<< February 2016 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>
Archives
NHK朝ドラ「朝が来た」に学ぶ
NHK朝ドラ「朝が来た」のはつ(宮崎あおい)さんの言葉に

みかんの木の話がありました。
ミカン

(和歌山の)山にみかんの木があります。

その中には立派なものもあれば、

細いものもある。

立派な木はいいみかんができる。

でも…

天気が悪くなり、海からひどい風がふいたとき、

最初に折れるのは、頑丈そうな立派な木。

細い木の方は、風にあおられながら

ふらふらしているけれど、

嵐のあと、また実をつける。


太くて丈夫そうな木を子どもに例えるなら、

なんでもよくできる子ほど、

いろんなものを受け止めている。

太くて丈夫だからこそ

いなすこともできず、

その風を受け止めていかなければならない。

子どもの年齢が低くとも、

親はそのプレッシャーのようなものを

気づけないこともあるでしょう。


逆に細い木は、

自分に納得のできないものは

真正面から受け止めず、

いなしていく力がある。

失敗を繰り返しながらも、

いなす力を備えて大きく成長していく。

そして、その経験をいかして、

新たな実をつける。

この失敗を繰り返して、

経験をいかして、

こんな子育てが大切なのではないでしょうか。


中学受験の場合、

子どもたちは経験値が低い。

また、テストで自分をはかるという生活が続きます。

親御さんがよい点数をとって安心したい気持ちはわかりますが、

(わたしたちも同じですからね)

テストのでよい点を取ったからと言って、

受験に合格するという保証もなければ、

社会でてよい人生が送れるという保証もない。

子どもたちの今をみかんの木にたとえるなら、

その幹はまだまだ細い。

だからこそ、点数に一喜一憂せず、

すべてを経験として受け止め、

子どもの成長に活かす工夫をしてあげてほしいと思います。



テストの点数ではなく、

それまでの学習プロセスをふりかえり、

こうすればこんな力がついたね。

ここはまだ理解が浅いね。

次のテストまでにどんな策を講じようか!

