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信じる心
教え子のひとりが上司との関係に悩んでいます。

おれ、ダメかも。今の仕事、やめるかも……。

そんな一文ではじまるメールが来たのは3日前。

小学校低学年から順風満帆だった彼の人生。
秀才、エリート、そんな言葉をほしいままにしてきた彼の挫折です。

60歳の上司とのジェネレーションギャップ。
互いの言葉が通じ合わない。

上司は「語らずとも分かれ、自ら考えろ」と彼を育てようとしているのでしょう。
でも、20代の彼には、言葉のないスキンシップが理解できない。
過敏になった心は上司の言葉や行動を素直に受け止められない。

メールの文面を目で追いながら、背中に冷たいものが走ります。
心臓の鼓動がドンドン速くなります。
弱音など吐くことのない彼が、もがき、苦しんでいます。
上司への愚痴をこぼすのではなく、自分を責めて道を見失っています。

何かが起きたとき、自分に反省点を求めれば成長できるんだからね。
そんなことを教えたのはわたしでした。
彼はそれを守って、上司を責めようとはせず、自分の何が悪いんだ。
何をどう受け止めればいいんだ。と苦しんでいます。

傍に行って話しだけでも聞いてあげたい。
傍に行って大丈夫だと言って楽にさせてあげたい。
でも…、ここはきっと彼が自力で越えねばならない壁なのでしょうね。

速くなる鼓動を感じながら、深呼吸をし、気持ちを静めて返信を打ちます。
「わかった。いつでも心に寄り添っていてあげるから。自分を信じて向き合ってごらん」

メールを打ちながらも、頭によぎるのはあのまぶしいくらい明るかった彼の笑顔。
その笑顔がきっとゆがんでいるんでしょう。
凛として、希望をいっぱいに会社に就職したのに。

わたしの心は迷走します。
こんなとき何もできなくていいの?
このまま放っておいていいの?…と。

バランスを崩しそうになりながら、やっとのことで自分に言い聞かせます。
10歳の彼に感じた可能性を信じよう!
彼という人間を信じて待つしかないんだと。

気がつけばボロボロと涙が流れていました。

こんな経験をしたとき、いつも父親は立派だなあ、と思います。
潔く、自分の育ててきたわが子の可能性を信じることができる。
わたしたち母親のように自分の心を安定させるのにやっと。
迷いながら、フラフラしながら、子どもを信じようとするのではない。

そして、痛感することは、
母とは、子どもにすっと手を差し伸べてやれる時期が一番幸せなのかも知れない。
こうして、信じて見つめていることしかできなくなったとき無力な、情けないものなんだと。

あれから3日。彼の心は今夜も眠れない夜を過ごしているのでしょうか。

算数のできる子を作る わくわく算数ドリル活用法21
<算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法21


わくわくドリル (ACMOOK)

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カレンダーを使って

今日はムック43ページについて

カレンダーは反復練習の宝庫です。
低学年なら
・ある週の日曜日から土曜日までを足してみる。
・ある月の月曜日を縦に足してみる。
・ある月の○曜日を一番大きな数字から小さい数字を引いてみる。
・違う曜日も同じようことをやってみると差が同じになることに
 気づくこともできます。
・偶数・奇数を探してみる。

中学年なら
・ある特定の数字の倍数を探してみる
・2で割れるものを探してみる
・3で割れるものを探してみる、などなど。です。

また、日数計算を反復練習するのにもいいですね。
たとえば、
・○月○日(今日でもよい)から■月■日(運動会など)までは何日ある?
・今日は■月■日の何日前?
というようにですね。

次回は「わくわくドリル」46ページの先行体験についてです。

親とは、こんな思いを共有しているんですよね。
仕事場の近所にナナハン(750cc)のバイクに乗っている青年がいます。

彼は深夜、バイク音をさせて帰ってきます。
ただ、音をさせたまま家に入るのではなく、必ず、路上でエンジンを切り、
バイクを押して家に入ります。
きっと、近所迷惑になるから!と、母にいわれているんでしょうね。

その彼の行動が、母の愛に満たされている彼を感じさせてくれます。

そして、母はというと、
この深夜の静けさの中でそのバイク音を探し当てて、
ほっとしているんだろうなあ、と思うのです。

今夜も今、バイク音が帰ってきました。
ここから朝までが母の安らぎのひと時なのでしょう。

お母さん、お疲れさまでした。おやすみなさい。

算数のできる子を作る わくわく算数ドリル活用法20
<算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法20


