように思えますが、大丈夫ですか」
と声をかけました。
すると、彼女の頬からは大粒の涙がボロボロっとこぼれ落ちたのです。

やっぱり・・・。
あーっ、ここにもこんなに苦しんでいるママがいる。わたしの胸も
熱くなりました。

このブログをお読みのママたちの中には、
「子どもなんて親がどんなにやらせようと思ってもダメよ」
「泣くほどじゃないでしょ」
なんて思われる方があるやもしれません。

そう、誰しもそのことはわかっているんです。
でも、塾に通わせるようになると、
カリキュラムはどんどんと消化されていく。
宿題は山のように持って帰ってくる。
わかっていても、いわなければやらない。
ついつい声を荒立てる、親子喧嘩になる。
時間ばかりを費やしてしまう。
その様子を見て、父親は「ダメならやめさせろ!」と極論。

これでは母親も疲れます。
父親が提案してくれるように塾なんてやめさせればいいんですよね。
でも、公立中学校に進むには不安が大きい。
やっぱりやらせなきゃ。やらせるならば中途半端では受験に失敗する。

これじゃ、母が追い込まれるのは当たり前!

わたしは家庭教育として「先行体験を」をお願いしていますが、
それは、このママのように追い込まれないための策です。
幼児期や低学年のうちから「学ぶことの楽しさ」「わくわく感」を
子どもに伝えておくための策です。

それを与えておくと、子どもがある時期、すっと「自分から」と
前向きになってくれるのを知っているからです。


家庭教育が大切!というと、このママのように責任感の強い人は
自分を追い込んでしまいます。
でも、母が辛い思いをすれば、子どもも自然と母の思いを感じるもの。
経験の浅い子どもたちは、そんな母を見て、
「ぼくのせいだ」「わたしのことが嫌いなのね」そんな間違った思いを
感じてしまうことがあるやもしれません。

母もやる気になれて、子どもも前向きになれること。
これが成功への秘訣です。


家庭教育は大切です。
でも、どうか母が追い込まれないように気をつけましょうね。
肩に力が入ってしまいそうなときは、「危険シグナル」を
感じてくださいね。

わたしも、ママが肩に力を入れなくてすむようなメッセージや
もっとわかりやすい、簡単にできる「先行体験」をご紹介できるように
頑張ります。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法10
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法10


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック25ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

組み合わせを考える問題です。

金額に限度をもたせた買い物です。
ここではすでに商品が決まっていますから、コッくんの言っていることと
ムーちゃんの言っていることのどちらが正しいかを考えるに終わりますが、
大切なのは、このドリルを体験したあとです。

ぜひ、これと同じような体験を繰り返すようにしてあげてください。
実際のお買い物では、限度額にあわせて買い物をするには、いろんな組み
合わせを考えねばなりません。

選ばれた組み合わせには、選ばれた理由もあります。
それらを考えることが子どもたちにとっては大切な、大切な体験であり、
机上の学習を助けるためのさまざまな能力を支えるのです。

最初は、限度額を「100円」「200円」程度に設定し、何度もそれを経験
させたら、今度は額を増やして
「今日は野菜を1000円分買いたいんだけど・・・」などと条件を変えていき
ます。

体験の最初に「成功体験」(ほめられる体験)をさせられれば、効果は
必ず出ます。

この方法はわたしが低学年の子どもの能力を伸ばすために実際に使って
いる方法ですから。


次回は「わくわくドリル」28ページからの先行体験です。

成功する「お家力(おうちりょく)」について。絵本編11
1.絵本を使って先行体験 その11


どのページで何を体験できるか!サイトマップ→ こちらから

今日も「アーノルド・ローベル著、ふたりはともだち」を使って
お話を進めさせていただきますね。

今回は、18ページ 絵 から。



 挿絵の右側の時計に注目です!

この時計は何時だろう? 朝かな?夜かな?
そんな声かけからはじめてみてください。
そして、今は何時?と時計を読んでもらいます。

がまくんの世界の時間と今の時間の差を考えるのもいいですし、
午後4時ごろって、あなたは何をしているかな?と聞いてみるの
もいいと思います。

中学受験を考えていらっしゃるなら、時計の針が作る角度にも注目。
また、長い針が「12」をスタートしてから、「12」にもどるまで
1時間かけて360度旅をすること。
でも、短い針は、同じ360度を12時間かけて旅をすること。

そんなことも話せるといいですね。
これは旅人算や時計算の基礎概念を体験することになります。

 挿絵の中央 窓に注目です!

窓の格子はひし形の形を作ってます。
「ひし形」という図形の名称や「ひし形」の特徴(四つの辺の長さが
等しい。向かい合った角度が等しいなど)、どんなものにひし形が
使われているかなど。

急がずに時間をかけて、話したり、見つけたりしていきたいものです。

また、このひし形はいくつか合わせると大きなひし形にもなります。
小さなひし形は4つ合わせたひし形はいくつできるかな?と図形の合成を
体験させるのも面白いですね。

図形を得意にさせるには、ドリルなどの訓練の前に、たくさんの体験を
させてあげることです。

体験を使える知識にするには、体験を思い出し、イメージする、これを
繰り返すことが必要です。

つまり、体験は「先行体験」、繰り返しは「反復練習」です。

 挿絵の窓にかかったカーテン

カーテンは左側にだけかかっています。
この絵を見て、子供は違和感を感じるかもしれません。
「何か変ではないかしら?」そんな声かけからはじめて、子供に自分の
考えを言わせてみましょう。

このとき、意見に成否をつけないようにします。
どんな考えでも、ほめてあげてあげることが大切です。
それが、「自己表現力」の基礎となるのですから。

では、この続きは次回ということで。

算数ができる子を作る先行体験 わくわくドリル活用法9
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法9


わくわくドリル (ACMOOK)
今日はムック23−24ページについて

「わくわくドリル」活用法サイトマップ→こちらから

コップをつかって「見た目」と
実際の違いを知る先行体験です。


コップにはいる水の量は底面積の広さが関係するので、背が高く、
たくさん入りそうでも、思っていたほど入らないことがあります。
また、厚みのあるコップの場合も同じです。

そこで、このドリルを使って体験されたあと、
ぜひ、毎日飲む牛乳やお茶の量を軽量カップを使って量る仕事を
お子さんにお願いしてはどうでしょうか?


「お父さんは牛乳を200mlね」
「お母さんはお茶を200mlね」
あれれ、同じ量なのにコップに入ると牛乳とお茶の高さがちがうよ。

そんな体験を積み重ねることが大切なのですね。



次回は「わくわくドリル」25ページからの先行体験です。