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「塾の先生のあるひと言」
塾の先生のあるひと言!

カウンセリングをさせていただいていると、

ときどき、他塾の考え方や方針について

意見をもめてられることがあります。

今日もある中学年のお子さんをお持ちのお母さまから

こんなお話がありました。

(個別指導の塾での面談において)

先生が「できる子は先生に対しても敬語をちゃんと使える。
態度もいい。だから…」
とおっしゃった。

我が子は敬語もきちんと話せないような気がする。
先生への態度も…。と

このお話を聞いて、わたしは久しぶりにカッと全身が熱くなりました。

小学3年生、4年生で

きちんと敬語が話せることが「できる子」でしょうか?

先生の言うことに従順に従う子がいい子、できる子でしょうか?


わたしが考える、のびる子ども、できる子どもとは

自由な心でいろんなものを経験し、自分なりに調整をしながら

成長していくものだ
と思っています。

その調整のサポート役を大人が担っていると思っています。

いくら子どもを愛している親でも、

子どもの将来に「これだ!」という確固たるものを与えてあげることは

できないのに、「こうしなさい!」「ああしなさい!」と

「自分でする力」を授ける工夫もせずに、コントロールばかり。

親が安心できる子に!誘導することになってしまいます。


人間の脳についてわかっていることから考えた場合

人間の脳とは「何かを達成したときにカッと前向きになる」ものです。

何かを達成するにはやはり、「自力」が欠かせません。

わたしは「自分でする力」と呼んでいますが、

この力の育成は、親に「待つ」「子どもに合わせる」を強います。

子どもの可能性を信じて、ぐっと踏ん張らねばなりません。


しかし、自分でする力を得た子は必ず伸びていきます。

この力を得た子のご両親は、異口同音におっしゃいます。

「遠回りでもここが大切だったんですね」と。

今、子どもたちは受身学習が主になっていますね。

ですが、どこかでこの「自分でする力」を体験し、

達成感を得られる工夫を与えてあげてほしいのです。

いつかは自分の足で歩き出さねばならない子どもたち!

その日のために、子どもの成長を促すこと!

これが親の役割だと思っています。

そして、その親の姿勢が子どもの学力も能力も伸ばしていくことを

わたしは、いくつもの事例から経験してきました。

大人の安心感を主に考えて子どもと対峙するのではなく

その子が内面から力を出せるよう、「自分でする力」を育成できるよう

その子の本能と向き合いながらサポートしてあげてほしいと
思うのです。

市販教材の活用の仕方 まずは…。
市販教材の活用の仕方、まずは…

★ カウンセリングでのご質問に

「市販の教材はどんなものを買えばいいですか?」というのが

多々あります。
 
その際、お子さんのタイプによって教材をお勧めし、

たとえ同じ教材でもタイプによって使い方に工夫を加え、

お子さんのやる気を引き出せるようにお願いしています。


たとえば、問題をやり、わからない!と投げ出してしまったとき、

 〔簑蠅涼罎慮贏辰任錣らないものはないか?を調べます。
  たずねます。

◆´,僚萢を済ませたら、お子さんのタイプによって

AとBのふたつの方法を提案します。

A → その問題と同じ内容でレベルを下げたものをやらせて

    基礎を確かめてみる。

B → 「もの」を使って、図を描いてなど、イメージできるような

    工夫をし、説明をします。


 AまたはBのやり方で理解が深まったら、

再度、最初に「わからない!」といった問題に挑戦させてみます。


【ここで大切なこと】


■「できなかったらわかるまでやればいいのよ」という気持ちを

持たせ、理解に向けて、いろんな工夫をする!


 今まで学習したテキストやノートを見る習慣もここでつけます。

 最初に 親がこの気持ちをしっかりともって、解けるところまで

 がんばってサポートをしておくと、それが成功体験となって、

 「できないときはできるようにしよう!」と前向きな気持ちが

 芽生えるようになります。

 低学年のお子さんほど、この体験を大切にしてほしいですね。

■1度解けても点にはなりにくい。反復を忘れずに。

 つぎに できない問題が解けるようになった経験を本物にする工夫を

 しておきます。それが反復力です。

 このとき、テストのようにチェックを入れるのはやめてくださいね。

 万が一、やったところができなかったなら
 
 ちょっとショックですが、再び、子どもに考えさせます。

 「せっかく勉強してできるようになったのにね。残念だね。どうしたら

 忘れないようにできるかな?」という具合ですね。

 「さっきやったことがどうしてできないの!」と

 叱ったり、批判したりしないように気をつけます。


では、次回は市販教材を使っての漢字練習の工夫について

お話をさせてください。

 
 

市販教材の使い方。連載のお知らせ
いつも吉本笑子「なになにブログ」をお読みいただき

ありがとうございます。

以前、「市販教材の使い方」をカウンセリング日記の中で

ご紹介するとお伝えしましたが、


「漢字まるごと音読帳」の活用法が最終回となりましたので、

次週より、「予定しておりました「学習モードの語彙」の使い方と

市販教材の使い方」をあわせてご紹介したいと思います。


お子さんとの楽しい会話とお子さんの更なる語彙力アップに、

活用いただければうれしく思います。


花マル笑子塾 blogスタッフ 

女子学院 入試問題  社会 (非正規労働者)
サンデーショックの今年、

女子学院 入試問題 社会 に

「非正規労働者」についての問題がでました。

■「企業が進めてきた正社員の削減と、パートや派遣など正社員として

扱わない(非正規の)労働者の増加がかえって生産の・・・」

という本文に対して、

● 「なぜ企業はこのようなことを行ったと思いますか

非正規の動労者の都合でやめさせやすい、という理由の他に

正社員と非正規の労働者との違いに注目して簡潔に答えなさい」

という問いが用意されていました。

解答として考えられるのは「賃金の安さ」でしょうか。

それを「理由を」という課題にあわせて答えればいいと思います。

わたしはこれだけ報道されているので、

もしや?と考え、受験直前の1月になってから、この問題を取り上げていました。


このブログをお読みの方の中には、

「子どもなのに、こんなに難しいことを!」と

お考えになる方もいらっしゃることでしょう。

確かに、小学生には難しいことかもしれませんね。

ただ、子どもたちが受験勉強を通してではありますが、

社会に関心をもち、彼らにとって「歴史」になるできごとを、

きちんと捉え理解できている。

と考えれば、彼らはとてもよい勉強をしているのではないか?

と思うのです。

これからの社会は日々先進を求められるでしょう。

その変化は、変化にとどまらず、転換へと向かっていると感じるのです。

そんな時代を迎え撃つ彼らにとって、

今まで先人が経験したことに照らし合わせてものごとを考えるというより

「歴史」に照らしあわせ、「真理」を追究する力が求められるのでは?

と考えています。

子たちにひとつの知識を覚えさせることも大切でしょう。

ですが、わたしは、次世代として社会で使えるツールやその使い方を

伝えておくことも「次へ繋ぐ」大人として大切な役割だと思っています。

難しいことばでなくても、親がわかりやすく、

状況を伝えてあげ、親子でいろいろ話し合っておくだけでよいと思うのです。


これからの日本で

どんなことが起こるか想像できない状況ですが、

子どもたちと、そして母たちと語りあっておきたいと思っています。