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今日はムック42ページについて

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図形の分解、合成

食材を切るとき、図形の分解と分数を同時に体験させてあげます。

たとえば、42ページにもあるように
ハムを円と見立て、「2分の1」に切ってくれるかな」と「2分の1」を
当たり前のように使います。
このとき教えようとせずに、あくまでもハムを2分の1に切る体験から理解
できるようにします。

ハムを2分の1にすれば直径を体験できます。
ハムを4分の1にすれば「おうぎ形」半径、中心角90度を体験できます。

切った後には、「もとの形にもどすにはどうしたらいいかな?」と声をかけ
今度は合成を体験させてあげます。

また、そのほかにも、キュウリ、ニンジンなら円柱を。
ニンジンは円錐も体験できます。
お豆腐は角柱、長方形、直方体の面の数、辺の数、頂点の数、向かい合った
辺の長さが等しいことなどを体験させてあげられます。

キッチンで、ママの「助かるわ、ありがとう」という言葉を聞きながら
切ったり、もどしたりする体験は、お子さんに「楽しさ」や「考える機会」
を与えてくれるお勧めの先行体験です。

次回は「わくわくドリル」43ページの先行体験です。

算数のできる子を作るわくわくドリル、活用法 最初に
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、

「わくわくドリル」活用法 

毎週火曜日または木曜日 週1回 更新


2月4日発売、アスコム出版 ACMOOK)

算数でつまずく。これは受験生にとって致命傷になります。

年中から小3までの子どもには机上より「先行体験」を!
そんな吉本流メソッドを使って今までたくさんの子どもを育成し、送り出してきました。


その具体的な方法を「お母さんの勉強室」という講演会を通して
お話させていただいてきました。が、その場ではわかるけれど、
なかなか実践するのは?というお母さまの声にお応えしたいと
今回、アスコム出版のお力をお借りして、特に算数を意識し、
有名進学塾の先生にもお話をお聞かせいただいて、実践的な先行
体験への架け橋となるドリルを作成しました。

このドリルのひとつの項目をやっていただいたら、それをきっかけに
そこから実践的な先行体験へとコマを進めていただけるようにしました。
先行体験へのきっかけを作る役割をするドリルです。
特に5歳から9歳をお持ちのお母さま、塾へ入れてから苦労をさせない。
そのために、活用してやっていただきたいと思います。
また、算数がちょっと苦手になりかけているお子さんなら、まずは
「わからない」と聞く耳が閉じてしまっている状態を少し開かせるため。
このドリルを活用いただけるとうれしいです。

わたしは、拙著をブログでご紹介するのは苦手なのですが、
このドリルについては、
ちょっとした工夫で、あの教え子が苦しんだ算数のあの問題を克服できる。
これを体験し、会得しておけばあの壁にはつまずかせない!
長年、そのためにいろんな先行体験ができるよういろんな工夫をしてきた、
教え子たちへの思いと経験がこもっております。
ぜひ、活用いただいて、少しでも「算数」で苦しまない。
「算数」を好きになれるきっかけとしていただきたい。
そんな思いから、より効果的な本の活用法を、ブログを通して
ご紹介していこうと考えました。

本日は2月2日。女子は昨日受験した第一志望校の結果が出る日です。
あの手、この手で、机上ではなく、体験を通して学びを与え、
いろんな工夫を施し、成長を見守ってきたかわいい教え子たちに
長年の成果が出る日です。
そして、ご両親と教える側にとっては一番緊張し、一番涙を流す日です。
どんな結果がでてきますか…。
でも、どの結果もその子にとっての最良の結果とすること。
それがその子を支える役割を担った大人の責任だとこころえ、
がんばりたいと思います。
(男子の御三家は明日が発表です・・・ドキドキは明日まで続きますね)

算数のできる子を作る先行体験 わくわくドリル 活用法1
算数のできる子を作る先行体験への架け橋、

「わくわくドリル」活用法1 

できる子を作る3つのポイント


わくわくドリル (ACMOOK)

今日はムック6ページ7ページについて

中学受験をされる、されないに関わらず、

まず、大切なのは、

1、知識を獲得させ、思考力を身につけさせること

これは、学習面、メンタル面の両方についてです。
漢字を知っていることも大切です。
計算ができることも大切です。
考える力も……。

それと同時に、自分がどんなことが好きか!に巡り会うこと、
自分はどんなことが苦手で、どんなときにくずれそうになるか。
また、そんな弱点とどう向き合うのか、
弱点はどう克服すればいいのか、克服しなくていいのか。などなど