なんて工夫を提案してあげてはいかがでしょうか。

中学受験を活用する前に
今から、十数年前に

成績の良い子が増え始めたころ。

その子たちの得意とする科目は、

どの時期に、どんなきっかけで

土台ができたのか調査したことがありました。


彼らが小6受験生で

御三家と呼ばれる学校を狙っていたこともあり、


.謄好畔拔でがんばったから。

⊆験勉強でいろんなことを学んだから。

試験がなければ、こんなに勉強できなかったよ。

ぜ験をしてよかったと思う。


というような回答が返ってくるだろうと思っていました。

確かに多くの生徒はい氾えました。

生徒の中には、漢字や単語などが覚えられたのは

受験やテストのおかげだ、という子もいました。

これはにあたります。

しかし、,鉢△魏鹽に選んだ子は想像以上に少なかったのです。


調査の結果、彼らの得意科目はなんと

受験を意識しない年代から積み上げられた

無欲な興味からはじまったもの
が多かったとわかりました。

つまり「長い間、好きでコツコツと興味をもってきたこと」

「面白いと思ったこと」

「過去に『できた』と思ったり、ほめられた経験から」などでした。


そのときはとても驚きましたが、

今地歴などの親子講座を通して考えると、

とても当たり前だと思います。

つまり「ローマは1日して成らず」なのです。


受験を意識しない時期は、

親子の時間がとてもゆったりと流れ、

濃密な時期でもあります。

その時期に、未来のために

ちょっと工夫しておくことの大切さを

ぜひわかってください。


お父さん、お母さんに常に心掛けておいてほしいことは

いつから塾に通わせることではなく、


必要な時に、必要なものを与え、

お子さんの好奇心を刺激するようにすること


モチベーションが下がらないようにすること

それにはお子さんの様子をよく観察してあげてほしいと思うのです。


小学校高学年になって、

必要ならば塾に通うのも良いでしょう。

受験という目的を持たせるのも良いと思います。

しかし、すべての機会を子供たちが

自分と向き合う機会として活用してほしいのです。


このブログやHPなどで

そのための工夫をご紹介していきたいと思っています。

中学受験
今年も中学受験が終わりました。

わたしの開講する地歴講座を受講してくださった生徒さんからは

続々と朗報が届いております。

塾でも頑張ってくださったんでしょうね。

お疲れ様でした。

ただ、中には当然、少し残念だった結果もあるはずです。

ですが、ここでの合格が○、残念だった結果が×とはいえません。

通塾が3年も続けば、

テストがあるたびに点数を見ては、

良かった、悪かったと言って終わる生活が続きます。

いろんなことが点数で推し量られることに

なれてしまっているかもしれません。


もちろん、中学受験には良いこともたくさんあります。

ですが、この点数で学びの成果をはかる習慣からは

1日も早く脱してほしいと思っています。


お母さまの中には、

第一志望に合格できなかったことを悔やんでいらっしゃる方も

いらっしゃるはずです。

つぎのメールもその一例です。

笑子先生

はじめまして。

わたくしは都内に住むTと申します。

先生の教え子さんのBさんのお友達です。

わたしが仕事をしているため、

先生の指導を受ける機会を逃してしまいました。

娘はBさんと同じ今年中学受験を終えました。

小4でS○○○Xに入塾。

小4の終わりから個別指導を週1回受けました。

偏差値52から最終は63まで伸ばすことができました。

しかし、2月1日の志望校には不合格でした。

Bさんは見事合格されたことはご存じだと思いますが、

そのBさんからお嬢さんが進学校を迷っていることを

相談したら吉本先生は

「その子にあっていない学校だっと思ったら、

合格はもらったけれど、

第二志望に本人が行きたいならそれを優先してください。」

と言われたと聞きました。

わたしの場合もそう考えたいのです。

でも、Bさんが合格されたと聞くと、

娘の受験は失敗だったと思えてしまい、

どうしても壁に突き当たってしまいます。

Bさんに誘われたとき先生のところを訪れていれば、

と悔やまれてなりません。

この壁を乗り越える策を教えていただけないでしょうか。


…以上文面は個人名など以外はそのままです。



ご連絡ありがとうございます。

たしかに、わたしたち指導側にとっては、

第一志望に合格することは大切です。

ただし、それは指導する側の責任としてです。

年長から指導を担当させていただいている生徒さんは

無事全員第一志望に進学しますが、

もし、誰かが不合格をもらったとして、

その子が満足げであれば、それでよいのです。

受験とはそのようにとらえなければいけないと思っています。

ただ、そこには、その子に、

この受験でこれから学んでいくうえで必要な

実力をつけられたということと

その子にあった勉強の仕方が身につけられたのが

成果としてわかるからだと思います。


ご相談者の場合、

まずは入塾の段階で50を超えていらっしゃいます。

これはそれまでの基礎学習が身についていらっしゃる上

とても聡明なお子さんだとわかります。

そして、受験勉強をしながら偏差値が伸びていますね。

数字にしてしまうと簡単ですが、

皆が勉強をしている中で、数字を伸ばすのは大変なことです。

指導してくださった個別指導の先生のお力だと思います。

テクにクックだけで10ポイント伸ばすことはできるかもしれません。

でも、送ってくださったデータを拝見していると、

そうではないようです。

そこには先生のお嬢さんを思う愛情があったはずです。

愛情をもって接してくださったということは、

お嬢さんも必ずや得るものが多かったはずです。


わたくしにご相談いただいたことは大変うれしく思います。

しかし、かじ取り役が多すぎるのはよくありません。

わたし自身、お子さんをお預りするかどうかを考える際、

もし、そのお子さんにわたし以外に

たくさんのかじ取り役の先生がいらっしゃたとしたら

身を引きます。


なぜなら、かじ取り役が多いと迷うのはお子さんですからね。

どんなときも「お子さんのため」を第一に考えることが

大切にしているからです。


相談者さんの場合、

愛情をかけてお嬢さんと関わってくださった先生たちは、

お嬢さんについての良質の情報をもっていらっしゃるはずです。

どうかそれを大切になさってください。

安易に「失敗した」などとおっしゃっることの無いように

お気を付けくださいね。そんなことは絶対にないと思いますが。


お嬢さんの中学受験でのご健闘に感服し、

中学生になられたお嬢さんとの充実した日々を送られますことを

お祈りしております。