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子どもへのことば「すべてのものに居場所がある」
怒り「うちの子はかたづけができなくて困っています」
 
カウンセリングで母がよく口にすることばです。

子どもたちもかたずけることの必要性はわかっています。

でも、「かたづけなさい!」といわれても、

わかっちゃいるけどできません!というのが

子どもたちです。



長期間のヨーロッパ赴任から帰った母がいいました。

「シンプルがいちばんです。

長く北欧にすんで学んだことは、

すべてのモノには居場所があるということです。」


彼女は続けます。

「その居場所にいけば、

いつもそれがある。そんな躾けがいいですよね」


すべてのモノには居場所がある


「ことば」とは不思議なもので、

すーっと心に沁み込んでくる「ことば」と、

いくら上手に説明をされても、

心に沁み込んでこない「ことば」があります。

その判断を、最も厳しく、明確に下すのが

子どもたちだと思っています。

その子どもたちも、

この「ことば」は受け入れてくれるだろうと思います。


すべてのモノには居場所がある…

だから、使ったらその居場所にもどしてあげませんか。と、

やさしく言い続ければ、

子どもたちもかたづけてみようかな。と思ってくれると

思うのです。


そして、同時に彼らに「シンプルに生きること」の

大切さも教えてくれのではないでしょうか。


また、彼らが大人になることには、

すべてのモノに居場所があるように、

すべてのヒトにもふさわしい居場所があることをも

気がついてくれるのではないでしょうか。



彼らは自分にふさわしい居場所を見つけ、

そこに集う自分と周りの人を大切にする…

そんな豊かな人生を歩いてくれるのではないかな、

と思っています。


当たり前の怖さ「頼ることと甘えることの違い」
昨日、ご相談にいらしたお母さまが開口一番、

びっくり「今の塾のやり方が合わないようで、点数が伸びません」

びっくり「先生のところでお世話をしていただけませんか」

と、おっしゃいました。


お母さんがずっといろいろと悩まれていたに違いありません。


そこで、今通っている塾さん指導方針をお聞きしました。

お母さんの思いとは裏腹に

お子さんのことをよく考えた、

深い愛情を感じさせる指導だと感心しました。


同業社として、今の担当の先生と同様に

お子さんに心をこめて指導をしてくださる塾は

それほど多くはないとも感じました。


でも、お母さんは

ショック「もう1年以上も通っているのに

家では勉強できないんです。ひとりでできないと

いけない年齢だと思うんですけど」

「点数も伸びません」とおっしゃいます。


小5の男の子の多くは、自分から勉強するのは苦手な子が

多いのではないでしょうか。

「◎◎やったの?」「◎◎やりなさい」

という母の掛け声で動き出す日々だと思います。


でも、お母さんの不安は収まりません。

「点数が伸びないんです」
「◎◎と▽▽を毎日やっているのに、こんなミスをしています」
とおっしゃいます。


答案を拝見すると、

どうやら、点数を取ることに

かなりの意識が使われているように思えました。

自信がないんですね。

「悪い点数だったらどうしよう!」
「間違えたらどうしよう」

そんなことを考えながらテストを受けているのだと思います。



塾の先生は、そこもよくわかっていらしゃるようで、

まずはその気持ちの立て直そうとされているようで、

宿題の量にもその工夫が伺えました。


また、苦手意識の壁がすっと抜けたときのために

コツコツと基礎学習をさせてくれているのもわかりました。


結果がでるには時間がかかるかもしれませんが、

塾の先生は、お母さんに「不安だ!」と思われながらも、

粛々とお子さんのために先々を考えた指導を

されているようでした。

なんとも素晴らしい先生だと想いました。



冷静にテスト結果を見てみると、

実は、ここ半年、本当に少しずつですが、

お子さんの状態は

良くなってきていることがわかってきました。

拍手先生の指導方針やお気持ちがわかり、

お母さんも冷静さを取り戻され、

先生との距離が近すぎたかもしれない。

愛情ある先生の指導が

当たり前のようになってしまっていたかもしれない。と

気づかれたようでした。


特に、個別指導や少人数の指導は

指導する側が熱心に関われば関わるほど、

それが当たり前になってしまう危険性がありますからね。


2か月後にまた、お会いすることにしましたあ。

今後どのように変化されるか、

また、ご紹介したいと思います。