そんなことを12歳までに、12歳の範囲で子どもに考えさせること。が
大切です。

そのための最良の方法が先行体験です。


2、学習する習慣、学ぶことは

年齢を問わず大切で、当たり前とすること


このポイントを達成するにはまず、
1の先行体験が「楽しいわくわく体験」でなけばなりません。

そして、「楽しい」という気持ちから「やる気」を引き出すために
先行体験を通し、知識とであったら、それを定着していけるように
工夫してやらねばなりません。

常に、頭を動かす準備ができている状態を作ってやることです。

そして、頭にある知識を即座に取り出せる訓練が必要です。
これは1、「先行体験」とはちがい、反射的にできるように工夫して
あげなければなりません。

そのために必要な方法が
短い時間を使って繰り返し、繰り返し反復すること。
です。

3、メンタル面の育成を積み重ねていくこと

経験値の低い子どもにとってはどんなことでも経験!と考え、
大人が子どもの視線と大人としての視線を持ち、
子どもが自分と対峙できるようサポートしてやること。

これは学校や塾の成績ができる子を育てるのではなく、
社会に出てから、自分をいかせる子という意味でのできる子を
育てる大切なポイントですね。

そのために必要なのは、親が子どもを注目すること。
そっとそばに寄り添って支えること。
ぐっと我慢をして、何も語らず子どもに考えさせること。

です。


次回は「わくわくドリル」8ページからの
算数でつまずかないために必要なこと!
有名私立進学塾の先生に聞く。です。

算数のできる子を作る わくわく算数ドリル活用法19
<算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法19


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今日はムック41ページについて

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図形の特徴を確認し、空間認識を高める

キャラクターの台詞が図形の特徴を表しています。
それを聞いて、図形をイメージし、次に、地図からそれぞれの家を見つけ出す体験ですね。

11日のブログでもお話しましたが、図形ができるようになるには
2つのステップが必要です。
1、体験から図形の特徴や情報などを得て、イメージできるようにすること
2、得たイメージを問題の条件に合わせて動かせるようにすること

です。


この2点を鍛えるための体験をさせる前、させたあとに
「遊び感覚」で、41ページをやらせてあげます。

体験をさせる前なら
お出かけしたときに
「あら、あの建物の屋根って、アー君(このドリルに出てくるキャラクター)のおうちの屋根に似てない?」
そんな会話からスタートし、ポイントの「1」を確認し、お子さんに
アー君の家の屋根の形をイメージする練習をさせてあげます。

体験したあとなら
ドリルを前に
「この屋根って○○の屋根に似てないかな?」と、声をかけ
体験した屋根をイメージする機会にします。

受験をする、しないに関わらず、図形をイメージする力はいろんな能力に
影響を及ぼします。ママと楽しく体験する。その中にちょっとした仕掛けを
盛り込んで「イメージ力」を育ててあげてほしいと思います。

次回は「わくわくドリル」41ページからの先行体験です。

算数のできる子を作る わくわく算数ドリル活用法18
<算数のできる子を作る先行体験への架け橋、
「わくわくドリル」活用法18


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今日はムック40ページについて

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条件に合うよう商品を組み合わせる体験

40ページにある二人の買い物を見て、250円により近いものを選ぶ体験ですね。
この問題が解けたら
「ほかに250円になる組み合わせはないからし?」と声をかけ
新たな組み合わせを考えもらいます。
また、「200円だったらアーくんはいくら多いのかな?」と
声をかけてはどうでしょう?

そして、わくわくドリルで条件付のお買い物になれてきたと感じたら、
スーパーのチラシを使ってお買い物ごっこです。

ここでは手作りのお金をつくると、お子さんはいっそう楽しいと
感じてくれるでしょう。また、真剣に考えようとしてくれるはずです。

スーパーのチラシを広げ、そこをお店の売り場と想定したり、
チラシから商品などを切り抜いて売り場を再現します。

そして、200円で何が買えるか?500円では?消費税はどうしよう?
内税ってなに?
そんな会話を楽しみながら、お子さんは足し算や引き算を頭の中で
練習してくれているはずです。

次回は「わくわくドリル」41ページからの先行体験です。